美しいオステオスペルマム

 今週もオステオスペルマムが美しく花を広げている。 花弁がピンと伸びて、 花の形が端正なので、まるで勲章が咲いているかのようである。今年初めて植えてみた品種だが、眺めていても飽きるということがない。晩に花が閉じて朝起きてみるとまだ開き切っていない。陽射しを浴びて初めて花弁が完全に開くのである。

オステオスペルマム(2019年4月7日撮影)

 花もちもよく、今の季節でも切り取る花柄は週一回の花がら摘みで一鉢当り二、三本と言ったところなので、手入れも比較的楽だ。平日は昼間に開いたオステオスペルマムを見ることができないのが残念である。

 そういえば、月も改まったのでそろそろ肥料をやらないといけないかな。次の土日に置き肥をしよう。

オステオスペルマム(2019年4月7日撮影)

 そういえば、このオステオスペルマムは多年草のはずだから、花壇に植えても面白いのではないか。ただ、植える候補地の花壇は、花を植える前に手を入れる必要があるのだ。花壇の縁に入れてある煉瓦の埋め込み方に問題があるようなので、少しばかり煉瓦を調達して、花を植える前に、そして暑さがやってくる前に花壇の改造をしたいと思っているのである。

 これまでもガーデニングは植える場所を限定して続けてきたが、手が廻らない部分は積極的に手を入れて良くしようという気にならなかった。しかし、この連載を始めてから、庭を美しく彩りたいという、園芸を始めた頃の気持が少しだけ戻ってきたような気がしている。

オステオスペルマム(2019年4月7日撮影)

 楽して楽しむガーデニングは、何処へいってしまったのだろうか?

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