Cannon PowerShot SX620で撮った写真

 新しいカメラで花を撮影してみた。望遠が売り物のカメラだと思うので近接撮影だけで写り具合を云々するのはフェアでないように思うが、ともかく撮れた写真をお見せしよう。

アネモネ
花にら(イフェイオン)
クリスマス・ローズ
ビオラ
撫子(なでしこ)
ビオラ(背景はクリスマスローズ)
ビオラ
クリスマス・ローズ
クリスマス・ローズ
沈丁花(じんちょうげ)

 全てオートで、何も設定しないでカメラ任せで撮影した。これまで使用していたカメラ(Ricoh CX4)と比較して、ピントが早く合うようになった。花の色が鮮やかで綺麗な写真が撮れたと思う。やや彩度が強調されているような気もするが、美しく見えるので良しとしよう。

 来週は、桜を見に行くはずだから、春の風景を撮りまくってくる予定である。これまでのカメラだと、染井吉野(そめいよしの)の桜色が飛んで白っぽくなってしまい、写真の出来栄えに不満があったのだが、新しく手に入れたカメラで桜がどのように撮れるか楽しみである。

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ブログ用にCannon PowerShot SX620 HSを購入

 新しくカメラを購入した。これまで、家内のカメラを借りてブログ用の写真を撮影していたのだが、旅行先ではスマートホンで写真を撮るしかなく、不便を感じていた。

 そんな時に、3月21日まで行われていたPayPayのキャンペーンで得られるポイント還元で、実質的に2万4千円ほどで購入できることに気付いて、購入したのである。

 購入したのは、Cannon PowerShot SX620 HSである。

 最後まで、PanasonicのFZ85、同じCannonのsx720と悩んだのだが、最終的にはSX620 HSを選んだ。価格が最も安かったでこれにしたのだが、どうせ高性能な機器を手に入れても使いこなせないと思ったためである。

 きちんと計算していないので、実質購入価格を計算してみよう。

  • 商品価格:30,790円
  • クーポン:-3,079円
  • 購入価格:27,711円
  • 後日付くPayPayボーナス:3,492 円相当
  • 後日付くTポイント:307 ポイント(ブログ執筆時点で付与済み)
  • 実質購入価格:23,912円

 まあ、お得に購入できたものと思う。

 まだ数十枚写真を撮っただけで、遠方を撮影していないので25倍ズームの効果は実感できていないものの、これまで使っていたRicoh CX4に較べれば使いやすくなった印象である。マクロ撮影も、問題なく綺麗に撮影できているようだ。オート・フォーカスの合焦もかなり早くなった。

 Wi-Fi接続機能の付いたカメラを初めて手に入れたのだが、接続するまでが難しくて、Wi-Fi経由で写真を取り込めるようになるまで、2時間近くかかってしまった。勿論、SDカードを直接読み込んでも写真を取り込むことができるのだが、今後のことを考えると簡単に接続できるようにしておいた方が良いと思い、何とか接続させようといろいろと試したのである。

 マニュアル通りに操作しても接続できず、結局こちらのサイトから手順通りにやったら簡単に接続できた。単純にアクセスポイント(SSID)を選んでカメラから接続するのでは駄目で、事前にパソコンに専用ソフトウエアをインストールし、「Wi-Fi接続のための設定」なるソフトを使って、パソコンの設定をしておかなければならないのであった。これをとばして、カメラからアクセスポイントに接続しようとしても、「接続先の機器が見つかりませんでした」と表示されて先に進むことができなくなるのである。

 カメラは単純にWi-Fi接続するのではなく、Wi-Fiをとおしてその先にある接続可能なパソコンを探そうとするということなのだろう。この手順が判るまで2時間かかったのであった。

 一度接続できてしまえば、あとは機械的な接続なしで簡単にパソコンとつなげることができるから、すこぶる快適である。

 長くなったので、どんな写真が撮れたかは次回に。

カメラ選び

 カメラが壊れたので新しいものを探している。インターネットを眺めていたら、欲しい機種が何となく絞れてきたので、記録しておきたい。

 用途としては、園藝専用ではなく、旅行などで持ち運ぶことも想定。近接撮影可能で花も撮れ、旅行に持ち出すにも十分な機能と画質を持ったものが希望。予算はできれば一万円台。三万円台前半までで収めたいと思っている。

 しかし、候補に登ったのは発売から5~6年たった商品ばかり。安くて高機能な欲しくなるような機種は本当に少ないと思う。

1.Panasonic Lumix FZ85

  • 36,000円(2022年2月6日現在、Amazonにて)
  • 最短撮影距離:1cm / 光学ズーム:60倍
  • 発売日:2017/3/10

 予算上限ギリギリ。比較的大きく、重い。レビューが多く、評価も高い。かつて、ルミックスのFZ2という機種を持っていて、気に入って使っていたことから、満足できる機種だと思う。ただ、大きく重いので、持ち運ぶのが厭になってしまうのではないかと心配している。金額が高いことも気になっている。

2.Canon PowerShot SX620 HS

  • 27,349円(2022年2月6日現在、Amazonにて)
  • 最短撮影距離:1cm / 光学ズーム:25倍
  • 発売日:2016/5/26

 評判が良く機能も優れているのだが、在庫がなくなりつつあるらしく、値段が乱高下して注文しづらい状況。モデル末期で値崩れすればほしいのだが。

 3.Canon PowerShot SX420 IS

  • 27,980円(2022年2月6日現在、Amazonにて)
  • 最短撮影距離:0cm / 光学ズーム:42倍
  • 発売日:2016/2/25

 こちらは、実物を見るとFZ2に近い大きさ。持ち運びには良いと思う。価格の割に機能的にも満足のいく内容。一世代新しいSX430も近い価格で売られているが、違いがあまり判らない。

4.Canon IXY 650

  • 22,994円(2022年2月6日現在、Amazonにて)
  • 最短撮影距離:1cm / 光学ズーム:12倍
  • 発売日:2016/5/26

 こちらは、価格優先で選んだ場合の候補。廉価でありながら、近接撮影が可能となっている。つなぎで使うにしては少々高すぎるようにも思う。

 こうやってまとめてみてつくづく思うのだが、欲しいと思わされるような機種が少ない。

カメラが壊れたので

 カメラが壊れてしまったので、代りのものを物色し始めた。が、どうもコンパクト・デジタル・カメラには冬の時代のようで、物欲を刺激するようなカメラが見つからない。

壊れてしまったRicoh CX4

 高い、古い、選択肢が少ない。

 調べる時期が悪いのか、製品の価格が高い。型遅れで良いので安いのが欲しいのだが、以前の感覚では型遅れと言われるようなものが、堂々と現行機種として売られている。これが高い、古いと言った所以(ゆえん)だ。そして、新機種が発売されていないので、選択できる商品が少ない。何しろ、ヨドバシカメラやビックカメラをのぞいても、コンパクト・デジカメが並んでいるスペースはほんのわずかしかないのである。

 最近はスマートフォンのカメラの性能が良くなってしまって、コンパクト・デジタル・カメラの市場を喰ってしまっていると聞いて久しいが、それを実感した次第である。需要が減っているのなら、価格が下がるのではないかとも思うが、そういった現象は一巡してしまったようだ。新商品を開発しても元が取れないので、かつて開発した機種を細々と売っている状況のようだ。

 今は、次のカメラを買うべきか否か。買うとすれば、何のために買うのか。それを考えているところである。スマートフォンのカメラで事足りるので我慢するのか。花撮影専用に、安くても大きめの機種を買うのか。旅行でも使えるように、高性能で小さく、花撮影にも向く近接撮影できる機種を買うのか。いやいや、旅行の時こそ、大きめの機種が良いのではないか。しかし、大きく重いカメラを持ち歩くのは大変だ。

 そんなことを考えていると、思いが堂々巡りとなって、本当に新しいカメラが必要なのかという疑問すら浮かんできてしまう。

 金があれば、とりあえず適当なものを買うのだが、それができない昨今の状況なのであります。

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Ricoh CX4が壊れた

 このブログに載せる写真を撮るために使っていたRicohのCX4が壊れた。電源スイッチを入れてもレンズが出たり入ったりするばかりで、カメラが撮影できる状態にならないのである。

 振り返ると、このカメラは実に十年近く使ってきた。過去の写真をさかのぼって確認すると、2011年からCX4を使用していることが判った。長きにわたり、思い出を記録し続けてきてくれた。

 スマートフォンでも、パッと見たところ遜色ない写真が撮影できるのだが、私の持っている機種では近接撮影(マクロ撮影)はできないので、花を撮るには適していないのだ。ピントの合う距離から撮って、必要な部分を切り取って使うこともできないではないが、手間がかかるし、そうする気にはなれない。

 コロナ禍の影響でボーナスカットになっているこの時期に、新しいカメラを買うのは負担である。当面、家内のカメラを借りて撮影することにするか。

植物の生育に必要なもの

 植物を育てるのに必要なもの。土、水、肥料、日光、空気。

 これらの一つでも欠けると植物は生きていくことができないが、これらのうち、我々趣味の園藝家が工夫できるのは肥料の配分と水やりの注意くらいのものである。

 肥料は必須のものが窒素(N)、燐酸(P)、カリ(K)でその効用は覚えておいた方が良い。窒素は葉肥(はごえ)とも言い、植物の体(根や茎や葉)を作るのにつかわれる。燐酸は花肥(はなごえ)や実肥(みごえ)とも言い、花や実を付けるのに使われる。私のような趣味の園藝家には重要視される成分である。カリはカリウムのことで、根肥(ねごえ)とも言い、根を育てるのに使われ、植物を丈夫にする働きがある。これら三大栄養素についで必要とされるのがカルシウム(Ca)、マグネシウム(Mg)、硫黄(S・いおう)である。火山の多い日本では硫黄が不足することは少ないので市販の肥料に配合されているのを見たことはないが、カルシウムやマグネシウムが配合されている肥料は時々みかけることがある。私の経験上カルシウムやマグネシウムの施肥にあまり気を配る必要はないようだ。

 植物の生育に最も重要なのは日光、陽当りである。これがどんな肥料よりも重要であることは疑う余地がない。しかしながら自分の努力で日照を増やすことはできない。自分の土地を陽当りの良い場所へもっていくことはできないからである。可能なのは、比較的陽当りの良い場所を探して植物を植えることだけだ。だからこれは知識として知っておけばよいことである。

 そして、これら必須の条件の他に、植物を活性化させると言われるものがある。多分に効いた気がする程度のものなのだが、まじない代りに使用している方も多いのではないだろうか。かつての私もその一人だったのである。

 その代表的なものが木酢液だ。

 木酢液は500倍程度に希釈して植物に散布すると虫除けや植物を活性化させる効果があり、1000倍に希釈して水遣りの代りに使用すると根張りがよくなるとされている。木酢液は10日ほどで分解されるため、二週間おきに散布すると良い。

 植物を植える前なら土壌の消毒に使用することもできる。20~30倍の高濃度希釈液は灌水することで土壌を消毒する作用もあるのだ。この場合も木酢液は10日ほどで分解されるので、散布後二週間ほどで植物を植えることが可能である。最近は面倒になって使用していないが、私も以前は愛用していたものだ。

 私はやったことがないのだが、蜂や猫の忌避剤として使用している方もおられるようだ。

 工業製品として昔から有名なのが、フローラのHB-101である。

 HB-101は、杉、檜、松、オオバコより抽出した天然植物活力液で、安全・無害で減農薬栽培や有機栽培にピッタリとされている。1000倍から3000倍に薄めて、一週間から十日に一度、葉にかけたり根元に灌水したりすることで、植物の生育を促進する。やや高価だが、古くから途切れずに販売されていることから考えると、効果を実感している方も多いのだろう。コストがかかるので最近は使用していないが、これも以前は愛用していたものだ。

 植物の活性剤とは異なるが、無農薬栽培に活用できるのがニームオイルである。

 ニームオイルは昆虫の脱皮を阻害するため、虫除けの効果がある。インドでは古くから虫下しとして使用されてきたようで、人体への悪影響はないと考えて良いだろう。薔薇の栽培におすすめの資材であるが、文字通り油であるためそのまま水で薄めることができない。希釈して葉に散布するためには、乳化剤と展着剤が必要で手間がかかるのが玉に瑕である。私は、土中に潜んでいる害虫にも効果があると思っているので、水で薄めて土に撒いている。実際に効果があるかは断言できないが、効いていると思っている。

 薔薇の栽培に活用してきたのがバイオゴールドである。

 これも植物の生育を旺盛にするとされ、葉面散布や土壌への灌水で使用する。以前は薔薇の栽培に愛用していたが、高価なのでいつの間にか使わなくなってしまった。効果は実感できたので、金額が気にならないのならおすすめできる商品である。

 ここで挙げたもので必ず必要なものは日照と肥料と水くらいのものである。それ以外は気休め程度に考えて利用してみてもらいたい。やるべきことが増えると苦痛になる場合もあるので、無理のない範囲で使用してみればよいのではないだろうか。

ワークマンの革手袋を薔薇用に

 薔薇に使用する革手袋をワークマンで購入した。安くて良いのがあると家内が聞いてきたので、少し前に近所のワークマンで購入しておいたものだ。製品としては熔接などに使用するもののようだが、ワークマン店頭には似たような手袋が何種類も並んでおり、どれが良いのか選ぶのに迷うほどだった。

 結局選んだのは、安売りになっていたもの。税込299円であった。元値の458円でも十分に安いと思うが、これはもう捨て値である。いろいろ迷ったのだが、どれが良いのか判らなかったので、安さで選んだ。

 実際に薔薇の剪定に使用してみたが、革は柔らかく、縫製もしっかりしていて不満な部分はなかった。特に問題はないようだ。薔薇の枝を力強く握れば棘(とげ)が革を突きとおすだろうが、普通に枝を持ったくらいでは薔薇が刺さるようなことはなかった。

 薔薇の手入には革手袋を使う方が多いと思うのだが、何も園芸店で高価な手袋を買う必要はない。ワークマンなら近所にある、という方は一度店頭をのぞいてみてはいかがだろうか。

夏のガーデニングのお供

 夏の強い陽射しを防ぎ、にわか雨にも狼狽(うろた)えずに作業を続けられる夏のガーデニングのお供が笠である。私の使っている笠は国内旅行で、どこか観光地で購入したものだ。園藝作業に使おうと思って購入した記憶があるのだが、いつ、どこで買ったのかは忘れてしまった。

 購入して数年間は意識の外にあったらしく、使うこともない笠は埃(ほこり)をかぶって部屋にかけたままになっていた。しかし、思い出して使い始めたら滅法使い勝手が良い。今月に入ってから庭に出る時は、忘れず着用するようにしている。

 写真を撮り忘れたが、この笠の裏には頭に固定するための五徳に似た台座がついた本格的なものだ。観光地で売られていたものだけれど、数年にわたって使い続けても壊れる気配もないので、きちんとしたものだと思っている。

 笠を縛る紐の固定方法は、時代劇を見て勉強した通りにしたら作業のために頭を動かしてもずれることがなく、なかなか快適である。

寒波で散水ノズルが破損した

 今年の寒さはひとしおである。我が家でも、夜間に氷点下7度程度まで温度が下がっているようだ。立水栓の防寒対策は施していたのだが、散水ノズルの水抜きを忘れていた。

 ために、散水ノズルのコネクター部分が凍った水の力で破損してしまった。左側に写っている氷がコネクター内部から出てきたものである。すぐに水遣りをしたかったので、ホームセンターへ向い、新しい散水ノズルを購入してきた。

 他の場所にも散水ノズルがあるので、一応二つ購入。が、ホースのサイズが合わずそのままでは取り付けられなかった。壊れた部品を持たずに買物に行ったのが失敗の原因である。

 で、再度ホームセンターへ向い購入してきたのが、「スリムホース用コネクター」だ。今度は取り外した古いコネクターも持っていき、売り場で見比べて購入してきた。新しいコネクターの方がまだホース差込口が大きかったようだが、これの他に使えそうなものが見つからなかったので、思い切って同様に二つ購入。

 購入してきたのは、こんな商品。

 このとおり、無事に接続することができた。壊れていたのはコネクターのみで、散水ノズルはそのまま使用可能だった。最初に買ったノズルは不要だったわけだが、いずれノズルが壊れたときのための予備として取っておくことにした。

 記憶をたどると、過去にも寒さの厳しい冬に散水ノズルが破損したことがあった。破損を防ぐためには、一度コネクターを外してノズル内部の水を抜いておくことが一番だ。念のため、ホース内部の水もできる範囲で捨てておいた方が良い。散水ノズルが壊れてしばらくの間は水抜きするようにしていたのだが、暖冬が続くとそれも忘れてしまい、また同じ失敗を繰り返すことになるのである。

南向きの掃き出し窓に日除けを設置した

 我が家の居間には、庭に面して南向きの出入り可能な窓がある。その前にはウッドデッキが設置してあり、その向こうに小さな小さな庭が存在している。陽射しを遮りつつ外の風を入れるために、その窓に日除けを設置した。

日除けとして設置したスクリーン

 これまで、毎年、簾(すだれ)を取り付けてきたのだが、自然素材の簾の場合は、三年も経たずに劣化してしまい、廃棄するためにごみ袋に入るように加工するのが結構大変なので、今年はスクリーンにしてみた。上下にプラスチック製の棒が付いているが、廃棄する時には、これを切断するだけならさほど大変な作業ではないだろう。

 ちなみに、この製品の売り場には、棒の入っていない布状の商品で、ロープで固定するタイプの商品も置かれていた。

購入したのはワタナベ工業のル・ソレイユ」だ

 今回取り付けたスクリーンは紫外線を99%カットすると謳われているが、効果はどうだろうか。評価するには、しばらく時間が必要だろう。

日除けスクリーンを設置したところ

 設置してみたところは、涼しげでなかなかよろしい。あとは耐久性次第だが、これも暫く時間が経たないと判らない。

外観

 外から見たところは、目隠しの効果も十分あるようだ。これなら、簾の代りに十分である。これで、本格的な夏を前に日除けの準備が完了したのである。