アネモネ球根の植付け

 去年初めて植えたアネモネの球根。今年咲いたそのアネモネが気に入ったので、庭にも植え付けることにした。新たに購入した球根は去年と同じ店で購入した同じ商品だ。八重咲の品種と迷ったが、カップ咲きの花が気に入ったので、全く同じ球根を選んだ。

アネモネの球根
アネモネの球根
アネモネ球根(植付け後)

 上の写真は、球根植付けが完了した状態。写真を撮り忘れて土をかけてしまったので、球根の写真はない。ここに三球のアネモネ球根を植え付けた。ヘメロカリスを挟んだ左側にも植え付けていく。

アネモネ球根の植付け

 上の二つの写真は同じ花壇で、これは右端に写っているヘメロカリスをはさんだ左側。木槿が植えてある花壇で、球根の間に見えているのは、桔梗(ききょう)である。写真では判りにくいかもしれないが、白く見えるのがアネモネの球根だ。

アネモネ球根の植付け

 ここは庭の中心の花壇。ラブリー・メイアン(薔薇)の足元だ。白っぽく映っているのがアネモネの球根である。このあと土をかけて植え付けは終了。今日は小雨が降ったりやんだりする天気だったので、水遣りは省略した。

 写真の二箇所では植えきれずに球根が余ってしまい、庭のあちこちに穴を掘って植え付けることになってしまった。春になったら美しい花をたくさん咲かせてくれるはずである。

来春に向けた寄せ植え

 来春に向けた寄せ植えを作成した。今日作成したのは、コンテナ寄せ植え四つ。今頃になって夏の花が勢いを盛り返して来たので、カリブラコア(ミリオンベル)とロベリア(アズーロコンパクト)は、余っていた鉢に植替えて冬越しに挑戦してみた。

準備したもの

  • ストック 1株
  • 金魚草  3株
  • 紅葉(もみじ)葉ゼラニウム 2株
  • パンジー 4株
  • ビオラ  8株
  • 培養土(14L)  3袋
  • 鉢底の炭(5L) 1袋
  • チューリップの球根(一般)(去年植えたもの)
  • 原種系チューリップの球根(去年植えたもの)
  • アネモネの球根(去年植えたもの)
  • 初雪葛(流用)
  • グレコマ(流用)

 以上しめて3,140円(税込)。少ない小遣いから出した、なけなしの費用である。

作成した寄せ植え(2021年10月24日撮影)

 ネットで調べると、紅葉葉ゼラニウムは関東では戸外で冬を越せないという情報もあったのだが、購入した苗についていたラベルに寒さに強いと書かれていたため、それを信用して寄せ植えに入れてみた。ヒューケラを買おうか迷っていた時に見つけたもので、価格がヒューケラの半額だったので浮気してしまったものだ。葉が非常に美しく、寄せ植えが引き立っていると思う。他は、この時期に作る寄せ植えとしては定番のものばかりである。

 ヒューケラは、安くて良い葉色のものが見つかるまで、引き続き探し続けることになるだろう。

 地中には、去年咲いたチューリップの球根を再利用してみた。うまく咲くかはわからないが、今年咲かなければまた来年咲かせることもできるはずだ。原種系チューリップは去年は分散して植えたのだが、今年はまとめて植えてみた。集中して咲くので、美しいのではないかと思う。

 株の間には、これも去年植えて掘り上げておいたアネモネの球根も忍ばせてある。

作成した寄せ植え(2021年10月24日撮影)

 今回購入しなかった葉物に、グレコマ・バリエガータと初雪葛(はつゆきかずら)がある。これはだいぶ前に購入したものだが、何度かのコンテナの改造を乗り越えて、今も元気に育っている。そればかりか、株分けで増やしてどちらも少しずつ増えている。用土の上に伸びた枝を放っておくと、そこから自然に根を出すので新しい株を作ることも容易である。

 真面目に育てれば、ハンギングバスケットから垂れ下がるグレコマや初雪葛をたくさん作ることができるだろう。

 カメラの調子が悪かったらしく、寄せ植えを作っている途中の写真が残っていなかった。ために、完成後の写真しかお見せすることができない。作り方は昨年と同様なので、御興味のある方は、こちらを御覧いただきたい。

関連記事

雨の週末

 せっかくの日曜なのに、今日は朝から雨に降りこめられて庭に出ることができない。

 来年に向けた苗の調達が気になってはいるのだが、まだ入手できずにいる。昨日も、行きつけの道の駅やらスーパーの店先やらで秋冬の苗を探したのだが、あまり良い苗がなかったのと翌日(今日ですね)が雨の予報だったので購入は控えてしまった。

夏の名残のコンテナ(2021年10月17日撮影)

 玄関先のコンテナは寂しい状態のままである。カリブラコアやペチュニアなど、まだ咲いてはいるのだが、いまさら花柄を摘んでも意味がないので、放任状態だ。することがないので、家の収納庫の片付けでもしようかと思っている。が、これもほとんど出し入れしないものを庭の物置に移動させる作業なので、雨がやまないと手を付けることができない。

 雨の休日がうらめしい今日一日である。

庭改造計画

 家を買って二十有余年。自分の庭を持つと同時に始めた園藝だが、狭い庭を有効活用したくて、若かった私は通路を残してすべて花壇にした。いろいろと植物を植えた。

 その結果、クリスマスローズの葉が通路をおおい、庭に出るにも支障のある状態となった。秋明菊も麻紐で矯正する前は、同様に通路に葉を拡げていたし、中央花壇の薔薇も枝を伸ばして、通行の邪魔になること、しばしばである。

庭の現状(2021年10月3日撮影)

 上の写真は、木槿(むくげ)と薔薇の間から通路部分を撮影したところ。秋明菊がたくさん咲き、正面のクレマチスも名残の花を付けていて綺麗だと思ったのだが、撮った写真を見てみると美しくないので記事にするのを諦めたものだ。

 植物はたくさん生えたが、庭としては失敗作と言って差し支えないだろう。私も家内も年を取る。このままでは、庭で転んで怪我をするようなことにもなりかねない。植物の性質を知らずに庭造りを始めた結果である。園藝はむずかしいものだ。

 そこで、最近庭の改造を考え始めた。イメージを図で示すと次のようになる。

 中央を陣取っている花壇を撤去して、スペースに余裕のある庭に改造する。家から見て右側の通路の一部は花壇に変更。残念だが、薔薇は撤去し、秋明菊、花にらの球根などは、通路から花壇に変更した部分に移植する。

 新しくできたスペース部分は今の通路と同様のタイル敷にするか、あるいは煉瓦敷にしたい。タイルは大きな面積を安価に舗装することができるので採用したのだが、実際やって見ると苔が生えて滑りやすい。せっかく改造するのだから、この際煉瓦を買ってきて煉瓦の庭にしてみても良いのはないかと思っている。

 街で見かける庭というものは、中央に空いた部分があって、隣地との境界周辺に花壇を配置してあるのが一般的だが、結局のところ、日本の住環境ではそうするのが最善の方法なのかも知れない。

 植物を移植することを考えると、時期としては冬か早春にすべきである。が、舗装の材料を購入するのに費用が掛かるから、いずれ景気が回復してから着手することになるだろう。煉瓦の格安セールでも見つければ別かも知れないが。

秋冬のガーデニングに向けて

 夏も終り、秋も深まりつつある今日この頃。夏の花はどれも元気がなくなり、特にペチュニアは寿命を迎えたようだ。そして今、これから植木鉢やコンテナに何を植えるか考え始めている。

昨年植えた寄せ植え(2021年4月16日撮影)

使用可能な鉢、コンテナ

  1. コンテナ(上の写真)      ・・・2
  2. プラスチック鉢(大)(下の写真)・・・2
  3. ハンギングバスケット      ・・・4
  4. プラスチック・素焼鉢(中)   ・・・4
  5. 素焼コンテナ(小)       ・・・1

 1、2で去年作った寄せ植えは会心の出来であったので、今年もチューリップ(一般、原種系)とアネモネの球根をしのばせた寄せ植えを作ってみたい。

 球根は去年植えて今年回収しておいたものに、ムスカリなどを少し追加してみたいと思っている。二年目のチューリップはうまく咲かないと思っていたのだが、調べてみると咲かせている方もたくさんおられるようなので、私も挑戦してみることにする。

昨年植えた寄せ植え(2021年4月4日撮影)

これから植えたい候補

  • パンジー、ビオラ
  • ガーデンシクラメン
  • アリッサム
  • 金魚草
  • ゼラニウム(開花後は葉物として)
  • ヒューケラ
  • ムスカリの球根
  • チューリップの球根(一般)(去年植えたもの)
  • 原種系チューリップの球根(去年植えたもの)
  • アネモネの球根(去年植えたもの)
  • 初雪葛(流用)
  • グレコマ(流用)

 去年の写真を見てみると、コンテナの方にもう少し葉物を入れても良さそうだ。

 葉物として、以前から店頭で見付けて気になっていたのがヒューケラである。葉の形や色具合が絶妙で、我が家の寄せ植えに加えてみたいと思っていたのだが、値が張るので手を出しかねていたのである。待っていてもなかなか安くなることがないのは、強健で長期間店に置いても問題ないからなのであろう。

 今から作る寄せ植えにゼラニウムを入れるのは、安価に流通しているし、葉物としても美しいと思うからである。ゼラニウムの花も私は好きだ。葉色の美しいゼラニウムが見つかったら、中サイズの植木鉢に一株だけ植え付けても良いかもしれない。

去年植えたアネモネ(2021年4月1日撮影)

 アネモネは素晴らしいから、寄せ植えに入れるだけではなく、花壇にも植えてみたいと思っている。が、さて、植えられる場所が残っているかな。

【関連記事】