降り続く雨の影響で傷んでしまったロベリアを切り戻して二週間が経過した。ロベリアは少しずつ枝を伸ばし再び花を付けて、今は門口に相応しい鉢植えになった。
切戻した株が再び花を付けるまでを時系列でお見せしよう。
降り続く雨の影響で傷んでしまったロベリアを切り戻して二週間が経過した。ロベリアは少しずつ枝を伸ばし再び花を付けて、今は門口に相応しい鉢植えになった。
切戻した株が再び花を付けるまでを時系列でお見せしよう。
このところ夏らしい天気が続き、夏の花が盛大に開花している。これはペチュニアとカリブラコアの寄せ植え。ロベリアの挿木苗も発根を確認して植え付けたのだが、これは芽を伸ばすことはなかった。
夏らしい寄せ植えになったと思う。今年は挿木で増やした苗を寄せ植えにしたのだが、そうすることによって花色がそろって、落ち着いた雰囲気になった。
これはミリオンベル。サントリーの開発したカリブラコアの園芸品種である。手間がかからずにこんもりと育ち、たくさん花を咲かせるのでお気に入りの品種である。オレンジ色が夏の陽射しに映える花だ。
こちらはサフィニア。これもサントリーの品種だ。ペチュニアは花柄摘みが必要で、定期的に摘芯(ピンチ)しないと徒長してみすぼらしい草姿となる。こちらは見栄えは良いが、手間のかかる花である。
肥料が足りないのか、気温が高すぎるのか、花弁の先端の模様が不揃いになっている。これが綺麗に入っていると涼しげで素晴しい花なのだが。
いつの間にか玄関の鉢植えの脇から芽を出して花を咲かせている花がある。ロベリアに間違いない。去年植えたロベリアの種が自然に芽を出して根付いたものだろう。
土もないような場所で、どうして育っているのか判らないが、敢えて根元を探って確かめることはしていない。推察するところ、塀と建物の基礎との間に、わずかに土が残っていたのだろう。植えて育ててもうまく咲かない花もあれば、何もしなくても自らの力で人知れず咲く花もあるのだ。ロベリアの和名は瑠璃蝶草。瑠璃色をした蝶のような花が咲く植物ということだろう。美しい名前である。
気がつけば門口に咲く瑠璃蝶草 藝齋
多肉植物に臥牛という品種がある。旅先で見付けて、衝動的に購入したものだがどこで買ったかは忘れてしまった。株の姿が牛が寝ている姿に似ているので付けられた名前のようだ。
6月終りころに株の間から花芽のようなものが伸びていることに気付いた。短い間にめきめきと花芽を伸ばした。花が咲くであろうことについては確信が持てたが、どんな花が咲くのかは想像もできなかった。
花茎が伸びきったように見えたが、この状態で咲いているのかとも思えるし、これから小さな花がたくさん咲くようにも思えた。
答えがこちらである。可愛らしい花が、鈴蘭(すずらん)やスノーフレークのように下を向いて咲いた。花の開いた部分に雌蕊が覗いているのが判るだろう。
臥牛はガステリア属に分類されているが、この名は花が胃(gaster)に似ていることに由来しているそうである。
玄関前を飾っていたカリブラコア「ミリオンベル(オレンジ)」が株元から枯れあがってきたので、植え替えてみた。これは去年植えたものが冬越しして今年も見事に開花したものだが、先週くらいから水遣りした水が土に浸透する前に鉢底から抜けてしまう症状が生じていた。それでも、繰り返し水をやって土に浸透するように試みていたのだが、どうもうまくいかなかったようだ。
考えられる原因は、根が回り切ってしまったか、鉢と土の間に水道(みずみち)ができてしまって、土に浸透する前に水が鉢底から抜けてしまうようになったかのいずれかであろう。単に、株が老化して枯れてきたということも考えられないことではないが。
もう一つ考えられる原因は、梅雨の間に株が疲弊してしまったことだ。一年草として売られているものだから、そうだとしたら諦めなければならない。
植替えする場所は、挿木で増やした苗を植えたが、うまく根付かなかった場所である。幸い植え替えられる場所が残っていたので、ここにカリブラコアを植えることにする。
原因はいろいろ考えられるが、最も気になった症状が、水やりしてもそれがきちんと土に吸収されないということだったので、花壇の空いている部分に植え替えてみた。暑かったので写真を撮るのを失念したのだが、鉢から外してみたところ、根が回ってしまっているようには見えなかった。ただ、根鉢がしっかりしていたので、二年の間にそこそこ根が回っていたことは間違いないだろう。
ともかく、水遣りがうまくできていなかったことが原因であるならば、地植えにするのが最善の解決策だ。
後日、元気に復活したカリブラコアをお見せできれば良いのだが。
我が家の狭い庭にも夏がやってきた。夏の花が咲き、夏野菜が順調に育っている。
我が家の木槿(むくげ)は、冬の間に深く切り詰めたせいか、開花が遅く花数も少ないようだ。枝が伸びすぎて邪魔にならないようにすることと、たくさんの花を咲かせることとは両立できないのだろうか。剪定の仕方に、まだ私の知らない技(わざ)があると良いのだが。
先週咲きはじめたカサブランカも咲き進んですべての蕾が開花した。先に咲いた花は、既に散ってしまったようだ。風邪気味のせいか、相変らず香りは感じにくい。カサブランカの花は、大変豪華である。背が高くなり過ぎて花が高いところで咲くので鑑賞しづらいのが残念である。
ウッドデッキの前に作った緑のカーテン。園芸用ネットに絡ませた苦瓜(ゴーヤ)でできている。花壇の片隅に植えた二株で、ここまで繁った。目隠しと日除けの効果は十分である。苦瓜も既になり始めた。今年も、食べきれないくらい収穫できることだろう。
上の寄せ植えの苗は、葉物のグレコマ初雪葛(はつゆきかずら)を除いて全て挿木で増やしたものだ。ロベリアも植えたのだが、うまく成長しなかった。ロベリアの挿木は歩留りが悪かった。私には難しかったようだ。
これが挿木で増やしたカリブラコアの親株。去年購入して、冬を越したものだ。盛大に良く咲いているが、水遣りの水が土に沁み込まないうちにそこから流れてしまうので、根が回ってしまっているようだ。涼しくなったら、植替えを考える必要がありそうだ。
これも挿木で増やしたミリオンベル。我が家では多年草として育てられそうなので、花壇に定植してみた。庭に定植した苗はうまく育っていないが、こちらは元気に成長して、花を付けている。
夏は始まったばかりである。
天気予報で梅雨明けの発表があった。てっきり梅雨明け宣言がされるものだと思っていたのだが、最近ははっきりと宣言することができなくなったらしい。「関東甲信地方と東北地方が梅雨明けしたとみられる」というすこぶる歯切れの悪い発表であった。天候にかかわることは外れて当り前なのだから、この際昔ながらの宣言を出してもらいたかったところである。
さて、ともかく昨日からは急に夏の暑さがやってきて夏本番という気分になった。梅雨の間下を向いていた鉢植えの花も、まばゆい陽射しの中で元気に点を目指して咲き誇っている。
我が家の花の姿をお見せしておきたい。
去年は何株か育てたオステオスペルマムだが、今年は一株だけ育てている。梅雨明けと同時に、すごい勢いで開花を始めた。
サフィニアは強健で良く育つので毎年育てている。花付きが良いので、花柄摘みが間に合わないのが玉に瑕(きず)である。同じサフィニアだが、ももいろハートの方が花茎が太く、よりねばねばしている。ちなみにペチュニアは茎や葉がねばねばしているものである。
ハンギングバスケットに植えているのはどちらも挿木で増やしたもの。ここまで大きくなると、挿木苗を育てたものであることを忘れてしまいそうになる。
このロベリアは、先週梅雨の最中に切戻しを行ったもの。一週間しか経っていないのに、既に枝を伸ばして花を付け始めている。
これはミリオンベルを買いに行って、目当ての花が見つからなかったので、代りに購入してきたものである。サカタのタネから販売されている「ふわリッチ」のホワイト、イエロー、ローズピンクが混植になっている苗を鉢植えにしたもの。三色とも消えずにしっかりと咲き続けてくれている。あまり期待していなかったのだが、思ったより良く咲いた。これもミリオンベル同様花柄摘みをしなくても花付きに影響がないようで、手間いらずである。
これは、最初に一株だけ買った苗。挿木で増やした苗の親株。挿し穂を採った元の株である。手間を減らすため、カリブラコア中心の鉢植えにしたかったのだが、ペチュニアばかり挿木が成功してしまい、今年もペチュニア中心に育てることになってしまった。
今からこんなことを言うのもいかがかと思うが、来年はミリオンベルの他の色を購入し、アズーロコンパクトやカリブラコアなどの、比較的手間のかからない品種を中心に育てることにしたい。ペチュニアの花柄摘みはなかなか大変なのである。
連日の雨で庭を眺めることも忘れていた私は、先の休日に久し振りに出た晴れ間に、庭に咲く木槿(むくげ)の花に気付いた。
最初の花はカメラを向けにくい場所で花開いたため、うまく撮れた写真はいくつもない。上の写真も上部が切れてしまっている。数枚撮った写真は、どれも液晶画面を見ないで写したため、どれも失敗作ばかりであった。
我が家の木槿は冬の間に、短く切り詰めたせいか開花が遅れていたようである。近所で同じ花が咲いているのに気付いてから、しばらく経ってからようやく花を見せた。
次に剪定する時は、もう少し加減して切り詰めることにしよう。
庭の百合(ゆり)「カサブランカ」が開花した。一昨年に植えたもので、今年三度目の開花となる。
三年目を迎えて株も充実してきたのだろう。鑑賞のためにはもう少し低い位置で咲いてくれたほうが嬉しいのだが、ぐんぐんと背を伸ばして、気付けば見上げるばかりのところに花が付くようになってしまった。
百合は強い香りを放つはずであるが、昨日の豪雨のせいか全く匂いは感じない。初め、庭の手入のためにしたばかり見ていた私は、高いところで百合が咲いたことに気付かなかったほどである。
遠くに植えたはずの胡瓜(きゅうり)の葉がここまで進出しているのは、家内の丹精のたまものである。平日私は庭を見ることができないので今気づいたのだが、百合の支柱と胡瓜の支柱の間に支柱が横に掛け渡してあって、胡瓜が誘引されているではないか。
鑑賞する植物と、収穫する植物とは一応分けておきたかったのだが、家内にとっては花より団子なのであろう。が、これ以上はびこったら、カサブランカに絡んだ胡瓜は切り取るつもりである。