クレマチスが開花した。昨年のうちに伸びたクレマチスの枝を薔薇のラチスに絡めておいたので、今年は薔薇とクレマチスの共演が見られるはずだと思っていたが、クレマチスが先に開花した。薔薇の方は間もなく咲くであろうから、近いうちに共演を目にすることができるはずである。
薔薇の足元に見えているのは、冬のうちに切り詰めた木槿(むくげ)。かなり深く切り詰めたが、株立ちになって旺盛に成長している。こちらは開花までもう少し待つ必要がある。
木槿の足元に見えているのが、アネモネだ。今年は植物を増やしたので、なかなか楽しい庭になったと思っている。
狭い庭を有効活用しようと、通路の幅を最小限にしてしまったせいで、夏になって植物が伸びてくると、通行に支障をきたすようになる。今年も、飛び出したクレマチスの枝が邪魔になりはじめているが、まだ枝を切り取る気にはならない。何とか通ることができるからだ。
クレマチスはザ・プレジデント。薔薇の名はピエール・ド・ロンサール。この薔薇はこの上なく繊細な色のグラデーションを持った豪華な花を咲かせる種類で、毎年咲くのが楽しみだ。早くクレマチスと隣合せで咲く姿が見たいものである。