学名:Tagetes
英名:Marigold
科名:キク科
属名:万寿菊属(マンジュギク属)、タゲテス属
マリーゴールドは開花期間が極めて長く、非常に使いやすい品種です。我が家ではあまり陽当りの良くない場所に植えていますが、大変よく咲いてくれています。虫除け効果もあり、花も美しい。ガーデニング初心者にもお薦めの品種です。
置き場所、環境
陽当りと水はけ、風通しの良い場所を好みます。
フレンチ種は短日の方が花付きがよくなり、気温が30度以上になると花が休みます。アフリカン種は、長日の方が花付きがよく、高温でも咲き続けます。アフリカン種は大きく育ちますので、植える場所に気を付ける必要があります。
植え付け
土質はあまり選びません。鉢植えの場合は市販の培養土で、庭植えの場合は堆肥や腐葉土、肥料を入れて耕しておけばよいでしょう。植付け時の株の間隔はフレンチ種で20~25cm、アフリカン種で30~35cmにします。
水やり
庭植えの場合は極端に乾燥したりしない限り、必要ありません。鉢植えの場合は、土の表面が白く乾いたら、鉢底から水が流れ出すくらいたっぷりと水やりします。
肥料
長期間花を咲かせる品種なので、定期的に追肥します。窒素分の多い肥料を与えると、株が大きくなりすぎたり、花付きが悪くなったりしますので注意しましょう。燐酸分の多い、花用の肥料を与えるようにすれば、心配ありません。
花柄摘み
枯れた花は見栄えも悪く、病気の原因にもなります。種が付くと、花に栄養がいかなくなり、花付きも悪くなります。枯れた花は見つけ次第、切り取ります。
病害虫
マリーゴールドには虫除け効果があるようですが、それでも虫が付いたり、病気になったりすることがあります。
立ち枯れ病にかかることがあるので、水はけと風通しを良くするようにします。盛夏の乾燥時にハダニが付くことがあるので、見つけ次第薬剤を散布して防除します。