桔梗咲き進む

 桔梗(ききょう)といえば秋の花だと思っていたのだが、もう咲き進んできた。これは、通路の両側、ウッドデッキの近くに一昨年植えたものだ。桔梗は宿根草なので、一度植えれば、毎年繰り返して咲いてくれる重宝な品種である。

 できればもう少し上を向いて咲いてくれると有難いのだが、そのうち株の力が満ちてくれば、上を向いて咲くようになるかも知れない。

桔梗(2021年6月10日撮影)

 枯れた花をこまめに摘み取っていれば、どんどん咲いてくれるはずだ。が、週末園藝家の私は、平日面倒を見ることができない(しないだけでもある)ので、どこまで咲かすことができるかは分からない。

桔梗(2021年6月10日撮影)

 私は、桔梗の花色と花の形が好きである。旅の途中で高原に咲く桔梗を見たときなどは、爽やかな気分になる。秋の七草のひとつとして古くから鑑賞されてきたのも、もっともなことだ。

桔梗(2021年6月10日撮影)

 桔梗は古く朝顔といわれ、万葉集にも次のように詠まれているらしい。

朝顔は朝露負ひて咲くといへど夕影にこそ咲きまさりけり(あさがほは、あさつゆおひてさくといへど、ゆふかげにこそさきまさりけり)

万葉集より(作者不詳)

今年最後のピエール・ド・ロンサール

 この上なく美しい花を咲かせるピエール・ド・ロンサールの最後の花が咲いた。この薔薇は一季咲きなので、今年最後の花である。

今年最後のピエール・ド・ロンサール(2021年6月5日撮影)
今年最後のピエール・ド・ロンサール(2021年6月5日撮影)

 蟷螂(かまきり)が薔薇に乗っているのはユーモラスだ。蟷螂は害虫を食べてくれるので、益虫である。大切にしたい。

今年最後のピエール・ド・ロンサール(2021年6月6日撮影)

 ピエール・ド・ロンサールの唯一の欠点は年に一度しか咲かないことだと言われるが、それは長所でもある。

 四季咲きの薔薇は何度も咲く代りに、強健さに欠けることが多い。花を咲かせるために、エネルギーを使ってしまうので、茎や葉を強くすることができなからではないかと、私は勝手に思っている。

今年最後のピエール・ド・ロンサール(2021年6月6日撮影)

 ともかく、このピエール・ド・ロンサールは年に一度しか咲かないけれども非常に強健で育てやすく、一度に盛大に咲いてその後だらだら咲かないのがかえって潔い。

 これから薔薇を育てようと思っている方にお勧めしたい素晴しい品種である。

挿木苗の定植(その2)

 5月中旬に挿木を行ってから三週間。挿木苗の経過が良好である。サフィニアは少ない土にもかかわらず、花を付けている。間違いなく根付いているものと思われる。

挿木苗(2021年6月6日撮影)
根付いたアズーロコンパクト(2021年6月6日撮影)
新芽を伸ばすアズーロコンパクト(2021年6月6日撮影)

 最初に行ったジフィーセブンへの挿木はうまくいかなかったのだが、二度目の挿し穂はしっかり根付いて良く育っている。アップの写真では、蕾が付いていることが判るだろう。ロベリアの挿木ははじめて行ったのだが、うまく根付かせることができたようだ。

 写真を撮り忘れたが、ジフィーポットを裏から見ると気持ち悪いほどたくさんの根が出てきていた。挿木は成功である。

成長したサフィニア(2021年6月6日撮影)

 サフィニア(ペチュニアの園芸品種)は挿木で根付きやすい。虫に食われてしまったらしい苗もあるが、全体として良好な結果だと言ってよいだろう。

新芽を出したミリオンベル(2021年6月6日撮影)

 以前挿木で増やそうとした時は、ほとんど根付かなかったカリブラコアだが、今回は新芽が出始めた。これもうまく根付いたようだ。

 この肥料を植付ける前に土に混ぜ込んだ。この数年はこの肥料が気に入っている。何といっても、一年間効くというのが良い。庭の花壇は、最近手をかけているので肥料は控え目に施す。肥料分が多くなり過ぎても良くないので、加減も必要である。

定植したミリオンベル(2021年6月6日撮影)

 ミリオンベルを地植えした。これも蕾が付いているようである。周囲に見える黒いものは、物置の片隅から出てきたバーベキュー用の炭を砕いたもので、土壌改良のつもりで投入したものだ。ミリオンベルはカリブラコアの園芸品種。うまく育てることができれば、この場所で冬越しさせても良いと思っている。

定植したサフィニア(2021年6月6日撮影)
定植したサフィニア(2021年6月6日撮影)

 サフィニアを地植えにすると花柄摘みが大変なので最近は避けてきたのだが、苗が余ってしまったので久し振りに地植えにした。地植えのペチュニアについては、花後の管理は無理なく適当に行う予定である。

定植したロベリア(2021年6月6日撮影)

 ロベリアの園芸品種アズーロコンパクト。これも蕾が付いているから、近く花を見せてくれることだろう。これは、花柄摘みは必要ない品種である。長く咲くらしいので、草姿が乱れてきたら切り戻しを行う程度で良いはずだ。

 今回庭に地植えにした苗は、全部で7株(のはず)である。地植えにすると水遣りの手間が省けるし、大抵の品種は生育もより旺盛になる。そして、花柄摘みの必要のない品種なら、手間いらずで庭を彩ることができる。これなら、無精な私でも素晴らしい庭を作ることができるはずである・・・・・・多分。

挿木苗が根付いた

 先週の日曜日に植えた挿木苗が旺盛に成長している。これはサントリーのサフィニア(ペチュニアの園芸品種)である。昔、挿木をした時もペチュニアは簡単に根付いた記憶があるが、今回挿木したサフィニアもたくさん根付いた。やはり、記憶の通りの結果となった。

挿木で増やしたサフィニア(2021年6月6日撮影)

 上の写真はサフィニアの「江戸しぼり」という花色。白い花の縁(ふち)が紫に色付いて爽やかな風合いである。まだ一輪しか咲いていないが、たくさん咲くと華やかになる。二週間も経てば、もう少し見栄えが良くなるだろう。

挿木で増やしたサフィニア(2021年6月6日撮影)

 こちらは同じサフィニアの「ももいろハート」。ピンクのブロッチがハートマークに見えるということらしいが、まあ、その気になってみればそう見えないこともないと言ったところか。しかし、可愛らしい色合いで、咲いているのを見ると愉しい気分になる。こちらも、花付きが良い品種なので、今後が楽しみである。

 どちらも、ここまで育てばもう枯れずに秋まで咲き続けるだろう。苗を買っても同じことができるのだが、少し手間をかけた分だけ達成感を味わうことができるのだ。

桔梗の花が咲いた

 この桔梗(ききょう)は一昨年に植えたものだ。桔梗は宿根草なので、一度植えるとあまり手をかけることなしに毎年繰り返し咲いてくれる。

桔梗(2021年6月6日撮影)

 最初見た時は風船のような状態のままであった。色はまだ緑である。

桔梗(2021年6月6日撮影)

 庭で作業をしているうちに紫に色付き始めた。

桔梗(2021年6月6日撮影)
桔梗(2021年6月6日撮影)

 今日は咲かないのかなと思っていたら、いつの間にか花が開きはじめていた。もう少し待っていれば、綺麗な桔梗の花が撮れたはずだが、忙しかったのでこの後の写真はない。たくさん蕾(つぼみ)があるので、これからたくさんの桔梗の花が見られるはずである。

挿木のその後

 5月16日に挿木を行ってから、ちょうど二週間が経過した。最初の挿木はうまくいかなかったのだが、今回はうまく根付いているようだ。

二週間後の挿木(2021年5月30日撮影)

 駄目でもともと、と思って最初の挿木と同じ方法で行った挿木が、今回、元気に生き残っている部分がある。最初の挿木の時は水やりに注意して、トレイに水が溜まらないように管理していたのだが、今回は意図的に水をためるようにした。発根するまでは、過湿で根が枯れることはないと思ったからである。そして、思いのほか水の減るのが早いことに気付いたこともある。

二週間後の挿木(2021年5月30日撮影)

 こちらのトレイはあまり元気がない。過去の経験からも、ペチュニアは挿木が容易で、カリブラコアは比較的難しいと記憶していたのだが、今回の結果もほぼその通りの結果となりそうである。ロベリアは、見た目に変化がないのでうまくいったのか、そうでないのか判断ができない。そのためもう少しこの状態で管理を続けて様子をみることにした。

二週間後の挿木(2021年5月30日撮影)

 この後、サフィニアを二株定植した際に確認したところ、根鉢をくずすのが怖くて写真は撮れなかったのだが、どちらも発根していることが確認できた。たまたま崩れてしまった根鉢の間から根が見えたからだ。 後は、元気に育ってくれることを願うばかりである。

 後から感じたことだが、ポットのまま定植できる育苗ポットがあるので、次に挿木をする時はそちらを使おうと思っている。根鉢をくずしてしまう恐れがなくなるので、そちらの方が良いと思ったのである。何事も試行錯誤ですな。

サフィニア「江戸しぼり」の挿木二週間後の状態(2021年5月30日撮影)

 最初は失敗したジフィーセブンへの挿木だが、今回はこのようにしっかりと定着した。

サフィニア「江戸しぼり」の発根が確認できた(2021年5月30日撮影)

 ジフィーポットの裏側から撮影してみると、発根していることがはっきりと確認できる。

 後は、カリブラコア(ミリオンベル)とロベリア(アズーロコンパクト)の挿木がうまくいけば、久し振りの挿木の成果は上々と言えるのだが、どうだろうか。

ロベリア「アズーロコンパクト」

 鉢植えのアズーロコンパクトが良い感じに枝を伸ばして花一杯になった。挿木の挿し穂を採る以外、植え付けてから鋏(はさみ)を入れていないのに、株は枝がしなやかに枝垂れて草姿が整っている。

ロベリア「アズーロコンパクト」(2021年5月23日撮影)
ロベリア「アズーロコンパクト」(2021年5月23日撮影)

 ロベリアの花は小さいのだけれども、一つ一つをよく見ると蘭のようである。花の色合いとしては、私はもう少し紫が濃い方が好きだったのだが、こうして手元に置いてみるとこのスカイブルーも良い色だと感じるようになった。

 アズーロコンパクトは夏越ししやすいということだが、秋まで途切れずに咲き続けてくれるだろうか。

ラブリー・メイアン開花

 庭のラブリー・メイアンが開花した。これは京成バラ園で修景薔薇として売られていたもので、手入れしなくても良く咲くという説明だった。

ラブリー・メイアン(2021年5月16日撮影)

 確かに強健で、手入れをさぼっていた時期も良く咲いていたと記憶している。狭い庭に植えたので、盛夏に枝が四方に伸びすぎて通路をふさいでしまい、女房の顰蹙(ひんしゅく)を買うこと度々であった。

ラブリー・メイアン(2021年5月16日撮影)
ラブリー・メイアン(2021年5月16日撮影)

 この薔薇は、開ききった花の形はあまり美しくない。遠くから、景色として楽しむのが良いと思う。

ラブリー・メイアン(2021年5月16日撮影)

 とはいえ、開きかけの花はやはり美しい。欠点は、先ほども書いた通り成長が旺盛すぎるということくらいだろうか。

ラブリー・メイアン(2021年5月16日撮影)

ミリオンベルの美しさ

 カリブラコア「ミリオンベル」が綺麗に咲いている。オレンジ色の花が丸く付いていて、見応えがある。ほとんど手をかけていないのに、大変美しい草姿だ。

ミリオンベル(2021年5月9日撮影)

 明日は、挿木のためにこの株から挿し穂を取るつもりなのだが、勿体ないような気がするくらいだ。

 他の色のミリオンベルが欲しかったので、今日、挿木をするための資材を購入したついでに探したのだが、ミリオンベルの苗を見付けることはできなかった。流通する時期を逃してしまったのだろうか。