アネモネが繁っています

 今日は空は晴れ渡っているが、風が強く屋外にいると非常に寒い。

 その寒さの中で、アネモネが元気に育ち、葉を繁らせている。

球根を隠した秋の寄せ植え(2021年1月29日撮影)

 風でアネモネの葉がそよぎ、見ていると心地よい。

 しかし、その風のおかげで、撮影した写真はどれも一部がぶれてしまった。動画も撮ってみたが、何故か風の音が寒々しいばかりで、心地よいとはお世辞にも言えぬ動画となってしまった。

球根を隠した秋の寄せ植え(2021年1月29日撮影)

 なにゆゑ衣のことを思ひ煩(わづら)ふや。野の百合は如何にして育つかを思へ。勞せず、紡がざるなり。されど我なんぢらに告ぐ、榮華を極めたるソロモンだに、その服裝(よそほひ)この花の一つにも及(し)かざりき。(マタイ6章28、29)

 新約聖書のイエスの最も有名な言葉(山上の垂訓)の一部だが、現代では、ここで百合と訳されている花はアネモネだという説が有力である。その説を知ってから、私はアネモネを見る時に必ず、この若かった頃に読んだ聖書の言葉を思い出す。

球根を隠した秋の寄せ植え(2021年1月29日撮影)

 寄せ植えにしたパンジーも健気に花を付けている。そして、深い位置に植えたチューリップは、まだ顔を見せない。

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