つる薔薇の剪定と誘引

 休日を利用してつる薔薇の仕立て直しを行った。

 つる薔薇の枝が夏の間に伸び、途中で幾度か伸びすぎた枝を切り落としていたにもかかわらず、またトレリスを越えるまで育ってしまった。

作業前のつる薔薇(2021年11月23日撮影)

 有望に見える新しいベーサルシュートが出ているのだが、古い枝が邪魔して新しいシュートを思うところに誘引することができない。思い切って、古い枝を新しい枝に更新する作業を行うことにした。

太い枝はガーデニング用のこぎりを使う

 古くなった枝を取り除き、新しい枝を残す。太く育った枝は鋏(はさみ)では伐れないので、園藝用の鋸(のこぎり)を活用する。園芸用の鋸は生木を伐れるように特殊な刃がついているので、園芸店で専用のものを用意するとよいだろう。

 作業のコツは、いきなり根元から伐るのではなく、先端から少しずつ伐って短くなったところで、はじめて株本に鋸(のこ)を入れるようにすることである。そうしないと、棘(とげ)の付いた大きな枝に悩まされることになるので、気を付けねばならない。

古い枝の剪定完了(2021年11月23日撮影)

 古い枝を取り除き、古い誘因をほどいたところ。かなりすっきりしたことが判るだろう。こうしておくと、来年、株本から新しい枝が出やすくなる。ただここまで本格的な作業を毎年やるのは大変なので、通常は混みあった枝を整理する程度でも問題ない。

失敗!

 ここで私は一つ大きな失敗をしてしまった。株元から出ていたベーサルシュートを折ってしまったのである。ひとつ前の写真で真上に伸びている枝(誘引してまっすぐに伸ばしたのである)を左の方向に誘引しようとして少し力をかけたらポキリと取れてしまったのだ。これまでも、有望な枝を折ってしまったことは幾度もあるので、加減しながら力をかけたつもりだったのだが、曲げる方向が悪かったのだろう。全ては後の祭り。取れた枝は捨て去るしかない。

誘引完了(2021年11月23日撮影)

 気を取り直して誘引作業を行い、作業は完了した。新しい枝が左側に偏ってしまったのだが、これは、無理に曲げてこれ以上枝を失うリスクを避けた結果である。

まだつぼみを残している(2021年11月23日撮影)

 本当はこの機に葉を全て落としてしまうのが良いのだが、まだ蕾(つぼみ)が残っていたので、残しておくことにした。最後の薔薇を見たいからである。蕾が膨らむのが早いか、本格的な冬の到来が早いか。それによって咲かずに蕾のままになってしまうこともある。果たして、残りの薔薇は花開くことができるだろうか。

もう一つ寄せ植えを作りました

 素焼き(テラコッタ)の植木鉢が余っていたので、もう一つ寄せ植えを作ってみた。今回、初めて使ってみたのがヒューケラ。ヒューケラには非常に様々な葉色の品種があって、以前、店頭で見付けたときは美しさに目を奪われたものである。それはドルチェという商品名で、葉色に合わせて甘い食べ物の名が付いていた。少し高価に感じたので、値下げになるのを待っているうちに、その苗は売り切れてしまい、ずっと心残りに思っていたのである。

 寄せ植えに入れるために、数週間かけて園芸店やホームセンターを三軒ほど廻って、手に入れてきたのがグレープソーダという商品名の苗。常緑の多年草だから季節によって葉色が変るのだろうが、今は深い赤をしている。多年草の葉物は長く使えるから、次に好みの商品に出会ったら、多少高価でもためらわずに購入するつもりである。

用意したもの

  • 培養土
  • 鉢底の炭
  • テラコッタの鉢
  • ビオラ苗           ・・・・・・2株
  • アリッサム苗         ・・・・・・1株
  • ヒューケラ(グレープソーダ)苗・・・・・・1株
  • 手袋
  • 土入れ
  • 割箸

 実際に植え付ける前に、テラコッタに仮置きして植えたときの雰囲気を確かめる。3種4株しかないが、配置を考えるのも楽しいものである。頭の中では2株のビオラを並べて植えるつもりだったのだが、シミュレーションした結果、写真のように変更した。ビオラの間から白いアリッサムの花が見える方が、自然な感じで良いと感じたからである。

 鉢底に網を敷いて、その上に鉢底の炭を入れる。鉢が小さいので、鉢底の炭は少なめにした。

 途中まで土を入れて先程決めたとおりに苗を入れる。元のポットの大きさが異なるので、植えたときに土の上端がそろうように調節する。ヒューケラが一番高価な苗なのに、ポットは一番小さかったので、下の土をやや多めにした。

 ウォータースペースをしっかりとれるような高さまで土を入れていく。適当な深さまで土が入ったら、割箸などを使って土を締めていく。この時注意することは、苗の根鉢を気付付けないようにすることと、あまり熱心に締め固めないことである。

 土を突きすぎると土の団粒構造を破壊することになってしまうので、軽い力で一つの場所を5回程度つけば十分である。水をやって土が沈むようなら、その部分に後から土を足せばよい。

 最後に、決めたところに置いて十分に水をやれば作業は完了である。ヒューケラを加えたことで、自然な良い感じになった。

庭の整理(夏の植物の剪定)

 夏の間、ラブリー・メイアン(薔薇)、秋明菊、木槿(むくげ)、クリスマス・ローズが通路に侵食して通りにくくなっていた庭の整理を行った。一時は庭の中央のラブリー・メイアンの花壇をつぶして舗装してしまうことまで考えたのだが、薔薇(ばら)と木槿を思い切って切り詰めることで状況が改善するようなら、花壇をつぶす必要はないからである。

整理する前の庭(2021年11月7日撮影)
伸びた木槿 (2021年11月7日撮影)
剪定後の木槿(2021年11月7日撮影)

 木槿は幹から枝が横に伸びて通路に出てくるので、幹を全て伐って株立ちにした。これで来年の夏の樹形がどうなるか、楽しみである。木槿は萌芽力が強いので、これで枯れてしまうことはない。

 実は、以前、この木槿を一本立ちに仕立てていた時に、台風で株が傾いてしまったことがあった。仕方ないので、株本で切り落としたのだが、時期になると次々に幹が出てきて自然に株立ちになったこともあったくらいなのである。

剪定前のラブリー・メイアン(2021年11月7日撮影)

 ラブリー・メイアンもオベリスクに絡めた幹から横に枝が出る。暑くなると生育が旺盛になって、気がつくと通路が通れなくなるのである。

剪定後のラブリー・メイアン(2021年11月7日撮影)

 そこで、ラブリー・メイアンもつる薔薇としてではなく、通常の薔薇の仕立て方に変更した。オベリスクは不要なのだが、置く場所がないので当面そのままにする。

綺麗になった庭(2021年11月7日撮影)

 ついでに花が終った秋明菊の花柄と枯れた葉を整理して本日の作業は終了である。まだ日中の温度は20℃くらいまで上昇するので、昼間の作業では汗が出る。それでも庭に置いた椅子に腰かけて少し静かにしていれば汗はすぐに引く。いまが園藝作業をするには最適の時期である。

 来週は、手付かずの薔薇ピエール・ド・ロンサールとクレマチスの手入をすることにしたい。

庭改造計画その3

 少し頭を冷やして考えてみた。

 花壇をつぶして舗装するのはいつでもできる。その前に、植えた植物を矯正してみてもよいのではないか。そう考え始めたのである。それで改善できれば、無駄な労力を使わずにすむ。

通れなくなった庭の通路

 上の写真は庭に出る時に使う通路で、左右に植えた植物のせいで通りにくい状態になってしまっている。

 左の花壇に植えた薔薇(ばら)と秋明菊、右の花壇に植えた木槿(むくげ)とクリスマス・ローズが通路を侵食して家主の邪魔をするのである。

 そこで考えた。まず、撤去も考えたラブリー・メイアンだが、つる薔薇のように仕立てているのを小さく切り詰めて本来の樹形に戻す。シュラブ・ローズだったはずだ。次に、木槿も今のうちに小さく切り詰める。秋明菊は来春生えてきたら、通路に近い部分は容赦なく切り詰める。しかし、クリスマス・ローズは勿体ないので様子見にしよう。

 とりあえず小手先の対策だが、それで改善できなければ、来年の今頃庭を改造することになるだろう。

庭改造計画その2

 本日は文化の日で仕事はお休み。休みのつれづれに手持ちのタイルを数えてみたら、先日考えた庭改造計画に十分なほどの手持ちがあることが判った。最初に庭の舗装をしたときに、全面舗装するに十分な量のタイルを購入していたようだ。舗装に変更しようと考えている部分の大きさは、タイル4枚×4枚。約1.2m四方の大きさである。

手持ち材料

  • 303角タイル 15枚
  • 撤去移設分    2枚
 

 資金に余裕があれば全面煉瓦(れんが)舗装に変更したいところだが、現在の経済状況がそれを許さない。材料はそろっているので、あとは体力と気力さえあればいつでも庭の改造が可能なのである。タイルの下に入れる砕石と砂は準備しなければならないが。

 まずは、薔薇の撤去から始めることにしよう。今日のところは、計画を一歩進めただけで良しとする。作業はもう少し涼しくなってからのことだ。

アネモネ球根の植付け

 去年初めて植えたアネモネの球根。今年咲いたそのアネモネが気に入ったので、庭にも植え付けることにした。新たに購入した球根は去年と同じ店で購入した同じ商品だ。八重咲の品種と迷ったが、カップ咲きの花が気に入ったので、全く同じ球根を選んだ。

アネモネの球根
アネモネの球根
アネモネ球根(植付け後)

 上の写真は、球根植付けが完了した状態。写真を撮り忘れて土をかけてしまったので、球根の写真はない。ここに三球のアネモネ球根を植え付けた。ヘメロカリスを挟んだ左側にも植え付けていく。

アネモネ球根の植付け

 上の二つの写真は同じ花壇で、これは右端に写っているヘメロカリスをはさんだ左側。木槿が植えてある花壇で、球根の間に見えているのは、桔梗(ききょう)である。写真では判りにくいかもしれないが、白く見えるのがアネモネの球根だ。

アネモネ球根の植付け

 ここは庭の中心の花壇。ラブリー・メイアン(薔薇)の足元だ。白っぽく映っているのがアネモネの球根である。このあと土をかけて植え付けは終了。今日は小雨が降ったりやんだりする天気だったので、水遣りは省略した。

 写真の二箇所では植えきれずに球根が余ってしまい、庭のあちこちに穴を掘って植え付けることになってしまった。春になったら美しい花をたくさん咲かせてくれるはずである。

雨の週末

 せっかくの日曜なのに、今日は朝から雨に降りこめられて庭に出ることができない。

 来年に向けた苗の調達が気になってはいるのだが、まだ入手できずにいる。昨日も、行きつけの道の駅やらスーパーの店先やらで秋冬の苗を探したのだが、あまり良い苗がなかったのと翌日(今日ですね)が雨の予報だったので購入は控えてしまった。

夏の名残のコンテナ(2021年10月17日撮影)

 玄関先のコンテナは寂しい状態のままである。カリブラコアやペチュニアなど、まだ咲いてはいるのだが、いまさら花柄を摘んでも意味がないので、放任状態だ。することがないので、家の収納庫の片付けでもしようかと思っている。が、これもほとんど出し入れしないものを庭の物置に移動させる作業なので、雨がやまないと手を付けることができない。

 雨の休日がうらめしい今日一日である。

庭改造計画

 家を買って二十有余年。自分の庭を持つと同時に始めた園藝だが、狭い庭を有効活用したくて、若かった私は通路を残してすべて花壇にした。いろいろと植物を植えた。

 その結果、クリスマスローズの葉が通路をおおい、庭に出るにも支障のある状態となった。秋明菊も麻紐で矯正する前は、同様に通路に葉を拡げていたし、中央花壇の薔薇も枝を伸ばして、通行の邪魔になること、しばしばである。

庭の現状(2021年10月3日撮影)

 上の写真は、木槿(むくげ)と薔薇の間から通路部分を撮影したところ。秋明菊がたくさん咲き、正面のクレマチスも名残の花を付けていて綺麗だと思ったのだが、撮った写真を見てみると美しくないので記事にするのを諦めたものだ。

 植物はたくさん生えたが、庭としては失敗作と言って差し支えないだろう。私も家内も年を取る。このままでは、庭で転んで怪我をするようなことにもなりかねない。植物の性質を知らずに庭造りを始めた結果である。園藝はむずかしいものだ。

 そこで、最近庭の改造を考え始めた。イメージを図で示すと次のようになる。

 中央を陣取っている花壇を撤去して、スペースに余裕のある庭に改造する。家から見て右側の通路の一部は花壇に変更。残念だが、薔薇は撤去し、秋明菊、花にらの球根などは、通路から花壇に変更した部分に移植する。

 新しくできたスペース部分は今の通路と同様のタイル敷にするか、あるいは煉瓦敷にしたい。タイルは大きな面積を安価に舗装することができるので採用したのだが、実際やって見ると苔が生えて滑りやすい。せっかく改造するのだから、この際煉瓦を買ってきて煉瓦の庭にしてみても良いのはないかと思っている。

 街で見かける庭というものは、中央に空いた部分があって、隣地との境界周辺に花壇を配置してあるのが一般的だが、結局のところ、日本の住環境ではそうするのが最善の方法なのかも知れない。

 植物を移植することを考えると、時期としては冬か早春にすべきである。が、舗装の材料を購入するのに費用が掛かるから、いずれ景気が回復してから着手することになるだろう。煉瓦の格安セールでも見つければ別かも知れないが。