パンジー、ビオラの花柄摘みの方法

 パンジー、ビオラの花柄摘みの方法を紹介します。方法はとても簡単です。写真の実例を挙げて、具体的に解説していきます。

咲き終ったビオラの花(花柄)

 上の写真の丸で囲った部分が、咲き終ったビオラの花(花柄)です。このまま放置しておくと結実して養分が種を付けるため使われ、次の花が咲きにくくなります。

 結実することで株の老化も早まります。春が来るまで綺麗な花を咲かせるためには、定期的な花柄摘みが欠かせません。

ビオラの花柄摘みの状況
パンジーの花柄摘みの状況

 花柄摘みは、花弁(はなびら)や花だけを取るのではなく、花茎の付け根から鋏(はさみ)で切り取るようにします。切り取った花柄は、鉢の中に残しておくと病気の原因となることもありますので、ゴミとして処分します。

 パンジー、ビオラの花柄摘みは冬の間は週一回程度の頻度で十分です。春が近くなり、暖かくなり始めると結実がはやくなりますので、か週二回程度花が終っていないか確認した方が良いでしょう。

 花弁の落ちた萼(がく)が大きくなっていたら種が付き始めていますので、花柄と同様に花茎の付け根から切り取るようにします。

 冬の間のパンジー、ビオラの管理は、この花柄摘み、定期的な施肥(肥料の説明書に従いましょう)、水遣り(鉢植えの場合)だけです。

 冬の間は花の管理が簡単です。

 楽して楽しく花一杯の冬を満喫しましょう。

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