雨が上がったので、花の写真を撮ってみた。今日は気が乗らないので園芸作業は行わず、花の写真を撮影するだけにした。

木槿の花は、ほとんど何もしなくても良く咲き、伸びすぎた枝を切る程度の手間しかかからない。そのせいか、毎年あまり鑑賞しないうちに長いはずの花期が終ってしまう。
今年は、そんなこともなく何度もこのハイビスカスのような花を見て夏を実感することができた。

マリーゴールドは夏の盛りの間、花が休んでいたが、涼しくなってくるのに合わせるように再び花を付け始めた。まだ数えるほどしか咲いていないが、そのうち初夏のころのようにたくさんの花を付けてくれることだろう。

過去に撫子(なでしこ)を植えた記憶はない。しかし、これほど長期間たくさんの花を付けるのなら、来年から夏の花壇の定番にしたいと思っている。
可憐である。
背景に写り込んでいるのは、カルシウム補給のために置いた螺貝(つぶがい)だ。どかすのも面倒なので、そのまま撮影した。

寄せ植えなのだが、「ベゴニアのプランター」になってしまっている。金魚草やらベゴニアやら、いまや駆逐されてしまいそうなペチュニアやらは在って無きが如し、である。寄せ植えの場合、複数の品種のバランスをとることが難しくて、手をこまねいているうちにこのようなことになってしまうことが多い。
要は、のさばりすぎた株を切って、物理的に他の株が伸びる余地を作ってやればよいのだが、手間を惜しんだ結果、バランスの悪い寄せ植えになってしまった。
真夏の暑さの中、頭を悩ませて伸びすぎた枝を切っていく作業は、なかなか大変なのである。