百合(ゆり)「カサブランカ」開花

 庭のカサブランカが開花した。百合(ゆり)は球根植物なので、ほとんど何の手間もかけずに毎年花を楽しむことができる。このカサブランカも、傾いていた茎を支柱で支える以外は何の手間もかけていない。

開花したカサブランカ(2022年7月14日開花)

 百合は日本にも自生しているので、育てるのは非常に楽である。球根を買ってきたら土に埋め込むだけ。後は美しい花が咲くのを楽しみにして待っていさえすればよい。カサブランカは、豪華な大輪の花を咲かせるおすすめの品種である。秋に園芸店をのぞけば、カサブランカの球根なら容易に見つかるはずだ。

カサブランカ(2022年7月14日撮影)

 このところの戻り梅雨のような気候に花弁が傷んでしまったようである。本格的な夏は苦手だが、雨が続く日々も憂鬱になるものだ。今日はまだ7月中旬。秋風が吹くのはまだだいぶ先のことである。

 

カサブランカの球根

 庭植えの百合(ゆり)、カサブランカの球根が分球してきた。最初に植えた球根の脇から芽が出ているのに気付いてはいたが、分かれた球根が育っているのには気付かなかった。

 百合という語は、この球根の姿からついたもののようだ。うろこのような形状の鱗茎がたくさん集まっている様を、このように表現したとされている。漢語の百合(ひゃくごう)に和語の「ゆり」を当てたということだろう。ちなみに漢方薬として使う場合、百合は「ひゃくごう」と読まれるらしい。

カサブランカの株元(2021年9月26日撮影)

 一昨年の春に植えたカサブランカの株元に分球した球根らしきものが見える。鱗茎が青々として元気そうである。株元から八方に伸びる根は地上に出てきてしまっているが大丈夫なのだろうか。写真左側に見える太い幹が本家カサブランカ。最初に植えた球根から伸びている茎である。

分球した球根(2021年9月26日撮影)

 分球した球根は、もっと大きくなったら切り分けて植え替えたいところだが、さて、どこに植えたらよいやら。我が家には空いている場所は既になくなりつつあるのである。

夏の庭

 我が家の狭い庭にも夏がやってきた。夏の花が咲き、夏野菜が順調に育っている。

木槿(むくげ)(2021年7月18日撮影)
木槿(むくげ)(2021年7月18日撮影)
木槿(むくげ)(2021年7月18日撮影)

 我が家の木槿(むくげ)は、冬の間に深く切り詰めたせいか、開花が遅く花数も少ないようだ。枝が伸びすぎて邪魔にならないようにすることと、たくさんの花を咲かせることとは両立できないのだろうか。剪定の仕方に、まだ私の知らない技(わざ)があると良いのだが。

百合(ゆり)「カサブランカ」(2021年7月18日撮影)

 先週咲きはじめたカサブランカも咲き進んですべての蕾が開花した。先に咲いた花は、既に散ってしまったようだ。風邪気味のせいか、相変らず香りは感じにくい。カサブランカの花は、大変豪華である。背が高くなり過ぎて花が高いところで咲くので鑑賞しづらいのが残念である。

苦瓜(ゴーヤ)のカーテン(2021年7月18日撮影)

 ウッドデッキの前に作った緑のカーテン。園芸用ネットに絡ませた苦瓜(ゴーヤ)でできている。花壇の片隅に植えた二株で、ここまで繁った。目隠しと日除けの効果は十分である。苦瓜も既になり始めた。今年も、食べきれないくらい収穫できることだろう。

カサブランカ開花

 庭の百合(ゆり)「カサブランカ」が開花した。一昨年に植えたもので、今年三度目の開花となる。

百合「カサブランカ」(2021年7月11日撮影)

 三年目を迎えて株も充実してきたのだろう。鑑賞のためにはもう少し低い位置で咲いてくれたほうが嬉しいのだが、ぐんぐんと背を伸ばして、気付けば見上げるばかりのところに花が付くようになってしまった。

百合「カサブランカ」(2021年7月11日撮影)

 百合は強い香りを放つはずであるが、昨日の豪雨のせいか全く匂いは感じない。初め、庭の手入のためにしたばかり見ていた私は、高いところで百合が咲いたことに気付かなかったほどである。

百合「カサブランカ」(2021年7月11日撮影)

 遠くに植えたはずの胡瓜(きゅうり)の葉がここまで進出しているのは、家内の丹精のたまものである。平日私は庭を見ることができないので今気づいたのだが、百合の支柱と胡瓜の支柱の間に支柱が横に掛け渡してあって、胡瓜が誘引されているではないか。

 鑑賞する植物と、収穫する植物とは一応分けておきたかったのだが、家内にとっては花より団子なのであろう。が、これ以上はびこったら、カサブランカに絡んだ胡瓜は切り取るつもりである。

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庭のカサブランカ

 庭のカサブランカが咲き進んだ。今日は昼頃庭に出て写真を撮ったのだが、昨日までとは打って変って空が晴れ上がり、夏らしい暑さとなった中、大輪の百合(ゆり)が三つ。なかなか見事である。

咲き進んだカサブランカ(2020年7月19日撮影)

 蚊に刺されるのが厭で、長袖を着たまま庭に出たのであるが、しばらくして流れる汗が止まらなくなってしまった。梅雨が明ければ、本格的な暑さがやってくるのだから、熱中症などにならぬよう十分気を付けねばならない。

咲き進んだカサブランカ(2020年7月19日撮影)

 百合の葉の上に、小さな蛙が乗っているのが判るだろう。我が家には蛙がたくさんいる。これも農薬などを使わずに植物を育てているからだろう。いや、害虫を見付けたときは防除のために最小限の薬剤は撒いているが、ほぼ無農薬でやっている。だから、蛙や蟷螂(かまきり)が育っているのだ。

 暑さのために、百合の香りを楽しむのも忘れて部屋に戻ってしまった。家の中はまだ昨日までの涼しさが残っており、冷房をかけずとも快適に過ごすことができる。本格的な夏はすぐそこまで来ているようだ。

カサブランカ開花

カサブランカ(2020年7月17日撮影)

 カサブランカが咲いた。まだ一輪きりだが、これから次々に開花するだろう。カサブランカという百合(ゆり)は大輪で豪華な花を咲かせる品種である。この百合は昨年植えたもので、二年目の開花だ。去年よりも大きく育った。

カサブランカ(2020年7月17日撮影)

 カサブランカは、百合特有の香りが強くする。今日は、雨が上がった直後ではあったが、それでも顔を近づけると百合の匂いが香った。

カサブランカ(2020年7月17日撮影)

 百合は球根植物なので、多少の手入をすれば毎年開花する。重宝な植物である。

続・カサブランカの蕾

 カサブランカの蕾(つぼみ)がより一層膨らんできた。今にも咲きそうである。

カサブランカの蕾(2020年7月12日撮影)

 蕾が大きくたくましくなり、下を向いていた蕾が首をもたげてきた。つぼみは全部で五つ。来週にはカサブランカの豪華な花を紹介できるのではないだろうか。

 下の写真は、ちょうど一週間前に撮影したものである。急激に蕾が膨らんでいることが判るだろう。

カサブランカの蕾(2020年7月5日撮影)

 楽しみである。

カサブランカの蕾(つぼみ)

カサブランカの蕾(2020年7月5日撮影)

 庭に植えた百合、カサブランカの蕾(つぼみ)が大きくなってきた。去年植えたものだから、二年目の花となる。蕾がたくさんついていたので、無事に全て咲くのか心配していたが、これなら豪華な花がたくさん付きそうである。

カサブランカ(2019年8月4日撮影)

 上の写真は去年咲いたカサブランカ。心配するまでのことはなかったようだ。去年も複数の花が咲いていた。記憶というものは全く曖昧なものである。

 写真と比較すると、今年の株は去年より大きく成長しているようだ。

カサブランカの植付け

 昨日仕入れてきたカサブランカの球根を植付けた。当初予定していた写真手前の花壇ではなく、写真奥の花壇、クレマチス(判るかな?)の隣に植付けた。寒さに当ててあるから今から植えても咲くと書かれていたが、果たしてどうだろうか。百合(ゆり)の球根の植え付け適期は十月か十一月なのだ。