花にら(イフェイオン)開花

 花にら(イフェイオン)が一輪咲いた。花にらは球根植物で、一度植えれば何もしなくても毎年可憐な花を楽しむことができる。

今年最初のイフェイオン一輪(2022年3月20日撮影)

 花にらはその名のとおり韮(にら)に似た葉を付ける。葉を傷つけたときの匂いも韮に似ている。が、毒があるので食べることはできない。

次々と咲きそうなイフェイオン(2022年3月20日撮影)

 写真をお見せしたのは、最初に咲いた一輪。大量の蕾が付いているので、すぐに満開になることだろう。春たけなわと言えるのも間もなくのことである。

秋明菊満開

 秋明菊(しゅうめいぎく)が満開となった。本日は秋分の日。昼と夜とが同じ長さになる日だ。

 挿木苗中心で植付けを行ったことが原因か、天候不良が原因かは判らないのだが、今年は、ペチュニア、カリブラコア、ロベリアなどの一年草はどれも順調に育たず、寂しい結果となった。例年であれば、咲き誇るばかりに大量の花が咲いているはずなのだが。

 枯れてしまうことがあっても、すぐに新しい苗を買ってきて空いた場所に植えるのだが、今年は不景気の影響で苗を購入する気になれなかった。医療の進歩によって、新型コロナウイルスが普通の風邪になる日が、一日も早く来ることを祈るばかりである。

満開の秋明菊(2021年9月23日撮影)

 そんな中で、秋明菊だけは順調に育って大量の蕾(つぼみ)を付け、旺盛な開花を見せてくれている。やはり、古くから日本で育てられてきた種類は、手間なくして良く育つもののようだ。

芽を出した花にら(イフェイオン)(2021年9月23日撮影)

 植えたままの花にら(イフェイオン)は、今年も律儀に芽を出してくれた。写真を撮ったのはこの部分だけだったのだが、他の場所にもたくさん目を出しているので、例年どおり青い小さな花を今年もたくさん見せてくれることだろう。

秋明菊(2021年9月23日撮影)

 我が家に咲く秋明菊の花形は、必ず不揃いである。が、ピンクの花びらと黄色い雄蕊(おしべ)そして緑色の雌蕊(めしべ)は十分鑑賞に値すると思う。実は秋明菊には花弁は存在せず、花弁に見えるのは萼片なのだそうだ。花びらに見える部分が不揃いなのは、花弁ではないからなのかもしれない。

秋明菊(2021年9月23日撮影)

 今年最初の秋明菊が咲いたのが8月23日だから、今日でちょうど一月咲き続けていることになる。まだまだ蕾が残っているから、もうしばらくこの素朴な花を楽しむことができることだろう。 

花にら(イフェイオン)が満開に

 花にら(イフェイオン)が満開になった。

花にら(イフェイオン)(2021年度3月25日撮影)

 花にらの間にうねうねとのたくっているのは、クレマチスの枝である。冬の間は土と同化して気にならなかったのだが、花にらの葉が繁茂した状態で写真を撮ると結構気になるものだ。肉眼で見ている限り全く気にならないのだが、カメラというのは人間の脳が気にしない(不要なものとして見ないようにしている)ものまで、しっかりと写してしまうのである。

花にら(イフェイオン)(2021年度3月25日撮影)
花にら(イフェイオン)(2021年度3月25日撮影)

 この花にらは植えてから数年経つのだが 、全く何もしなくても毎年かならず正確に花を付ける。この花は大変すばらしい生命力を持っているようだ。

 一年草は華やかで庭の主役になるけれども、花期は短くても毎年繰り返し咲いてくれる宿根草や球根植物などの多年草は、庭に迎えてみるとどなたでも豊かな気分になれるだろう。

花にら(イフェイオン)開花

 今日、遅い朝食をとってから庭に出ると、花にら(イフェイオン)が一輪咲いていた。蕾が出ているのも確認しないうちに、である。韮(にら)のような葉が繁っているのを見て、花はまだ先だなと思っていたのが、つい先週のことだったはずだ。

花にら開花(2021年3月14日撮影)

 忙しさに庭を顧みる余裕のない数日のうちに、急激に花芽を伸ばし、そして花を付けたのだ。春の草花は、忙しい私の目を盗むようにして、めざましいまでに成長を遂げるのである。

 先日の水仙と言い、アネモネと言い、成長が驚くほど速い。春たけなわという言葉が実感される今日この頃である。

花にら開花(2021年3月14日撮影)

 我が家の花にらは、小さく青い可憐な花をたくさんつける。球根植物なので何もしなくても、毎年繰り返し咲く。今年のように、不景気で花を買う気になれないような年でも必ず咲くので、庭が寂しくならずにすむ。

 重要なのは、その球根を植えるに相応しい場所を見つけることだ。私は、一度この花にらを玄関の花壇に植えてから、その前面に葉の繁るクリスマスローズを植えたため、せっかくの花にらが見えなくなり、球根を庭に移植した経緯がある。

 花にらはまだ咲きはじめたばかりだ。

 蕾もたくさん上がってきているから、これからしばらくは花にらの咲くのを目にすることができるだろう。

庭の来訪者

 今週日曜日、庭で花にら(イフェイオン)の様子を視てたら、ウッドデッキの辺りでドタドタという音がした。驚いてそちらを見たら何かが逃げていく影が。茶色いような色に見えたので「狸か!?」と思って逃げた方を確認したら、いました。庭の来訪者が。

庭の来訪者(2020年12月20日撮影)
庭の来訪者(2020年12月20日撮影)

 そこには三毛猫がこちらの様子をうかがっていたのです。おそらく野良でしょう。

 寒い日の昼下がり。ウッドデッキには午後の陽射しが当って、心地よい暖かさに誘われてウッドデッキの下でくつろいでいたのだと思われます。

 邪魔してすまなかったな。野良猫君。驚かすつもりはなかったのだが。

花にら(2020年12月20日撮影)

 ちなみに、眺めていた花にら(イフェイオン)はこんな状態です。花にらは花が咲いていないと韮(にら)にそっくりです。匂いが韮に似ているくせに毒性があるという厄介な植物ですので、間違っても食用の韮の近くに植えてはいけません。さらにちなみに食用の花にらというのもあって紛らわしいのですが、勿論こちらは食すことが可能です。

 園芸用の花にら(ハナニラ、イフェイオン)は食べられないということです。

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花にら(イフェイオン)が咲きました

 庭に移植した花にら(イフェイオン)が咲いた。まだ一輪だけだが、たくさん葉を出しているので、まだまだ咲くはずだ。

花にら(イフェイオン)(2020年3月11日撮影)
花にら(イフェイオン)(2020年3月11日撮影)

 花にらは最初に青の花を付ける球根を買った記憶がある。その末裔だからだろうか。紫に近い深い青が美しい。

 花は小さいが、一度にたくさん咲いて風に揺れるさまは、言うに言われぬ風情がある。

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花にら(イフェイオン)の新芽

 これから本格的な冬に向おうという季節なのだが、いろいろと新芽が出てきて楽しい。これは、花にら(イフェイオン)の新芽である。

花にら(イフェイオン)の新芽(2019年12月1日撮影)
韮に似た葉が花にら(イフェイオン)の新芽です。中央はクリスマスローズの新芽。
花にら(イフェイオン)の新芽(2019年12月1日撮影)
花にら(イフェイオン)の新芽(2019年12月1日撮影)
花にら(イフェイオン)の新芽(2019年12月1日撮影)

 念のための注意です。名前が似ていますが、花にら(ハナニラ、花韮)は韮(ニラ)とは別の品種で食べられません。お気を付けください。

 韮と近い品種なので韮のにおいがしますが、別の品種です。