挿木苗の定植

 2週間前に挿木が発根したようなので、コンテナに定植することにした。作業の様子を簡単に紹介しておこう。

用意したもの

  • 挿木で増やした苗・・・・・・多数
  • 初雪葛(はつゆきかずら)・・・・・・1株(解体した鉢植えから再利用)
  • グレコマ・・・・・・・・・・・・1株(解体した鉢植えから再利用)
  • 培養土・・・・・・使いかけと1袋
  • 鉢底の炭・・・・・・1袋
  • コンテナ・・・・・・2個

 初雪葛は古い寄せ植えを解体した時に、根が露出してしまったのでバケツに付けて吸水させている。少し増えすぎたので、必要な分だけ残した。

挿木で増やした苗(2021年5月30日撮影)
挿木で増やした苗(2021年5月30日撮影)

 挿木苗はかなりの割合で発根しているようである。

コンテナの底に鉢底の炭を投入する
鉢底の炭の上から培養土を加える

 網が付属していないコンテナは、底に鉢底の炭を2センチ程度敷きつめて、その上に培養土を入れる。適当なところで苗を配置して、仕上がりの高さを確認する。使用した苗はサフィニア(江戸しぼり)2株とロベリア(アズーロコンパクト・スカイブルー)1株、そしてグレコマである。グレコマは根を大幅に整理し、地上部も大胆に切り詰めた。

 さらに土を足して苗がちょうど隠れるような高さにそろえ、土を入れた部分を割箸(わりばし)などで突いて土を安定させる。突きすぎると土の団粒構造を破壊するので、ほどほどにしておく。水やりして土が下がってしまった場合は、さらに土を加えればよい。

 網が付属しているコンテナの場合は、鉢底に炭を入れる必要はないので、いきなり培養土を投入して、同様に苗を植付けた。こちらに植え付けたのは、ミリオンベル(オレンジ)、サフィニア(ももいろハート)、初雪葛(はつゆきかずら)である。

 植え付けが終って、元の場所にコンテナを戻した。この後、水をたっぷりとやって、本日の作業は終了である。上の段の寄せ植えは挿木に使用したジフィーセブンが見えてしまっていたので、この後土を加えておいた。

寄せ植えの植替え

 立冬を過ぎたので、暦の上では昨日から冬である。体感的には、まだ晩秋のようだが、冬は着実に近づいている。ペチュニアやカリブラコアなどの夏の花はまだ咲き続けているけれども、本格的な寒さがやってくる前に植替えを行って、次に植える草花の根を張らせておく必要がある。

 というわけで、先週に引き続き、今週も寄せ植えの植替えを行った。

【用意したもの】

  • パンジーの苗      1株
  • ビオラの苗       3株
  • ガーデンシクラメンの苗 1株
  • ハンギングバスケット  1
  • コンテナ寄植え     1
  • 培養土(土が足りなくなったときのため)

 最初に、古くなった夏の草花を取り除く。初雪葛(はつゆきかずら)は冬の寄せ植えにも使うので、そのまま残しておく。古い植物の根がコンテナ深くまで張っているので、スコップで土を混ぜながら、残っている根を取り除く。古い根は完璧に取ることはできないので、ある程度根が固まっている部分を取除けば、それで問題ない。

 鉢底石が入っている場合は、石までかき混ぜてしまわないように加減が必要だ。

 植付ける前に、苗をポットのまま仮置きして出来上がりをイメージする。もう一株くらい植えたい感じだが、株が育ってくれば隙間が埋まってよい感じになるはずだ。

 こちらは、二株植えればちょうどよい感じだろう。寄せ植えは、ぎゅうぎゅうにたくさん植えれば見栄えが良くなることは判っているのだが、たくさん苗を買うには、たくさんお金が必要になるので、そこは財布と相談して楽しめばよいと思っている。毎年、この大きさのバスケットには一株ずつ植えていたので、これでも今年は少しだけ奮発したのである。

 春にやった肥料がまだ効いているはずだから、今回の植替えでは元肥は施さなかった。

 上の写真のコンテナには、この後、百円ショップで買ってきた原種系チューリップの球根を4球追加しておいた。これもちょっとした愉しみ。

 冬の寄せ植えは成長が遅いから、もう一株ずつ植えても大丈夫だったと思う。

 所定の場所に置いて、たっぷりと水を遣れば植替え作業の終了である。苗に咲き終った花が付いていたから、花柄摘みもついでにやっておいた。

 伸びすぎた初雪葛を切り詰めたものを挿し穂として、ハンギングバスケットに挿してみた。季節外れだから根付くかどうかわからないが、どうせ捨てるものだから駄目でもともとである。垂れ下がる葉があると見栄えが良くなるので、一本でも付いたら良いのだが。

猛暑に咲くペチュニア

 猛暑の中、ペチュニアは元気に花を咲かせています。

猛暑に咲くペチュニア(2020年8月16日撮影)

 上の写真は、ペチュニアとロベリアの寄せ植えとして作ったものですが、ロベリアが枯れて脇役の初雪葛(はつゆきかずら)がすごい勢いで伸びています。涼しくなったら、ロベリアの後釜を植えて、伸びすぎた初雪葛の枝を整理したいと思っています。

 暑さに負けて行動を起せずにいる、というのが正直なところです。(よく見ると、ロベリアの苗についていたタグを取り忘れていますね。)

猛暑に咲くペチュニア(2020年8月16日撮影)

 こちらも、伸びすぎていたペチュニアを切り戻したもの。下の写真が切り戻す前で、この草姿も悪くないのですが、もう少し均等に広がってほしいので思い切って切り戻しました。中心付近の花のある部分を残したので、コンパクトになって途切れずに花を咲かせ続けています。

切り戻す前のペチュニア(2020年8月9日撮影)

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寄せ植えの改造

 多忙のため公開が遅れたが、寄せ植えの改造をしたのは先週の日曜日のことである。

 まだ咲き続けていたので、植え替えるのを躊躇していたペチュニアを引き抜いて、冬の植物に変更した。今回植え付けたのは、

  • ビオラ
  • 初雪かずら
  • ノースポール

である。

寄せ植え(2019年11月17日撮影)

 向って正面やや左寄りに不自然な空白があるのは、ここにガーデンシクラメンの球根が埋まっているのを発見したからである。そのため、ビオラの配置が窮屈になってしまっている。シクラメンが芽を出さなければ、違う花を植えることになるだろう。

 今年は引き立て役に初雪かずらも植えてみたが、早くシクラメンが育ってもらわないと どうもバランスが悪い。

寄せ植え(2019年11月17日撮影)

 マリーゴールドは夏から咲き続けているのでそのまま残した。ただ、枝が裂けた状態で草姿がだらりとなってしまっていたので、有り合わせの支柱を立てて姿勢を矯正しておいた。蕾もたくさんついていたから、まだしばらくは咲くだろう。

寄せ植え(2019年11月17日撮影)

 植えてから一週間たった今日の状況は次の写真のとおりだ。まだ、ほとんど何も変わっていないようだ。

寄せ植え(2019年11月24日撮影)

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