花壇の水仙が満開になった。今が一番綺麗な時だろう。一緒に植えてある花はどれも春らしく装いを変えている。
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水仙は年に一度、短期間しか花を咲かせない。花後は草だけになり、その後地上部は枯れて球根だけが残る。我が家では、長い球根の期間に誤って他の植物を植え付けたりしないよう、東向きの塀際に植えることにしている。
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水仙の学名は「narcissus」。ギリシア神話のナルキッソス(ナルシス)のことである。ナルキッソスは、水面に映った自らに恋してそこから離れられなくなり、やがてやせ細って死んだ。いつしかその場所に水仙が咲いていたという。これが、水仙をナルシスと呼ぶ由来である。
短期間咲いて消える美しい花。ナルキッソスに捧げるに相応しい花である。
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