家庭菜園の収穫

 家庭菜園の収穫が順調である。冬のうちに、土作りを行った効果か、長雨の中で、胡瓜(きゅうり)やトマトの収穫が始まっている。

家庭菜園で採れたトマト

 去年はろくに収穫できずに終ってしまったトマトも、今年は紅い中玉の実が収穫できた。

家庭菜園で採れた胡瓜

 胡瓜はこれで、三度目の収穫。すでに片手で数えるのに余るくらいは収穫できたはずである。

 このブログを書いて、胡瓜の形がおかしくなることが気になったので、インターネットで調べてみた。どうやら、水不足、肥料不足、日照不足などのせいで株の勢いが弱ってしまうことが実の形状に影響するのだということらしい。最近肥料をやっていなかったことに気付き、日中に施肥したら大量の汗をかいてしまった。連日の雨で湿度が高いことも暑さの原因だろう。夏の園芸は要注意である。

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ロベリアの切り戻し

 鉢植えのロベリア「アズーロコンパクト」の花が少なくなり、花柄ばかりが目立つようになってきた。この品種は本格的な切り戻しは必要ないはずだが、長雨で株が弱っているように感じたので、思い切って切り戻しを行った。

満開のロベリア「アズーロコンパクト(スカイブルー)」(2021年6月27日撮影)
枝垂れるロベリア「アズーロコンパクト(スカイブルー)」(2021年7月4日撮影)

 二週間前は、元気に美しく咲いていたのだが、連日の雨で株が枝垂(しだ)れ花柄ばかりが目立つようになった。上の写真は一週間前のものだが、この後も雨の日が続き、アズーロコンパクトは見苦しい状態になっていたのである。

切り戻したロベリア「アズーロコンパクト(スカイブルー)」(2021年7月10日撮影)

 切り戻してさっぱりさせたロベリア。たまの休日の晴れ間、久しぶりの暑さの中で、外出前に急に思い立って作業を行ったので、切り戻す直前の写真はない。

 来週か、再来週あたりには、また美しく咲いたロベリアの姿をお見せすることができるだろう。

ワークマンの革手袋を薔薇用に

 薔薇に使用する革手袋をワークマンで購入した。安くて良いのがあると家内が聞いてきたので、少し前に近所のワークマンで購入しておいたものだ。製品としては熔接などに使用するもののようだが、ワークマン店頭には似たような手袋が何種類も並んでおり、どれが良いのか選ぶのに迷うほどだった。

 結局選んだのは、安売りになっていたもの。税込299円であった。元値の458円でも十分に安いと思うが、これはもう捨て値である。いろいろ迷ったのだが、どれが良いのか判らなかったので、安さで選んだ。

 実際に薔薇の剪定に使用してみたが、革は柔らかく、縫製もしっかりしていて不満な部分はなかった。特に問題はないようだ。薔薇の枝を力強く握れば棘(とげ)が革を突きとおすだろうが、普通に枝を持ったくらいでは薔薇が刺さるようなことはなかった。

 薔薇の手入には革手袋を使う方が多いと思うのだが、何も園芸店で高価な手袋を買う必要はない。ワークマンなら近所にある、という方は一度店頭をのぞいてみてはいかがだろうか。

本日も雨天なり

 このところ梅雨らしい天気が続き、毎日が雨模様である。昨日は雨がやんだので、ペチュニアの花柄摘みなど一応の作業をすることができたのだが、今日は朝から雨で、せっかくの休日なのに、庭に出ることができない。

雨に咲く桔梗(ききょう)(2021年7月4日撮影)

 六月初旬から咲き続けた桔梗(ききょう)の花も盛りを過ぎたようだ。今年はまめに花柄を切り取っていたつもりだが、蕾が上がらなくなってきた。
 写真に「ミリオンベル」と書かれたタグが写っているが、桔梗の花のすぐそばに雑草のように映っているのが挿木で増やしたカリブラコア「ミリオンベル」で、タグはそのためにさしたものだ。挿木で増やしたので、ミリオンベルの株はとても小さい。

雨に咲くロベリア「アズーロコンパクト」(2021年7月4日撮影)

 苦瓜(ゴーヤ)のために設置したネットが写り込んでしまっているが、こちらは挿木で増やしたロベリア「アズーロコンパクト」。ロベリアは挿木が難しく、うまく根付いたのはニ、三割程度だった。これはその中でもうまくいった一株。ロベリアは花柄摘みに神経質になる必要がないので、真夏に手間をかけるのが大変な南側の庭に地植えにしたものである。

雨にうたれ枝垂れる夏の花(2021年7月4日撮影)

 夏の花は晴天の中で空を目指して元気に咲く姿が好きなのだが、今日は雨の重さに鉢植えの花はどれも枝垂れてしまっている。写真に付けた説明書きが俳句のようになっているのに気付いて、俳句の真似事でもしてみたくなった。この方面はまったくの素人なのだが、戯れに一句。雅号は藝にして、ちと洒落てみた。

 つゆ寒や雨に枝垂れる鉢の花   藝齋