我家の生物

 庭で植物を育てていると、いろいろな生物がやってくる。今日は、ゴーヤに紛れようとして紛れることができずにいた蟷螂(かまきり)に出会った。

ゴーヤに紛れようとする蟷螂(かまきり)(2019年8月4日撮影)

 遠目で見ると、ゴーヤに何か出来物でもできているように見えたのだが、近くに寄ってみると、同じ色の蟷螂がゴーヤに身を隠しているところであった。滑稽(ユーモラス)である。

ゴーヤに紛れようとする蟷螂(かまきり)その2(2019年8月4日撮影)

 少し角度を変えてみると、ここに蟷螂が隠れていることは一目瞭然。鳥などに食べられてしまうことがなければよいのだが。

ナメクジの食害(終り)

 ナメクジの食害を受けたペチュニアは、無事に新芽を伸ばして再び花を付けた。無残に食い荒らされた姿を見た時は、別の苗を買ってきて植え替えようかとも思ったのだが、一縷の望みにかけてみた結果、ペチュニアの復活劇を見ることができたのである。

 毎週末にしか園芸作業ができないので、もう一週間だけ様子を観ようと思ったのが、良い結果をもたらしたのであった。

 悲惨な被害を受けたときから、復活を遂げた今日までの姿を公開しておくこととしよう。

ナメクジの食害を受けたペチュニア(2019年5月1日撮影)

 ナメクジを退治するためには、珈琲殻を撒いたのでは効果がなく、駆除剤を撒く必要があった。

食害を受けたペチュニアに出てきた新芽(2019年5月6日撮影)

 無残な姿をさらしていたペチュニアからいくつも新芽が出ていた。このまま枯れてしまうのではないかと思っていたのだが、小さな苗にも思いのほか根性があることを発見。このまま成長を待つことに決定。

食害を受けたペチュニアの新芽が伸びてきた様子(2019年5月11日撮影)

 食害を受けたペチュニアは、被害を受けてから十日で一応安心できる状態まで回復した。復活を確信した瞬間である。新芽が美しい。

復活を遂げたペチュニア(2019年5月18日撮影)
復活を遂げたペチュニア(2019年5月19日撮影)

 丸坊主に近い状態から、二十日とかからずに復活した。あとは、寄せ植えの中の勢力争いの中で、どのような位置を占めることができるか、ということである。スタートで出遅れたことは大きな影響があるとは思うが、今後の成長に期待したい。

 どういうわけか、今年はナメクジの被害が目立つ。それほど雨が多いわけでもなく、特に理由も思いつかないのだが、これ以上被害が広がらないことを祈るばかりだ。

 実は挿木で増やそうとしたカリブラコアが、この週末に甚大な悲劇を受けた。独特の粘液が残っていたので、ナメクジにやられたものだということは容易にわかる。

 寝付かずに枯れた場合は、株全体がしおれてしまうので失敗したことがわかる。被害を受けた苗は、挿木にしてからこれまで、しおれてしまうことがなかったので根付いているはずだから、このまま枯れてしまうのではなく、新芽が出てくる可能性がある。

 これも、ナメクジ退治の薬剤を撒いて、一週間様子を観てみることにした。

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ナメクジの食害(その3)

 ナメクジの食害についてはこれまで二回にわたりこのブログで公開してきた。

 最もひどい被害を受けたペチュニアをよく観察してみると、新芽がいくつもできている。これ以上ナメクジの食害を受けることがなければ、まだ成長する可能性があるということだ。

食害を受ける前のペチュニア(2019年4月15日撮影)

 私はこの色のペチュニアが好きなので、これを親株にして挿木で増やそうと思っていたのだが、ナメクジのおかげで、ほぼ一月が無駄になった。毎年、ピンクのペチュニアをたくさん育ててきたのだが、今年は、他の色のペチュニアを増やすことになりそうである。

ナメクジの食害を受けたペチュニア(2019年5月1日撮影)

 無残に食害を受けたピンクのペチュニア。ナメクジは除去したものの、このまま枯れてしまうかもしれないと感じていた。処分して別のペチュニアを買って入れ替えようかとも考えたのだが、考えた結果、一週間だけ待って育つ様子がなければ処分することに決めたのである。

食害を受けたペチュニアに出てきた新芽(2019年5月6日撮影)
食害を受けたペチュニアに出てきた新芽(2019年5月6日撮影)
食害を受けたペチュニアに出てきた新芽(2019年5月6日撮影)

 先日確認したら、ひどい食害を受けたペチュニアから新芽が出ていた。それも、一つや二つではない。株全体から新しく小さな芽が出始めていたのである。

 株を入れ替えることはやめて、この新芽が伸びていく様子を観ていくことにした。もう一度枝を伸ばして、綺麗な花を咲かせてくれる予感がしている。
 このペチュニアの開花が少し遅れることになると思うが、それも良しとしよう。

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ナメクジの食害(その2)

 今年はナメクジの食害がひどく、ペチュニアを中心に被害を受けていることは、前回記載したとおりだ。結局ナメクジ駆除剤を撒いたことまで記したことと思う。

ナメクジの食害を受けたペチュニア(2019年5月1日撮影)

 結果は良好。何匹かのナメクジの死骸を発見した後、目立った食害は起きていないようだ。激しく食害されたペチュニアがまた成長を始めてくれるできるかどうか、一週間ほど様子をみることにした。芽が出ないようなら、他の植物と入れ替えることも検討しなければなるまい。

 十年以上ペチュニアを育ててきて、これほど食害を受けた記憶がない。おそらく初めてのことだと思う。

 満身創痍となったペチュニアだが、これからは、例年どおり順調に育ってたくさんの花を咲かせてもらいたいものだ。

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ナメクジの食害

 百聞は一見に如(し)かず。まずは、次の写真を御覧いただこう。食害を受けているのはペチュニアである。

ナメクジの食害を受けたペチュニア
ナメクジの食害を受けたカリブラコア

 写真には写っていないが、注意深く観察すると、粘液の跡のような光る筋(すじ)が残っていた。間違いなく、ナメクジの仕業だ。ナメクジは庭でよく見かけるし、ときどき植物をかじるのはしってはいたが、株が枯れそうになるほどの被害を受けたのは初めての経験である。

珈琲殻を撒いてみた

 「ナメクジは珈琲のにおいが嫌い。カフェインで死んでしまう」などの説があるため、とりあえず珈琲ブレイクをして創り出した珈琲殻を、被害を受けた株の周囲に撒いてみた。

 結果は効果なし。今夜もナメクジがせっせとペチュニアをかじっていた。

 撒いた量が少なかったのか、珈琲殻散布後に雨が降ったせいで肝腎のカフェインが流れてしまったのか、理由は判らない。そうしている間にもペチュニアは食害されてどんどん小さくなっていく。今夜見付けたナメクジは、除去(ピンセットでつまんで遠くへ投げ捨てる)したのだが、おそらく犯人は複数いるに違いない。

 この際、花壇を攻撃する奴等は早急に撃退しないと、コンテナが食い尽くされてしまう。早速ナメクジ退治の薬剤を購入して被害を受けた株の周辺に撒いてみた。
 この薬剤は、ナメクジを誘い出して、薬剤を食べたナメクジを退治する効果があるという。

 明日起きてプランターを確認すると薬剤の効果が確認できるはずなのだが、どうだろうか。

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