ビオラ苗の植付け

 冬の寒さが本格化する前に、夏の草花から冬春の草花への入替えを終らせる必要がある。そのため、少しずつ鉢植えの植替えを進めてきたのだが、今日は最後に残ったカリブラコアとマリーゴールドをビオラに植え替える作業を行った。

 今後、気に入った苗が見つかれば追加で植え付けることもあるかも知れないが、冬を迎える園芸準備は、これで一応は終了した。

準備したもの

 準備したものは写真のとおり。ハンギングバスケットは今日までカリブラコアとマリーゴールドを植えていたもの。テラコッタのコンテテナは空き家のまましばらく放置していたものだ。

【準備したもの】

  • テラコッタのコンテナ  1
  • ハンギングバスケット  2
  • ビオラの苗       4
  • 鉢底炭
  • 培養土(元肥入り)

 鉢底網を適当な大きさにカットして鉢の底に敷き、その上に鉢底炭を薄く敷き詰めて、さらに薄く培養土を入れる。鉢底炭を入れた状態の写真を撮り忘れたので、上の写真は培養土を一部どかして鉢底炭をみえる状態にして撮影したものである。

 最初の写真で撮り忘れたが、元肥を追加した。私が愛用しているのは住友化学園芸のこの肥料である。培養土は元肥入りなので不要なのだが、この先追肥の心配をしなくてよくなるので、今回は入れてみた。

 苗を配置して、周りに土を入れたら鉢の縁に近いところに元肥をばらまいて割り箸でついて土に混ぜこむ。土を締めるために行う作業を少しだけ念入りにすればよいのである。

 飾りたい場所に配置して、たっぷりと水を遣れば作業は完了である。植付けと同時に、花柄摘みも行っておく。テラコッタの鉢と花色がマッチしてなかなか良い仕上がりだと思う。小振りのコンテナなので、葉物も入れずに同じ花色のビオラ二株だけでまとめてみた。

 二つのハンギングバスケットも同様に植付けを行った。ハンギングバスケットに一株ずつ植えた苗は二つとも花色に特色があって、どちらもおもしろい株である。

 この株は、紫のグラデーションが美しく、わずかにフリルがかかっていて、これまで見たことのない美しさだ。安価な苗を購入したのだが、初夏まで咲き続けてくれるはずだ。

 こちらの株は一株で紫、黄色、薄紫から薄黄色のグラデーションと複数の色を持った花を咲かせる。このような苗は、以前からあったように思うが、ここまで色の幅が多いのは初めて見たように思う。これも気に入って購入してきたものだ。季節が進んで気温が下がってくると、また違う姿を見せてくれるはずだ。

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原種系チューリップ球根の植付け

 園芸のYouTubeで原種系チューリップが毎年咲いておすすめと知って、早速量販店で仕入れて来た。買おうと思って出かけたのではなく、毎週家内と行く買物先で見つけたので購入したのである。たしかに、「植えっぱなしで翌年も咲く!」と書かれている。

購入してきたチューリップの球根

 最後に残っていた球根。複数の品種がミックスされたものだ。最後の一袋だったので、選択の余地はなかった。

品種の説明入り

 きちんと品種の説明が入っているので、咲いた花の品種を確認することができそうだ。早速植付けていく。

 我が家の狭い庭の半分は家庭菜園にしているので、園芸用の植物を植える場所が少ない。庭に植えるか、玄関花壇に植えるか、しばらく迷った末に先日仕立て直したつる薔薇の株元に植えることにする。

 これまで、薔薇の株元には薔薇の肥料をやるようにしてきたのだが、今年は他の場所と同じ肥料を施すことにした。ちなみに、千日紅が旺盛に育って途切れなく花を付け続けている。花柄を摘んだ記憶もないから、放任でここまで育ったのである。千日紅は、去年コンテナに植えてみるまでは根拠なく敬遠してきたのだが、こうして花壇に植えてみると大変素晴しいことに気付かされた。毎年植える草花のベースを変える必要はないが、こうして違う品種を加えてみると、新しい発見があるので面白い。

 私が使っているのは、住友化学園芸のマイガーデン元肥用である。一年間効くというのが気に入っている。しばらく使っているが、きちんと一年間効いているようなので、薔薇にも使うことにしたのである。

 園芸用品は、どんなものも薔薇用を謳うだけでニ、三割は割高になるので、花用の肥料なら本当はどれを使っても問題ないのである。(と思う。)

 球根を植付けた状態。と言っても、球根を植えた後だから見ても判らないだろう。実は、この場所だけでは狭すぎて植えきれず、写真の左側、クリスマスローズの葉がかぶっている部分にも何球か植え付けた。(この後、水を遣ったのだが水を遣った後の写真はありません。)

 今年は球根をたくさん植えたので、来年はいつもと違う花壇やコンテナ寄せ植えが楽しめることだろう。

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寄せ植えの植替え

 立冬を過ぎたので、暦の上では昨日から冬である。体感的には、まだ晩秋のようだが、冬は着実に近づいている。ペチュニアやカリブラコアなどの夏の花はまだ咲き続けているけれども、本格的な寒さがやってくる前に植替えを行って、次に植える草花の根を張らせておく必要がある。

 というわけで、先週に引き続き、今週も寄せ植えの植替えを行った。

【用意したもの】

  • パンジーの苗      1株
  • ビオラの苗       3株
  • ガーデンシクラメンの苗 1株
  • ハンギングバスケット  1
  • コンテナ寄植え     1
  • 培養土(土が足りなくなったときのため)

 最初に、古くなった夏の草花を取り除く。初雪葛(はつゆきかずら)は冬の寄せ植えにも使うので、そのまま残しておく。古い植物の根がコンテナ深くまで張っているので、スコップで土を混ぜながら、残っている根を取り除く。古い根は完璧に取ることはできないので、ある程度根が固まっている部分を取除けば、それで問題ない。

 鉢底石が入っている場合は、石までかき混ぜてしまわないように加減が必要だ。

 植付ける前に、苗をポットのまま仮置きして出来上がりをイメージする。もう一株くらい植えたい感じだが、株が育ってくれば隙間が埋まってよい感じになるはずだ。

 こちらは、二株植えればちょうどよい感じだろう。寄せ植えは、ぎゅうぎゅうにたくさん植えれば見栄えが良くなることは判っているのだが、たくさん苗を買うには、たくさんお金が必要になるので、そこは財布と相談して楽しめばよいと思っている。毎年、この大きさのバスケットには一株ずつ植えていたので、これでも今年は少しだけ奮発したのである。

 春にやった肥料がまだ効いているはずだから、今回の植替えでは元肥は施さなかった。

 上の写真のコンテナには、この後、百円ショップで買ってきた原種系チューリップの球根を4球追加しておいた。これもちょっとした愉しみ。

 冬の寄せ植えは成長が遅いから、もう一株ずつ植えても大丈夫だったと思う。

 所定の場所に置いて、たっぷりと水を遣れば植替え作業の終了である。苗に咲き終った花が付いていたから、花柄摘みもついでにやっておいた。

 伸びすぎた初雪葛を切り詰めたものを挿し穂として、ハンギングバスケットに挿してみた。季節外れだから根付くかどうかわからないが、どうせ捨てるものだから駄目でもともとである。垂れ下がる葉があると見栄えが良くなるので、一本でも付いたら良いのだが。

クリスマスローズの植替え

 11月の初めにクリスマスローズの植替えを行った。去年購入してそのたままになっていた開花株を、大きめの植木鉢に植替えたのである。クリスマスローズの植替え適期は10月から11月の間だ。

 用意したのは、上の写真のとおり。余っていた植木鉢、培養土、鉢底炭、鉢底網、そしてクリスマスローズである。

 鉢底網を入れて、その上に鉢底炭を入れる。鉢底石は使わない主義なのだが、底の深い大きな鉢を使うので、水はけのために2~3cm鉢底炭を入れてみた。最近ホームセンターで見付けたもので、植物のために炭は良い効果があるのではないかと思う。鉢底網は余ったものを使用したので、妙な形になっている。

 土を入れるための用具があると便利である。私が使っている土入れは百円ショップ「ダイソー」で入手したもので、大小二種類セットになっていたものだ。

 鉢底炭の上に、途中まで土を入れる。

 クリスマスローズの根鉢を購入した時の鉢から取り出す。プラスチックか塩化ビニールかのようなポットに植わっていたので、周囲を軽く揉んで逆さにすると簡単に取り出すことができた。言うまでもないことだが、苗を持って引っ張ってはいけない。

 植木鉢に入れてみて、程よい高さになっているか確認する。2~3cmのウォータースペースが確保できればOKだ。今回は高さが足りなかったので、一度苗をどかしてから土を足して高さを調整した。

 土入れで根鉢の周りに培養土を入れていく。土を入れたら、割り箸のようなもので、新しく入れた培養土に差し込んで土をなじませる。土が沈んだら、培養土を足して、新しい土の高さが根鉢の肩のところまで来るようにする。

 根鉢を外した時にこぼれ落ちてしまったクリスマスローズの苗があったので、手持ちの小さな鉢に同様に植えることにした。

 植替えた株を定位置に置いて、たっぷりと水を遣れば本日の作業は終了である。

 来年の春に美しい花を咲かせてくれると良いのだが。

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ボンザマーガレットが枯れた

 昨年植えて、冬を越したボンザマーガレットが、枯れあがってきたので処分した。今年は朝晩も暑い日が続いていたのだが、昨日は午前中しのぎやすい陽気だったので、何とか株の処分を行うことができた。

枯れあがってきたボンザマーガレット(2020年8月16日撮影)

 これは虫害を受けたらしいのを、薬剤を使って復活させた株である。夏の暑さのために十分に目をかけられずにいた間に、同じ症状が出て、本格的に枯れてしまった。再び薬剤で処理することも考えたのだが、今回は土ごと入れ替えることにした。

土を出して水洗いしたプランター(2020年8月23日撮影)

 プランターは中の土を全て出して水洗いした。このまま、しばらくおいてから新しい土で寄せ植えを作る予定だ。

 寄せ植えの場合、次々と新しい苗を植えるため、長く同じ土を使いまわす傾向にあるので、たまには土を入れ替える必要がある。一年草の寄せ植えは、苗の入替え時に堆肥を足して土を混ぜることができるのだが、多年草を植えたプランターはそうもいかない。

 古い土は、植物の生育を阻害する細菌が増殖していたり、害虫がひそんでいたり、植物の生育に必要な栄養素が失われていたりする可能性が高い。土の団粒構造が壊れて、水はけが悪くなっている可能性もある。だから、定期的に土を入れ替える必要があるのだ。

 今回は良い機会だったと考えるべきだろう。

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ガジュマルの植替え

 梅雨明け最初の作業は、ガジュマルの植替えだ。去年、小さな鉢植えのガジュマルを手に入れて、冬の間は出窓で寒さに当てないようにしておいたものだ。暖かくなってから、外に出したら、梅雨の間に急に成長して大きくなった。

鉢底から根が出たガジュマル(2020年8月2日撮影)

 梅雨明け最初の日曜に、ガジュマルの根が鉢底から長く伸びていることに気付いた。鉢に不釣り合いなほど枝葉が伸びているとは思っていたが、土の量が足りなかったようだ。

 早速植え替えることにする。鉢は余っていたものだ。5号鉢程度の大きさで、いつか百円ショップで購入したものだったと思う。もう少し小さなものにしたかったのだが、これが最も小さな鉢であった。冬になって部屋に入れる時に大きすぎて困るような気もするが、ガジュマルは成長が旺盛だから、結構これで良いのかも知れない。

 寒くなったら、一回り小さな鉢に植替えて部屋に入れるという選択肢もある。(その時考えます。)

 最初に鉢底網を入れる。虫の侵入と土の流出を防ぐために鉢底網は忘れずに入れるようにします。

 私は鉢底石は使わない。特に小さな鉢の場合、入れられる土の量が減ってしまうからだ。作業としては、少量土を入れて、古い鉢から外したガジュマルの伸びすぎた根を切り、古い鉢底石を取り除いたら、この上に置いて高さを確認し、問題なければ周囲に土を入れていく。用土は市販の培養土を使用した。

 植替えの終った状況。根を切った後は水を吸い上げる能力が減っているはずなので、地上部も整理する。見た目が良くなるように伸びすぎた枝を適当に切れば大丈夫だ。

 これで、最後に水をやって植替えは完了だ。

青枯病?

 インターネットで調べてみた結果、トマトが萎れたのは青枯病(あおがれびょう)が原因ではないかという結論に至った。連作により土中の細菌のバランスが崩れることが原因の一つとされているようだ。雨が多く土壌が多湿であったことも、病原菌が繁殖する原因となったのかも知れない。

萎れてしまったトマト(2020年7月12日撮影)

 とりあえず、次の休日には株を抜きさって処分することとしたい。

 来年、野菜を植える前に、堆肥を投入して土をよく耕し、同じ場所にトマトを植えないようにしなければならない。接木苗を選ぶのも良いらしい。

 これも初めての経験だ。

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ラチスフェンスをアルミフェンスに交換する

 家を建てた頃に、目隠しと雰囲気造りを兼ねて、敷地の外周に木製のラチスをたくさん設置した。それが時を経て腐ってしまったので、暑くなる前に駄目になったものを撤去したのである。

 本来、ラチスフェンスのような木製品は、定期的な塗装が必要だ。できれば毎年、少なくとも3年に一度は全て取り外して塗装する必要があるのだが、横着者の私はそれをおこたってラチスフェンスを腐らせてしまったのである。

撤去したラチスフェンスが写っている写真

 撤去したラチスフェンスは、薔薇の奥に写っている右側の2枚。一番右のラチスフェンスは、中のラチス部分が外れてしまっているのが判るだろう。ラチスフェンスに物が掛けられなくなってしまったのが今回の作業の発端である。ちなみに咲いているのは、ピエール・ド・ロンサール。この他に2枚を撤去したが、そちらは写真が残っていない。

 今回は、作業が大変だったので写真を撮っている余裕がなかった。だから、写真は有り合わせのものになっている。

【今回の作業】

  • アルミフェンスの購入(2枚)
  • 腐ってしまったラチスフェンスの撤去(4枚)
  • 撤去したラチスフェンスの解体ごみ出し
  • 購入してきたアルミフェンスの取り付け(2枚)

 新しく取り付けるアルミフェンスをホームセンターで購入してくる。

 ステンレス製の針金で止めてあったラチスを撤去し、駐車場へ運ぶ。ラチスフェンスは、付ける時は簡単だった記憶があるが、捨てるのは大変である。このまま捨てることも可能だが、粗大ごみになって、環境センターまで持ち込む手間と余分な費用がかかるので、市指定のごみ袋に収めて可燃物として捨てることにする。太い部材は私がノコギリでごみ袋に入る大きさにカットし、ラチス部分は家内がパキパキ折ってくれた。劣化していたので、ここだけは比較的簡単だった。そして、用意しておいたアルミフェンスを設置する。

 ここまで夫婦二人で4時間。かなりくたびれました。まあ、設置したころはまだ若かったから、体力的に余裕があった、というだけのことかも知れませんが。

設置したアルミフェンス(2枚)

 種明かしをすると(御覧になれば判るかも知れないが)、これは普通のアルミフェンスである。横に付けるべきものを縦に設置した。本来の設置方法と異なるので、固定用の部材などは存在しないから、既存のアルミフェンスにステンレスの針金で固定したものだ。ちょっとみたところ、アルミフェンスを縦に付けたとは判らないのではないだろうか。なかなかクールである。これならメンテナンスフリー。ペンキ塗りも撤去も廃棄も必要ない。

 また、必要なものが掛けられるようになった。この場所には散水用のホースやシャベル、ほうきなどをぶら下げておくことにしている。

 そのうち、花など掛けてみようと思っている。

 まだ残っているラチスは、まだ使えるので駄目になったら少しずつ廃棄するつもりである。

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