ストックの切戻し

11月下旬に作った寄せ植えに入れたストック。二月にわたり、咲き続けていたストックだが、花がしおれてきたので切戻しを行った。

切戻し前(2022年1月30日撮影)
花がしおれている(2022年1月30日撮影)

 同じ姿で咲き続けること二箇月。花の姿が大分くたびれてきた。花茎も右側に傾いてしまっている。

下方に蕾発見(2022年1月30日撮影)

 よく見ると、株本付近に脇芽らしきものができているのを発見。蕾のようにも見えるが、おそらく脇芽だろう。ストックは久し振りに植えるので判別できないのである。

見付けた蕾の真上で切戻し(20222年1月30日撮影)

 脇芽?のすぐ上で切戻し。これから脇芽が伸びて、二番花を楽しむことができるだろうか。

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金魚草のその後

 正月三日に金魚草の蕾が膨らんできたのに気付いてから、おおよそ二週間が経って、いよいよ二回目の開花が近づいてきた。

 最初に咲いた花は、農家が育てたときに付いていた蕾が咲いたもの。これから咲く花は我が家に来てからついた花芽が育ったもの。だから、これから咲く花こそが、本当の意味で我が育てて咲かせた花になるわけだ。

金魚草のある寄せ植え(2022年1月16日撮影)

 金魚草を入れた寄せ植えは、アネモネの葉が勢い良く育って、今年もパンジー、ビオラの花を覆い隠してしまいそうである。いったんアネモネに隠れて見えなくなってしまっても、パンジー、ビオラも暖かくなれば勢いを盛り返してバランスよくなるはずだ。

 金魚草は草丈が高いのでアネモネに隠れてしまうことはなさそうだが、どうなるだろうか。

金魚草の蕾(2022年1月16日撮影)

 寒さに負けずに瑞々(みずみず)しい葉を拡げて、その中心のピンクの蕾が今にも花開きそうである。金魚草は、冬の間花のない期間が生じてしまうから単独で植えると寂しいかもしれないけれども、花の途切れないビオラなどと寄せ植えにすると、変化が楽しめてなかなか良いと思う。これまで、ビオラばかり植えてきたけれども、冬の寄せ植えのいろいろなバリエーションが楽しめるものである。

金魚草の蕾(2022年1月16日撮影)

 勿論、花芽は一つだけではない。うまくいけば、株を埋め尽くすほどの花を咲かせるのではないかと期待している。

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金魚草の二度目の花が咲きそうだ

 寄せ植えを作ったときに咲いていた花が終り、花のない状態となっていた金魚草だが、新しく付いた蕾が膨らんで、二度目の開花が近づいてきた。

金魚草(2022年1月2日撮影)

 最初の開花は、苗を育てた方が付けた蕾が開いただけのことであるから、本当の意味で私が咲かせた花ではない。しかし、我が家に迎えてからついた蕾が咲けば、これは私が咲かせた花である。三色植えた金魚草のどれもが最初の開花を終え、蕾が順調に育っている。

金魚草の蕾(2022年1月2日撮影)

 蕾が膨らみ、色付いてきた部分がある。この数日の厳寒にも全く影響を受けていないようだ。陽当りの悪い北側の玄関前に置いた鉢植え。一日に2時間程度しか陽が当らないような環境である。それでも、いじけることなく素直に育っている。金魚草は冬の花壇や鉢植えに本当におすすめだ。

金魚草の蕾(2022年1月2日撮影)

 こちらにも、色付き始めた蕾がある。近く株全体を花が覆うように咲き誇ることであろう。

 この季節のガーデニングは、楽して楽しむことができるのでおすすめである。苗を植える時期を逃してしまった方は、鉢植えを購入してきて玄関先に置いてみると良い。たった一つの鉢植えでも、文字どおり人生に花を添えてくれるはずである。

ガーデン・シクラメンの蕾が上がってきた

 雑煮を食べ、正月気分のままふらりと玄関を出て花壇を見る。独特の模様を持ったガーデン・シクラメンの葉が美しい。元気そうである。と、その葉の間に蕾が上がってきていることに気付いた。

ガーデン・シクラメン(2022年1月2日撮影)

 猛暑の間、地上部が枯れて消滅してしまったかと思ったこともあったガーデン・シクラメンだけれども、いつしか再び葉を展開して、寒さをものともせずに花壇の一角を占めていたものである。健康そうな葉を拡げているから、そのうち花も咲くだろうと思っていたのだが、私の気付かぬうちにしっかりと準備を進めていたらしい。

ガーデン・シクラメンの蕾(2022年1月2日撮影)

 間違いない。蕾がいくつか準備されている。これがさらに膨らんで花茎を伸ばし素朴な花を咲かせるはずである。

 日頃、季節の移ろいを感じ取りにくい生活を送っていても、庭の草木を見れば彼らが健気に命のいとなみをおくり、巡りくる季節を敏感に感じ取って規則正しく生きていることを感じることができる。

 

厳冬の中の草花

 日本列島が寒気に包まれている。私の暮している埼玉県でも最低気温が氷点下5度になったらしい。早朝に出窓のアルミサッシを確認したら、結露が凍り付いているほどであった。

真冬の薔薇「グラハム・トーマス(Graham Thomas)」(2021年12月26日撮影)

 本来なら、この時期まで残しておくべきではない薔薇の花。つる薔薇の仕立て直しをしたときに、切り取るべきだったのだが、最後の花を観たくて残しておいた蕾。寒さのために完全に開ききることができないようだ。折を見て、切り取ってしまわなければならないと思っているが、この美しさになかなか踏ん切りがつかないのである。

寒さにしおれたロベリア「アズーロコンパクト」(2021年12月27日撮影)

 ロベリアも夏の花。季節が終ってもなかなか枯れる様子がないので、思い切って冬越しさせてみようと思っているものである。写真では判りにくいが、耐寒性を持っているはずもないロベリアは寒さに新芽がしおれてしまった。

 それでも、小さな蝶のような花が少しだけついていることがお判りになるだろうか。

耐寒性の強いヒューケラ (2021年12月27日撮影)

 一方で、耐寒性の強いヒューケラは寒さをものともせずにいつもと変らぬ姿を見せている。最近、ヒューケラの美しさが気になっているので、これから作る寄せ植えに積極的に選んでいきたいと思っている。苗の価格が比較的高価なのであるが、多年草なので長く使えることを考えると、コストパフォーマンスは悪くないのではないかと思っている。

 ビオラやスィート・アリッサムも、厳しい寒さに何の問題もななかったようだ。アリッサムは花の終りが近づいたようだから、折を見て花柄を摘まなければならないだろう。が、今はまだ寄せ植えの中で花の存在感が強いので、それももうしばらく後のことだ。

寒さにしおれてしまった紅葉葉(もみじば)ゼラニウム(2021年12月27日撮影)
寒さにしおれてしまった紅葉葉(もみじば)ゼラニウム(2021年12月27日撮影)

 紅葉葉(もみじば)ゼラニウムは耐寒性があまり高くない。冬の寒さを心配していたのだが、やはり寒さで傷んでしまった葉があるようだ。タグの裏側を見ると、凍らなければ戸外でも大丈夫という意味のことが書かれていたが、霜が降りなければ大丈夫と勝手に解釈している。今朝のマイナス5度の寒気は何とかしのいでくれたようである。

 

冬の花たち

パンジー(2021年12月12日撮影)

 ハンギング・バスケットに咲いたパンジー。パンジーは花が豪華でよいのだが、陽当りがよくない場所に置くと花付きが悪くなる。暖かくなるまでの間は、花の付かないこともある。環境の悪い我が家では、やや扱いにくい品種である。

ビオラ(2021年12月12日撮影)

 ビオラは生物学的にはパンジーと同じ品質である。違いは、花の大きさである。パンジーの方が花が大きく、ビオラは比較的小さい。ビオラについて特筆したいのは、その花付きのよさである。パンジーの開花が止まっているような時でも、冬を通してたくさんの花を付けている。ガーデニング初心者におすすめの品質で、これを植えておけば、失敗することは少ないだろう。

 我が家では、毎年欠かさずに植えている。冬の園藝に欠かせない品種である。

玄関の寄せ植え(2021年12月12日撮影)

 上の写真では、ストック、金魚草も花を付けている。金魚草も、陽当りのよくない場所に植えても、花付きはよい方だと思っている。花もちもよい。

 ストックについては、先日いろいろと書いたばかりだが、花もちが良いことだけ、もう一度書いておこう。

冬越し柱のロベリア「アズーロコンパクト」 (2021年12月12日撮影)

 この夏手に入れたロベリア「アズーロコンパクト」。花期が終ったのに花が終らないので、余っていた鉢に適当に移植したものだが、師走に入っても元気に花をつけつづけているものだ。青々とした葉が付いて、一向に勢いが衰えない。

 捨て去るのも忍びないので、冬越しに挑戦中である。

名残の薔薇「グラハム・トーマス(Graham Thomas)」(2021年12月12日撮影)

 つる薔薇として仕立てているグラハム・トーマスが一輪花を付けている。花の美しい時を逃してしまったようだが、来年までしばしの別れだと思うと、愛おしく感じるものだ。

 これから、本格的な寒さがやってくるが、もう少しの間だけ、めげることなく咲き続けてもらいたいものである。

庭に出れば今日も発見がある

 つれづれに庭に出ればいつも何か発見がある。季節にかかわりなく、いろいろな業務を処理していくのが私の仕事なので、日常生活で季節の移り変りを感じることは少ない。だが、こうして仔細に植物を見ていると毎日何かしらの変化がある。

 植物は日々の気温や日射の変化を感じて、時が来ると過たずに成長し、花を咲かせる。

 日常の雑務を忘れて、時に植物のリズムに意識を向けてみることも必要なのではないだろうか。

夏を越したガーデン・シクラメン(2021年12月12日撮影)

 夏の間姿を消してしまっていたガーデン・シクラメンが、特徴的な葉を展開している。間もなく花芽が上がってくることだろう。以前、いくつか植えたガーデン・シクラメンのうちで、一株だけが今も残っている。

夏を越したベゴニアと水仙の芽 (2021年12月12日撮影)

 いつ植えたのか記憶にないのだが、ベゴニアが芽を出している。肉厚の特徴的な葉は、間違いなくベゴニアのものである。かつて植えていたベゴニアのこぼれ種が芽を出したのだろうか。

 ベゴニアを撮影した写真の左上に水仙の芽が出ているのが写っている。早春に美しい花を咲かせる水仙は、今年も季節を知って芽を出した。黄色の水仙がたくさん咲くことだろう。

水仙の芽(2021年12月12日撮影)
チューリップの芽(2021年12月12日撮影)

 寄せ植えに入れた球根から、チューリップも芽を伸ばしている。チューリップの球根は昨年咲かせた株から回収したものだ。球根を再利用して植えるのは初めての経験なので、きちんと花を咲かせるかどうかは、賭けのようなものである。

クリスマスローズの新芽(2021年12月12日撮影)

 クリスマス・ローズも新しい葉を伸ばし始めた。これから寒くなるというこの時期に芽を出すのは、来年の春のために準備が必要だからだろう。深遠な神の摂理を感じるようである。

クリスマス・ローズと花にら(イフェイオン)(2021年12月12日撮影)

 春になるとクリスマス・ローズの葉が繁ってしまい、全く見えなくなってしまう花にら。だから、随分前に球根を掘り上げて別の場所に移植したのであったが、取り残した球根が勢力を伸ばしている。青い可憐な花を付けるイフェイオンである。

葉色の美しいヒューケラ(2021年12月12日撮影)

 最近、寄せ植えに迎えたヒューケラ。形容するのが難しい深い色合いを持っている。観葉植物として寄せ植えに入れたけれども、花も咲くらしい。寒さのせいか、植えたときからあまり変化が感じられない。かと言って、元気がないというわけでもない。耐寒性の高い植物のようなので、元気に育ってくれるはずだ。

久し振りに植えたらストックの花もちが良くなっていた

 ストックという花。伸びた花茎のまわりにたくさんの花が付いて、豪華な印象で冬の寄せ植えによく使われるものだ。しかし、私はあまりこの花を好んではいなかった。ガーデニングを始めた頃、パンジーなどと一緒に植えてみたのだが、花がすぐに終ってしまい、新しい花芽が出てくることもなかった記憶があるからである。

 しかし、最近秋冬の寄せ植えを作っているYouTubeを見ていたら、ストックがおすすめの花として取り上げられていたので一株だけ植えてみた。

ストックを植えた日の写真(2021年10月24日撮影)

 半信半疑で、ストックを一株だけ採用。後方の寄せ植えにあるピンクの花を付けたやや背の高いものがストックである。まだ、咲きはじめの状態。

一月経ったストック(2021年11月28日撮影)

 植えてから一月が経ったストック。花が咲き進んで、見応えがある。ビオラがまだ育ち切っていないので、この寄せ植えの主役になっている。それでも、パンジー、ビオラが少しだけ大きくなり、アネモネの葉が出てきたので、寄せ植えのボリューム感が出てきた。

 ストックはまだ主役と言ってよい存在感を示している。

まだまだ咲き続けるストック(12月5日撮影)

 相変らず花を付け続けるストック。近くでよく見ると花柄も見受けられるけれど、引いた視点から全体を見ると十分に鑑賞に値する。育ってきた紅葉葉(もみじば)ゼラニウムが美しい。

まだまだ咲き続けるストック(12月5日撮影)

 拡大すると粗も目立つが、それも咲いている花に隠れてしまいあまり気にならない。ストックはこまめに花柄を摘むと良いとされているが、私の記憶では、気付いたときにニ、三度咲き終った花柄を房ごと切り取った程度である。

まだ咲いているストック(2021年12月12日撮影)

 植えてから一月半。ストックはまだ存在感を持って咲き続けている。寄せ植えも全体的にさらにボリューム感が出て良い感じになってきた。

まだ咲いているストック(2021年12月12日撮影)

 とはいえ、ストックは本来春に咲く花。この花が終ったら、しばらく休息期間に入ってしまうかもしれない。それでも、二箇月近くものあいだ、休まず咲き続けてくれていることで、私の中で、ストックという花への印象は大きく変った。一度の失敗で駄目と決めつけてしまわず、何度か試してみることも必要だったようだ。

 単に、最初に私が選んだストックの株がハズレだっただけなのかも知れないし、私がストックを敬遠している間に品種改良が進んで、長期間咲く良い花が開発されたということかもしれない。

 インターネットで調べてみると、ストックは地域によっては冬の間も咲き続けるようだから、花が終った後に切り戻せば、続けて花が見られる可能性は残っている。これからの楽しみの一つである。

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寒気到来

 昨日から気温が上がらず、更に強い風が吹いて屋外にいることがためらわれるくらいの寒さである。昨日は家内と買い物に行ったため苗を探すことができず、今日はあまりの寒さに園芸店に物色に行くことを諦めてしまった。ハンギングバスケットがまだ二つ余っているので、11月のうちに何か植えたいと思っていたのだが、体がまだ寒さに慣れていないせいか、寒さがこたえるのだ。

 仕方なく、今日はビオラの花柄摘みと伸びてきた九条葱の収穫だけ行って、あとは暖かい部屋でのんびりすることにした。たまには何もしない日も必要である。

寄せ植え(2021年11月28日撮影)

 というわけで、今日の寄せ植えをお見せしたい。上の写真二つは10月末につくった寄せ植え。ストックは久し振りに植えてみたが、以前の記憶よりは長くよく咲いているようだ。まだ蕾(つぼみ)が残っている。ストックは咲き終えたら、切り戻せばまた咲くはずである。薄いピンクが美しい。

 パンジー、ビオラ、金魚草、紅葉葉(もみじば)ゼラニウム、グレコマ、初雪葛(はつゆきかずら)。どれも元気に育っている。やはり、この時期の方が園藝は楽して楽しめる。これまで園藝シーズンは春に始まり秋に終わると思っていたが、秋に始めるガーデニングの方が容易に花が楽しめ、害虫の被害も少なく、植えた草花が無駄に大きくならず、水遣りの手間も少なくすむのでおすすめである。奥のコンテナの左端には、アネモネの葉が見えている。春に咲くアネモネの花が楽しみである。

寄せ植え(2021年11月28日撮影)
寄せ植え(2021年11月28日撮影)

 上のプラスチック鉢の寄せ植えは金魚草の開花が終り、次の花を待っている状態。葉色もよく、新芽もたくさん出ているようだからまた黄色い花を見せてくれるだろう。こちらでも、三つ葉に似たアネモネの特徴的な葉を見ることができる。今年もアネモネの可憐な花をたくさん見ることができるだろう。

寄せ植え(2021年11月28日撮影)

 先週作った寄せ植えは勿論元気一杯だ。肥料をやるのは少し早かったかもしれないが、他のコンテナに施肥したついでに、つい肥料を入れてしまった。それでも、寒いから無駄に成長することはないと思う。ヒューケラの葉の深い色が綺麗である。

ビオラ(2021年11月28日撮影)
ビオラのある寄せ植え(2021年11月28日撮影)

 たまさか撮った写真が綺麗に写った。先週作った寄せ植えの一部を近接撮影したものである。使っているカメラはRicoh CX4。

 園藝の写真を撮影するために愛用しているものだ。この週末園藝家の休日に載せている写真も、ほとんどがこのカメラで撮影したものである。かなり手荒く扱ったが、今のところ使うことができている。ここで紹介しようと思って調べてみたら、もう10年も前に購入したものだった。最近、動きがおかしくなってきたので買い替えたいのだが、気に入ったモデルが見付けられず、使い続けているものである。

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寄せ植えが元気です

 先週作った寄せ植え。当然のことながら、どれも大変元気である。

 植え付けてから最初の週末に少しだけ手入れをした。と言っても、パンジー、ビオラの花柄を摘んだだけのことである。ストックは一週間たっても見た目に変化なし。萎れた花もない。金魚草も同様である。

寄せ植え(2021年10月31日撮影)
寄せ植え(2021年10月31日撮影)

 この時期の寄せ植えは、植えてしまえば手間がかからない。水遣りも週末にすれば大抵大丈夫だし、花柄摘みも週末に気を付けるようにすればそれ以上の作業は必要ない。害虫被害もほとんどないし、肥料も緩効性肥料を月に一度やれば十分だ。

 必要なのは、美しい花を目にして満足することだけなのである。

寄せ植え(2021年10月31日撮影)
寄せ植え(2021年10月31日撮影)

 花を楽しむには春夏が適期だとお思いの方が多いことだろう。私もそう思っていた。しかし、実際に花を植えてみると、この時期の園藝の方が、春夏の園芸の十倍楽で十倍楽しい。花を育ててみたい方は、是非この時期に始めることをおすすめする。

寄せ植えの金魚草(2021年10月31日撮影)

 金魚草は非常に手間のかからない植物で、花が一通り咲き終えたら、切り戻せばまた芽を伸ばして花を付ける。本来、春夏の花だが、この時期に植えるとどうなるかはこれからの楽しみである。

紅葉葉(もみじば)ゼラニウム(2021年10月31日撮影)

 美しい葉を付ける紅葉葉ゼラニウム。漢字で書くと妙な字面になるが、葉は非常に美しい。これも来年の春までどのような表情を見せるか、ある意味実験だ。

可憐なビオラの花(2021年10月31日撮影)

 そして、来春まで必ず咲き続けるビオラも当然寄せ植えに入れてある。あまり陽当りの良くない場所でも、ビオラだけは毎年良く咲いてくれるのである。

 雨あがり花うるはしき菫かな  藝