カメラが壊れたので

 カメラが壊れてしまったので、代りのものを物色し始めた。が、どうもコンパクト・デジタル・カメラには冬の時代のようで、物欲を刺激するようなカメラが見つからない。

壊れてしまったRicoh CX4

 高い、古い、選択肢が少ない。

 調べる時期が悪いのか、製品の価格が高い。型遅れで良いので安いのが欲しいのだが、以前の感覚では型遅れと言われるようなものが、堂々と現行機種として売られている。これが高い、古いと言った所以(ゆえん)だ。そして、新機種が発売されていないので、選択できる商品が少ない。何しろ、ヨドバシカメラやビックカメラをのぞいても、コンパクト・デジカメが並んでいるスペースはほんのわずかしかないのである。

 最近はスマートフォンのカメラの性能が良くなってしまって、コンパクト・デジタル・カメラの市場を喰ってしまっていると聞いて久しいが、それを実感した次第である。需要が減っているのなら、価格が下がるのではないかとも思うが、そういった現象は一巡してしまったようだ。新商品を開発しても元が取れないので、かつて開発した機種を細々と売っている状況のようだ。

 今は、次のカメラを買うべきか否か。買うとすれば、何のために買うのか。それを考えているところである。スマートフォンのカメラで事足りるので我慢するのか。花撮影専用に、安くても大きめの機種を買うのか。旅行でも使えるように、高性能で小さく、花撮影にも向く近接撮影できる機種を買うのか。いやいや、旅行の時こそ、大きめの機種が良いのではないか。しかし、大きく重いカメラを持ち歩くのは大変だ。

 そんなことを考えていると、思いが堂々巡りとなって、本当に新しいカメラが必要なのかという疑問すら浮かんできてしまう。

 金があれば、とりあえず適当なものを買うのだが、それができない昨今の状況なのであります。

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ストックの切戻し

11月下旬に作った寄せ植えに入れたストック。二月にわたり、咲き続けていたストックだが、花がしおれてきたので切戻しを行った。

切戻し前(2022年1月30日撮影)
花がしおれている(2022年1月30日撮影)

 同じ姿で咲き続けること二箇月。花の姿が大分くたびれてきた。花茎も右側に傾いてしまっている。

下方に蕾発見(2022年1月30日撮影)

 よく見ると、株本付近に脇芽らしきものができているのを発見。蕾のようにも見えるが、おそらく脇芽だろう。ストックは久し振りに植えるので判別できないのである。

見付けた蕾の真上で切戻し(20222年1月30日撮影)

 脇芽?のすぐ上で切戻し。これから脇芽が伸びて、二番花を楽しむことができるだろうか。

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クリスマス・ローズの蕾が

 今日、クリスマス・ローズの蕾があがってきたのに気付いた。庭に長時間出ているのが苦痛に感じるほどの寒さの中で、クリスマス・ローズの蕾に春の足音を感じた次第である。

 蕾はまだこれだけだが、これから次々に出てきてたくさん花を咲かせることだろう。

蕾が付いたクリスマス・ローズ(2022年1月23日撮影)
クリスマス・ローズの蕾(2022年1月23日撮影)

 愛機(Ricoh CX4)が壊れたので、家内のカメラ(Sony CyberShot DSC-WX300)で撮影してみたのが上の二枚である。普段触らない機器なので、操作方法もわからずオートで撮ったのだが、きちんと写っているようだ。安価な機種だったと記憶しているが、レンズを近づけると自動でマクロに切り替わって、リコーよりも使い勝手は良いくらいだと思う。

Ricoh CX4が壊れた

 このブログに載せる写真を撮るために使っていたRicohのCX4が壊れた。電源スイッチを入れてもレンズが出たり入ったりするばかりで、カメラが撮影できる状態にならないのである。

 振り返ると、このカメラは実に十年近く使ってきた。過去の写真をさかのぼって確認すると、2011年からCX4を使用していることが判った。長きにわたり、思い出を記録し続けてきてくれた。

 スマートフォンでも、パッと見たところ遜色ない写真が撮影できるのだが、私の持っている機種では近接撮影(マクロ撮影)はできないので、花を撮るには適していないのだ。ピントの合う距離から撮って、必要な部分を切り取って使うこともできないではないが、手間がかかるし、そうする気にはなれない。

 コロナ禍の影響でボーナスカットになっているこの時期に、新しいカメラを買うのは負担である。当面、家内のカメラを借りて撮影することにするか。

金魚草のその後

 正月三日に金魚草の蕾が膨らんできたのに気付いてから、おおよそ二週間が経って、いよいよ二回目の開花が近づいてきた。

 最初に咲いた花は、農家が育てたときに付いていた蕾が咲いたもの。これから咲く花は我が家に来てからついた花芽が育ったもの。だから、これから咲く花こそが、本当の意味で我が育てて咲かせた花になるわけだ。

金魚草のある寄せ植え(2022年1月16日撮影)

 金魚草を入れた寄せ植えは、アネモネの葉が勢い良く育って、今年もパンジー、ビオラの花を覆い隠してしまいそうである。いったんアネモネに隠れて見えなくなってしまっても、パンジー、ビオラも暖かくなれば勢いを盛り返してバランスよくなるはずだ。

 金魚草は草丈が高いのでアネモネに隠れてしまうことはなさそうだが、どうなるだろうか。

金魚草の蕾(2022年1月16日撮影)

 寒さに負けずに瑞々(みずみず)しい葉を拡げて、その中心のピンクの蕾が今にも花開きそうである。金魚草は、冬の間花のない期間が生じてしまうから単独で植えると寂しいかもしれないけれども、花の途切れないビオラなどと寄せ植えにすると、変化が楽しめてなかなか良いと思う。これまで、ビオラばかり植えてきたけれども、冬の寄せ植えのいろいろなバリエーションが楽しめるものである。

金魚草の蕾(2022年1月16日撮影)

 勿論、花芽は一つだけではない。うまくいけば、株を埋め尽くすほどの花を咲かせるのではないかと期待している。

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金魚草の二度目の花が咲きそうだ

 寄せ植えを作ったときに咲いていた花が終り、花のない状態となっていた金魚草だが、新しく付いた蕾が膨らんで、二度目の開花が近づいてきた。

金魚草(2022年1月2日撮影)

 最初の開花は、苗を育てた方が付けた蕾が開いただけのことであるから、本当の意味で私が咲かせた花ではない。しかし、我が家に迎えてからついた蕾が咲けば、これは私が咲かせた花である。三色植えた金魚草のどれもが最初の開花を終え、蕾が順調に育っている。

金魚草の蕾(2022年1月2日撮影)

 蕾が膨らみ、色付いてきた部分がある。この数日の厳寒にも全く影響を受けていないようだ。陽当りの悪い北側の玄関前に置いた鉢植え。一日に2時間程度しか陽が当らないような環境である。それでも、いじけることなく素直に育っている。金魚草は冬の花壇や鉢植えに本当におすすめだ。

金魚草の蕾(2022年1月2日撮影)

 こちらにも、色付き始めた蕾がある。近く株全体を花が覆うように咲き誇ることであろう。

 この季節のガーデニングは、楽して楽しむことができるのでおすすめである。苗を植える時期を逃してしまった方は、鉢植えを購入してきて玄関先に置いてみると良い。たった一つの鉢植えでも、文字どおり人生に花を添えてくれるはずである。

ガーデン・シクラメンの蕾が上がってきた

 雑煮を食べ、正月気分のままふらりと玄関を出て花壇を見る。独特の模様を持ったガーデン・シクラメンの葉が美しい。元気そうである。と、その葉の間に蕾が上がってきていることに気付いた。

ガーデン・シクラメン(2022年1月2日撮影)

 猛暑の間、地上部が枯れて消滅してしまったかと思ったこともあったガーデン・シクラメンだけれども、いつしか再び葉を展開して、寒さをものともせずに花壇の一角を占めていたものである。健康そうな葉を拡げているから、そのうち花も咲くだろうと思っていたのだが、私の気付かぬうちにしっかりと準備を進めていたらしい。

ガーデン・シクラメンの蕾(2022年1月2日撮影)

 間違いない。蕾がいくつか準備されている。これがさらに膨らんで花茎を伸ばし素朴な花を咲かせるはずである。

 日頃、季節の移ろいを感じ取りにくい生活を送っていても、庭の草木を見れば彼らが健気に命のいとなみをおくり、巡りくる季節を敏感に感じ取って規則正しく生きていることを感じることができる。

 

新年の御挨拶

 新年明けましておめでとうございます。

 今年も気長にブログを更新していこうと思っていますので、よろしくお願いします。

 令和4年元旦

週末園藝家