秋明菊

 秋を代表する草花、秋明菊(しゅうめいぎく)。今年の天候不順のせいか、鉢植えの花があまり元気がない中で、秋明菊は旺盛に繁ってたくさんの蕾を付けた。今日確認すると、蕾が膨らんで今にも咲き出しそうである。

秋明菊(2021年8月29日撮影)

 まだまだ暑い日が続いているが、時折、風が吹くと涼しさを感じることがある。着実に秋は近づいているのだ。

秋明菊(2021年8月29日撮影)
秋明菊(2021年8月29日撮影)

 本の一週間で、蕾が随分膨らんだ。来週には、咲き進んだ姿をお見せできることだろう。

今年も最初の秋明菊が咲きました

 今年も最初の秋明菊(しゅうめいぎく)が咲いた。暦の上ではもう秋なのだが、涼風(すずかぜ)の吹くまでは、まだ一輪だけの秋である。

今年最初の秋明菊(2021年8月22日撮影)
今年最初の秋明菊(2021年8月22日撮影)

 蕾がたくさん付いているので、これから秋明菊の素朴な雰囲気を長く楽しむことができるはずだ。

 秋立ちてなほ一輪の暑さかな  藝齋

夏薔薇の剪定

 連日の暑さ続きで、庭や鉢花の手入も行き届かない日々が続いている。私は早起きが苦手で、庭に出て作業する準備が整うのは昼近くなってからなので、夏のガーデニングは苦手なのである。

 今日も、暑さの中、枯れそうになったペチュニアの切戻しと薔薇の剪定だけ行うことができた。

夏薔薇の剪定(2021年8月22日)

 剪定後の薔薇。これはグラハム・トーマス(Graham Thomas)である。暑さの中、無理して作業したので剪定前の写真は残っていない。撮影し忘れてしまったのである。

夏薔薇の剪定(2021年8月22日)

 剪定前の姿は伐った枝の量で想像してもらいたい。

 これまで、夏の間は咲き終えた花柄を取り除くときに少し深めに切り取っていたのだが、今回は花柄がたくさん付いていたので思い切って切戻した。つる薔薇は最頂部の枝が伸びすぎてしまうものなのだが、冬の誘引作業で必ず切り落としてしまう部分なので、今年はそれも切り落としてみた。

 寒くなるまでまだ時があるから、秋薔薇を楽しむことができるはずだ。

秋の足音

 夏がどこかへ行ってしまったようだ。朝から雨が降り続き、窓を開けて外気を入れていると肌寒さを感じるほどである。

蕾が膨らんだ秋明菊(2021年8月12日撮影)

 庭の秋明菊(しゅうめいぎく)は旺盛に葉を伸ばし、狭い通路の通行を妨げるほどになった。麻紐で臨時の柵を作り、足の踏み場を確保しなければならなかったほどだ。そしてたくさん蕾を付けた。可憐な花を長く楽しむことができるだろう。

蕾が膨らんだ秋明菊(2021年8月12日撮影)

 去年は8月23日に咲いているから、今年も月が代る前に花を咲かせることだろう。私は、秋明菊のピンク色の素朴な花が好きなのだ。

【関連記事】

真夏のガーデニング

 8月になった。現在の外気温は34.3度。ペチュニアの花柄摘みをしようと植木鉢に近づいたが、身の危険を感じて作業は中止。まだ鉢は湿っていたように見えたのだが、念のため水遣りだけは行った。真夏の水遣りはできれば朝のうちに行うべきなのだが、昨日夜更かししたので、寝過ごしてしまったのである。

真夏のロベリア(2021年8月1日撮影)

 今年は隔週で液肥をやることにしていたのだが、戸外にいる時間を少しでも少なくするため、盛夏の間は化成肥料を鉢に置く方法に変更した。鉢の数が多いので液肥を規定濃度に薄めてジョウロで鉢に与えていく作業は、ホースにつないだ散水ノズルから水をやっていく作業に比較すれば、結構な時間の必要な作業なのである。

真夏の寄植え(2021年8月1日撮影)

 暑さの中、夏の花が元気に咲いている。このような気候に無理して屋外で作業をすることは控えた方が良い。今日は、夕方、涼風(すずかぜ)が立った頃に、面倒を見ることにしよう。涼風が立てばの話だが。