秋明菊のつぼみ膨らむ

 秋明菊(しゅうめいぎく)の蕾(つぼみ)が膨らんできた。立秋を過ぎて二週間。日中の暑さも和らぎつつあるし、秋は確実に深まりつつあるようだ。

つぼみの膨らんだ秋明菊(2022年8月21日撮影)

 秋明菊は、その花咲く様子の素朴さにひかれて庭に植えたものである。最初に植えた秋明菊は、何故か花壇ではないところで毎年細々と花咲かせるようになった。煉瓦敷きの隙間から茎を出しているので、花壇に植え替えることもできず、わずかに咲く花を毎年楽しみにしていたものだ。

秋明菊の蕾(2022年8月21日撮影)

 いま旺盛に育っているのは数年前に仕入れて庭に下ろしたものだ。野生化している地域もあるというほどで、日本の気候に適合しているのだろう。大変な勢いで繁茂し、手に負えないと言って良いほどだ。

つぼみの膨らんだ秋明菊(2022年8月21日撮影)

 地下茎で拡がりタイル敷の庭の通路の、そのタイルの隙間から芽を出して通行の邪魔になる。せっかく植えたものだからと思いながらも、通路に生えてきた秋明菊は摘み取ることにしているが、広大な庭であれば、一面秋明菊の咲く様子が見られることだろう。我が家の猫の額程度の庭では望むべくもないことではあるが。

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庭の来訪所

 今日は立秋。暦の上では今日から秋だ。確かに夕方は涼風が吹いて秋を感じるような時もあるが、実感として秋はまだまだ先のことだ。立秋とは「秋の気配を感じ始めるころ」ということであるから、なるほど秋の兆しならば、私ももう感じているのである。

 猛暑の続く中ではガーデニング作業ははかどらない。というか、危険なので無理して作業しない方が良い。我が家では、庭の一部、使い道のない煉瓦敷きの部分が雑草だらけになっているけれども、涼しくなるまでは見て見ぬ振りをしている。他人様の土地と隣り合っているわけでもないので、御迷惑をおかけしていることもあるまい。

庭の来訪者(蛙)(2022年8月7日撮影)

 我が家には蛙が多い。滅多に薬剤を撒かないからだろう。蛙のえさとなる昆虫の類もたくさん生息しているのに違いない。薔薇の栽培を真面目にやっていた頃は、予防的に薬剤を散布するようなこともしていたが、近年は油虫(あぶらむし)やナメクジなどの目に余る害虫にはピンポイントで薬剤を散布して駆除することもあるが、それ以外は薬剤の散布は行わない。

 枯れた葉や、咲き終った花柄をこまめに取り除いておけば、病気が蔓延するようなことはないので、無駄な努力はしないことにしているのだ。

庭の来訪者(蛙)(2022年8月7日撮影)

 雨蛙(あまがえる)は庭のいたるところに隠れていて、私が近づくと跳ねて逃げようとする。外敵から身を守るためならじっとして動かない方が良いのではないかと思うが、そうすることはできない性分のようだ。そしてカメラに収めようとして近づくと、今度は我関せずという顔をしてじっとしている辺りもユーモラスで愛らしいと思う。

 夜、しきりにカエルの鳴くのが聞こえるのは、こやつらが鳴いているのであろうか。