原種系チューリップの蕾が

 これまで開花したトルケスタニカとタルダの他に、二種類の原種系チューリップが開花間近となっている。今年は、これまでやっていたパンジー、ビオラ中心の鉢植えにチューリップとアネモネの球根を加えただけで、花壇やコンテナが華やかになって、庭に出るのが楽しみである。

原種系チューリップの蕾(2021年4月11日撮影)
原種系チューリップの蕾(2021年4月11日撮影)

 これは原種とはいえ、蕾(つぼみ)の状態で十分にチューリップらしい華やかさを備えている。開きかけているが、この状態ですでに十分に美しい。

原種系チューリップのある寄せ植え(2021年4月11日撮影)

 こちらは、植える場所が足りなくてコンテナの鉢植えに加えた原種系チューリップ。少しわかりにくいが、チューリップの蕾が四つ付いている。

原種系チューリップの蕾(2021年4月11日撮影)
原種系チューリップの蕾(2021年4月11日撮影)
原種系チューリップの蕾(2021年4月11日撮影)

 綺麗なピンク色の蕾は形も整っていて、このままでも十分に鑑賞する価値がある。

 どんな花が咲くのか楽しみである。

原種系チューリップ「ライラックワンダー」が咲いた

 原種系チューリップのライラックワンダーが開花した。

原種系チューリップのある寄せ植え(2021年4月14日撮影)

 これは、ダイソーで購入した球根だ。いや、ダイソーで購入した球根だと思う。記録を残していないからはっきりとしたことは言えないのだが、記憶をたどると原種系チューリップのセットを購入するより前に、ダイソーで珍しい球根を見付け、購入したはずなのである。

 そして、咲いた花は、この球根セットに付属していた品種表のどれとも異なる花の姿なのだ。

 インターネットで調べると、ダイソーでライラックワンダーという原種系チューリップを購入した方がいて、その方の家で咲いた花と我が家で咲いた花とが瓜二つ。おそらく、今日咲いた花は原種系チューリップのライラックワンダーなのであろう。そう思うことに決めた。

原種系チューリップ「ライラックワンダー」の蕾(2021年4月11日撮影)
原種系チューリップ「ライラックワンダー」(2021年4月14日撮影)

 ピンクの花弁の中心が丸く黄色に色づいて大変美しい花が咲く。雨に濡れた姿が秀麗である。蕾(つぼみ)も薄いピンクで姿が整っていて、咲く前から美しい。

原種系チューリップ「ライラックワンダー」(2021年4月14日撮影)
原種系チューリップ「ライラックワンダー」(2021年4月14日撮影)

 ライラックワンダーを植えた方のブログを見ると、植えたままで毎年咲いているようなので、コンテナではなく花壇に植えた方が良かったかもしれない。秋にダイソーで球根を見付けることがあったら、今度は庭に地植えにしてみたら面白いかもしれない。いや、今咲いているライラックワンダーが枯れたら、球根を掘り上げて庭に移植しても良いのだ。

 今年これまでに咲いた原種系チューリップの中では、この花が最も美しいと思う。ダイソー恐るべし。適当に百円で球根を買ってもこんなに楽しめるとは。

原種系チューリップ「タルダ」開花

 トルケスタニカに続いて、原種系チューリップが開花した。トルケスタニカに花が似ているので、最初見た時は、トルケスタニカがまた咲いたのかと思ってしまったのだが、よく見ると花の模様が異なる。

原種系チューリップ「タルダ」(2021年4月11日撮影)

 球根についてきた品種表を材料に調べてみると、おそらくこれはタルダだろう。原種チューリップの球根セットの品種表を記録しておいたので非常に便利である。この品種表によると、この球根セットに含まれるタルダの球根は一つだけのはずだ。咲いたのをみたのはまだトルケスタニカとこのタルダだけ。今にも咲きそうになっている原種系チューリップがひかえているから、しばらくは珍しいチューリップの花を観賞することができるはずだ。

原種系チューリップ「タルダ」(2021年4月11日撮影)

 花の内側が鮮やかな黄色である。

原種系チューリップ「タルダ」(2021年4月11日撮影)

 チューリップは夜になると花が閉じる。この原種チューリップも夕方になるときちんと花が閉じていた。これはどの程度の期間咲くのだろうか。

【関連記事】

球根植物のある鉢植え(その2)

 もう一つの球根植物を入れた寄せ植えも、チューリップが開花して見頃を迎えた。個人的には昨日お見せしたものよりも、こちらの方がバランス良くできたと思っている。丸い鉢の方は、アネモネが多すぎてパンジー、ビオラが隠れてしまったのだ。

 それに対して、こちらは全ての花がきちんと顔をのぞかせていてなかなか良い。

球根植物のある寄せ植え(2021年4月1日撮影)
逆光に透けて輝くチューリップ(2021年4月1日撮影)

 何気なくチューリップを撮ったら、なかなか綺麗な写真になった。門扉を背景にすることは意図して撮影したのだが、その奥のアプローチのボケ具合が気に入った。写真左下に見えているコンテナがなければもっと良い写真になったはずだ。が、しまいたい物がたくさんあるのでこれをどかすわけにはいかないのである。

アネモネ(2021年4月1日撮影)
アネモネ(2021年4月1日撮影)

 アネモネは遠い昔に植えたことがあって、その後、なぜか植えるのをやめてしまった。こんな綺麗な花が咲くのに、毎年植え続けなかった理由がどうしても思い出せない。この花が気に入らなかったとは思えないのだが。

 花が終って葉が枯れたら、球根を掘り上げて乾燥した場所で保管しておけば、秋にまた植え付けることができるはずだ。うまく来年の開花ににつなげることができるか、挑戦してみたいと思っている。

【関連記事】

球根植物のある鉢植え(その1)

 秋に作った寄せ植えが見頃になった。作った自分でも美しいと思う。大量の花が同時に咲いて素晴しい。よくできたと思っている。

球根植物のある寄せ植え(2021年3月31日撮影)

 紫、赤、ピンクのアネモネ多数、赤と黄のチューリップ2輪、パンジー、ビオラが同時に花を付けている。毎年ビオラ中心に栽培していたのだが、ちょっとした工夫でこんな寄せ植えを作ることができた。

 感激である。

黄色いチューリップ(2021年3月31日撮影)
赤いチューリップ(2021年3月31日撮影)

 チューリップの花が咲いている期間は短いはずだから、今のうちによく見ておくことにしよう。原種のチューリップも可憐でよいが、普通のチューリップの方がやはり花は見事だ。

【関連記事】

原種系チューリップ、トルケスタニカが咲きました

 去年11月に球根を植えた原種系チューリップが花を付けた。

 蕾(つぼみ)を見付けた時点で投稿しようとしたのだが、日常に流されて後回しにしているうちに花に先を越されてしまった。せっかくだから保存してあった蕾の写真もお見せしておこう。

原種系チューリップ、トルケスタニカの蕾(2021年3月26日撮影)

 よく知られているチューリップとは異なり、この品種には複数の花が付く。蕾は真上を向かず、ややしだれている。蕾の付け根、咲くと花の中心になる部分はわずかに黄色く色づいている。花をみて判ったことだが、この部分つまり花の中心が黄色くなるのがこの花の特徴のようだ。

開花した原種系チューリップ、トルケスタニカ(2021年3月28日撮影)

 今咲いているこの原種系チューリップは、どれも同じ品種らしく、株ごとに3輪の花を付けている。雨がやんでから時間が経っていないせいか、チューリップという言葉からイメージするのとは異なり、花茎はやわらかにしなって花は横を向いている。

開花した原種系チューリップ、トルケスタニカ(2021年3月27日撮影)

 花の姿はチューリップという言葉から期待するのとはかなり異なり、花は小さく花にら(イフェイオン)を一回り大きくした程度。一株から小さな花が複数咲く。クリーム色の花の中央が黄色くなっているのが視線を引いて可愛らしい。

開花した原種系チューリップ、トルケスタニカ(2021年3月28日撮影)
開花した原種系チューリップ、トルケスタニカ(2021年3月28日撮影)

 球根についていた品種表と照らし合わせると、これはトルケスタニカという品種らしい。3球あったはずだから、もう一つはこれから咲くのだろうか。

 原種系チューリップ、トルケスタニカはその名の示す通り中央アジアに位置するトルケスタンが原産地で、標高1800〜2500m程度の草原に好んで自生するそうである。原産地で、この可憐な花が高原に咲き乱れるさまを想像すると、愉しくなる。そして、そんな光景を目にしてみたいと思う。

チューリップの蕾があがってきた

 昨日の強い雨があがって庭に出たら、チューリップの蕾(つぼみ)があがってきたのに気付いた。この間見た時は気付かなかったから、この数日で急速に伸びたのだろう。

チューリップのある寄植え(2021年3月22日撮影)

 アネモネもさらに一輪花が開きはじめた。パンジー、ビオラはアネモネの葉に埋まって既に脇役になっている。秋の終りに、パンジー、ビオラの脇役に植えたアリッサムは完全に見えなくなってしまった。他の草花のかげで小さな花を咲かせていたはずなのだが、このままにしておくと陽が当らずに枯れてしまうかもしれないから、アリッサムだけ他の場所に移植した方が良いかもしれない。

 パンジー、ビオラは暖かくなると急激に成長するので、きっとアネモネを押しのけて姿を見せてくれることだろう。

あがってきたチューリップの蕾

 以前、チューリップを植えた遠い記憶をもとに、咲いたのは5月だと思い込んでいた。だからまだまだ蕾は出てこないと思っていた。疑問に思って調べてみると、チューリップの花期は3月下旬から5月初め。チューリップにも早咲きの品種や遅く咲く品種などがあるようだ。購入した球根は、園芸店でカートにバラで積まれていた安価な球根であるから、早生種なのか晩生種なのかは判らないのである。

 だから、今の季節にチューリップの蕾がつくのに、不思議はないのであった。

寄植え(2021年3月22日撮影)

 同時に作ったもう一つの球根入りの寄植えも順調に育っている。こちらのアネモネも間もなく開花しそうである。チューリップも元気に育っている。

 当時に二つの寄植えを作ったのだが、全体のバランスから言うとこちらの方が上手くできたようだ。結論を出すには季節が進むのを待つしかないが、丸い鉢の方はアネモネをたくさん植えすぎてしまったかもしれない。

【関連記事】

チューリップの芽がでた

 寄せ植えを作る時に、地中に隠したチューリップの球根が芽を出した。これまでは、チューリップが小指の先くらいの大きさのうちに気づいたのだが、暖かくなって成長が格段に速くなったせいか、今回はいつの間にかこんなに大きくなっていた。

チューリップの芽が出た(2021年3月8日撮影)
チューリップの芽が出た(2021年3月8日撮影)
チューリップの芽が出た(2021年3月8日撮影)

 これは原種系ではなく、一般的なチューリップ。だから、見慣れたチューリップの花が咲くことだろう。

【関連記事】

原種系チューリップの芽が出た

 去年11月に植えた原種系チューリップが芽を出した。以前、普通のチューリップは何度か植えたことがあるが、原種のチューリップというのは初めてである。

芽を出した原種系チューリップ(2021年2月23日撮影)
芽を出した原種系チューリップ(2021年2月23日撮影)

 一般的なチューリップと比較して、芽は華奢である。球根も小振りだったので、それに比例して芽も小振りなのだろう。原種系と思って見るせいか、素朴な印象を受ける。愛らしい芽が出たものだ。

芽を出した原種系チューリップ(2021年2月23日撮影)

 原種系チューリップは植えたままで翌年も咲くらしい。一般的なチューリップは簡単に綺麗な花を咲かせることができるのだが、毎年球根を購入する必要があるので結構なコストがかかる。それに比較すると、この原種系チューリップは手間の面でも費用の面でも扱いやすい品種だと思う。

 ただ、夏の間、球根がある場所に別の草花を植えることができないので、庭の狭い我が家では結局球根を掘り上げることになるかも知れないのだが。 

芽を出した原種系チューリップ(2021年2月21日撮影)

 こちらは花壇に植えきれなかった球根を植えたプランター。こちらのチューリップの方が早くから芽を出していた。

芽を出した原種系チューリップ(2021年2月21日撮影)

 こちらもすくすく育っている。やはり原種なので、一般的なチューリップと比較して、芽は華奢である。

芽を出した原種系チューリップ(2021年2月21日撮影)
芽を出した原種系チューリップ(2021年2月21日撮影)

 チューリップは2年目はうまく咲かないと思い込んでいたのだが、インターネットで調べてみると上手に管理して2年目、3年目も花を咲かせている人がいるらしい。要点は、花が終ったら花茎を切り取り、葉が自然に枯れるのを待って球根を掘り上げ、ネットに入れて雨の当らない風通しの良い日陰で乾かし、保管しておくというものだ。

 私は、こうした方法でチューリップを毎年咲かせられるということを知らなかったので、花が終ったらいつもチューリップは捨ててしまっていた。球根を育てるためには、陽当りの良さや、十分な施肥が必要だと思うが、試してみる価値はありそうである。

 いや、しかし、我家では「雨の当らない風通しの良い日陰」を探すのはいささか難しいかもしれないな。日本家屋の軒裏のような場所をイメージするのだが、総二階の我が家には手の届く場所に軒裏はない。そもそも、最近の住宅の軒は小さくて、伝統的日本家屋でみるような深い軒は何処にもないのが一般的である。家の中にぶら下げておくしかないのかな?

【関連記事】

チューリップの芽が出た

 花壇に植えた原種系チューリップ。スペースが狭くて植えきれなかった分を、コンテナに植えておいたのが、芽を出してきた。たくさん植えた花壇からはまだ芽が出てこないのだが、コンテナに植えた球根が先に芽を出した。

 球根はいいね。

 コンテナガーデンに加えるだけでガーデニングの愉しみが倍増する。勿論、花壇にもおすすめだ。いや、球根植物は毎年花を付けるものが多いので、花壇に植えた方がより長い間楽しめるはずなのだが、我家の花壇には植える場所がもう残っていないのである。

【関連記事】