植えたままのガーデンシクラメンが開花間近に

 玄関の花壇に植えたままにしていたガーデンシクラメンが花を咲かせそうだ。枯れてしまった千日紅を処分したら、いつの間にか花を咲かせそうになっているのに気付いたのである。

 今まで気づかなかったのは、繁茂した千日紅の陰に隠れてしまっていたためだろう。

 この株は、この花壇で夏を二度越したものだ。本当は、地上部が枯れたら掘り上げて涼しく乾燥した場所で保管しておくべきなのだが、無精をして二年も花壇に植えたままにしてしまった。

休眠から覚めたガーデンシクラメン(2020年12月27日撮影)

 すぐそばから芽を伸ばしているのは、植え場所に困ってこの場所に植えたアネモネ。球根から育ったものだ。ここにガーデンシクラメンが隠れていることに気付かず、球根を植付けてしまったようだ。

 いまさらアネモネを移植するわけにもいかないので、このままにしておく。アネモネとガーデンシクラメンの華麗な共演を見られるだろうか。

ガーデンシクラメンの蕾(2020年12月29日撮影)

  蕾の色を見ると、白かピンク、あるいは紅白の花が咲きそうだ。私の記憶の中には赤いシクラメンしかないのだが。

 一年草は華やかでよいものだが、こうして忘れた頃に咲いてくれる多年草や球根植物も、心を豊かにしてくれるものだ。

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