撫子(なでしこ)の育て方

 学名:Dianthus
 科名:ナデシコ科
 属名:ナデシコ属(ダイアンサス属)

 撫子という花を植えたのは今年が初めて。寄せ植えセットにたまたまふくまれていたことから、我家のコンテナに植えることになったのです。植えてみると、夏期が長く次々と可憐な花を咲かせる愛すべき花でした。

 日本女性を讃える言葉として、古くから使われてきたのが撫子です。

 埼玉県に位置する我が家では、もう11月になるというのにまだ次々と花を咲かせています。多年草なので、花が終ったら庭に下ろしても良いかもしれません。

撫子(2019年10月27日撮影)

置き場所、環境

 陽当りが良く、水はけ、風通しのよい場所を好みます。少なくとも半日は陽が当るようにしないと花付きが悪くなります。耐寒性の多年草ですので、暖地の庭に植えた場合は特に何もしなくても大丈夫ですが、ひどい寒さがやってくるような場合は霜除けをした方が安心です。

植え付け

 適期は春か秋。用土は市販の培養土で問題ありません。培養土は元肥入りを使うと便利です。盛夏の過湿を嫌いますので、地植えの場合は株と株との間の感覚を十分とって植え付けるようにします。

撫子(2019年11月2日撮影)

水やり

 鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら鉢底から水が流れ出すくらいたっぷりと水やりをします。地植えの場合は水やりは不要です。

肥料

 緩効性肥料を施します。肥料の説明書きに従いますが、一例としては月に一度緩効性肥料の置き肥をするか、週に一度液体肥料を与えるなどします。

病害虫

 病気は立枯れ病に注意します。風通しや水はけをよくすることで防げます。

 害虫は油虫(アブラムシ)、ヨトウムシに注意します。見つけ次第薬剤を散布して防除します。

撫子(2019年10月27日撮影)

切り戻し

 夏場の過湿に弱いので、切り戻しをして風通しを良くします。背の高くなる品種は、梅雨前に草丈の半分くらいの高さまで切り戻します。夏季の花付きは悪くなりますが、新芽が出て秋には次々と花が咲くようになります。

株の更新

 株が老化すると花付きが悪くなるので、ニ、三年に一度挿し芽をして新しい株を作ります。種を取って撒くこともできますが、園芸品種の場合同じ花が咲かないことが多いので、買ってきた種を蒔く方が無難です。