おすすめのロベリア「アズーロコンパクト」

 去年は鉢植えで育てていたアズーロコンパクト。冬を越させて、今年再び開花のシーズンを迎えたものである。

  • 2021年春夏・・・・・・テラコッタの鉢植えに一株単独で育てる
  • 2021年秋冬・・・・・・有り合わせのプラ鉢に植え替えて冬越しさせる
  • 2022年春夏・・・・・・寄せ植えに入れる
ロベリア「アズーロコンパクト」のある寄せ植え(2022年6月19日撮影)

 ロベリアは通常一年草として育てる。秋が来たら抜き取って捨てるものだ。しかし、この株は秋になっても開花がやまず、生育が旺盛なので冬を越せるかもと思い、鉢植えに移して養生してきたものだ。

 ロベリアは本来多年草なのだが、日本の夏を越せずに枯れてしまうことが多いため、本邦では一年草として育てられることが多い。しかし、この「アズーロコンパクト」は夏越しが容易なので、本来の一年草の性質を取り戻し、今年も順調に育って開花してくれているのだろう。

 上の写真は先日作成した寄せ植えのものだ。ロベリアが他の植物の間から顔を出して自然な雰囲気となり、全体がよく馴染んでいる。アズーロコンパクトはサフィニアやミリオンベルと同様にサントリーが育種したものだが、ノーブランドのロベリアと較べるとまるで別の植物ででもあるかのように品種改良が進んでいる。標章を冠していないロベリアの三倍ほどの価格がするけれども、三倍の値段を払った以上の価値があると、私は思っている。

ロベリアのある寄せ植え(2022年6月19日撮影)

 と言いながら、こちらはその標章の付かない一般的なロベリア。これも元気が良いが、一年物のアズーロコンパクトには及びもつかない。

 ロベリア「アズーロコンパクト」は大変おすすめの品種である。園藝店で見かけることがあったなら、入手して後悔することは少ないだろう。

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