百聞は一見に如(し)かず。まずは、次の写真を御覧いただこう。食害を受けているのはペチュニアである。


写真には写っていないが、注意深く観察すると、粘液の跡のような光る筋(すじ)が残っていた。間違いなく、ナメクジの仕業だ。ナメクジは庭でよく見かけるし、ときどき植物をかじるのはしってはいたが、株が枯れそうになるほどの被害を受けたのは初めての経験である。

「ナメクジは珈琲のにおいが嫌い。カフェインで死んでしまう」などの説があるため、とりあえず珈琲ブレイクをして創り出した珈琲殻を、被害を受けた株の周囲に撒いてみた。
結果は効果なし。今夜もナメクジがせっせとペチュニアをかじっていた。
撒いた量が少なかったのか、珈琲殻散布後に雨が降ったせいで肝腎のカフェインが流れてしまったのか、理由は判らない。そうしている間にもペチュニアは食害されてどんどん小さくなっていく。今夜見付けたナメクジは、除去(ピンセットでつまんで遠くへ投げ捨てる)したのだが、おそらく犯人は複数いるに違いない。
この際、花壇を攻撃する奴等は早急に撃退しないと、コンテナが食い尽くされてしまう。早速ナメクジ退治の薬剤を購入して被害を受けた株の周辺に撒いてみた。
この薬剤は、ナメクジを誘い出して、薬剤を食べたナメクジを退治する効果があるという。
明日起きてプランターを確認すると薬剤の効果が確認できるはずなのだが、どうだろうか。
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