ベゴニア・センパフローレンスの育て方を公開しました。下書きのまま筆が進まずしばらく放置していたのですが、ようやく公開に漕ぎ着けることができました。ベゴニアは、昔育てたことがあったはずですが、花の形が好きになれず、ながらく育てることのなかった品種です。
今回、寄せ植えに加えたのは、寄せ植えセットにベゴニアが含まれていたからに他なりません。このようなことがなければ、私の庭にベゴニアの花が咲くことはなかったはずです。
引続き、様々な園芸品種の育て方を記載していきますので、よろしくお願いいたします。
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学名:Begonia × semparflorens-cultorum
科名:シュウカイドウ科
属名:シュウカイドウ属(ベゴニア属)
ベゴニアにはいろいろな種類があります。ここで紹介するのは庭植えに適した、最も一般的な園芸品種、ベゴニア・センパフローレンスです。
ベゴニア・センパフローレンス(2019年7月21日撮影)
我家でも、日照時間の記録的に少ない中でも、旺盛に枝を伸ばして花を付け続けています。非常に強健な品種と言ってよいでしょう。寄せ植えになっていますが、中央やや左の特徴的な赤い花を咲かせているのがベゴニア・センパフローレンスです。この寄せ植えの中で、最も勢力を伸ばしています。
置き場所、環境
陽当りと風通しの良い場所を好みます。一重咲きの品種は強健で盛夏の直射日光に当てても問題ありませんので、陽当りの良い場所に置きます。八重咲の品種は真夏の日光で葉焼けを起すことがありますので、西日が遮られる場所に置くのが良いでしょう。
植え付け
適期は春から初夏、または秋です。株が大きくなるので十分な間隔を取って植え付けます。
ベゴニア・センパフローレンス(2019年6月30日撮影)
水やり
庭植えの場合は、特に水やりの必要はありません。真夏に乾燥した日が長く続いた場合は、朝のうちにたっぷりと水やりします。
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出すまでたっぷりと水やりします。
肥料
元肥として緩効性肥料を用土に混ぜておきます。追肥は、4月~11月中旬までの生育期の間、定期的に置き肥をするか、週に一回程度液体肥料を施します。
花柄摘み
雄花は自然に落ちるので、地面に落ちた花柄を定期的に片付けるか、切り取るかします。雌花は開花が終ったら、花柄の付け根の部分から切り取ります。
雄花と雌花の違いが分からない場合は、雄花か雌花かにかかわらず、咲き終った花を切り取れば良いのです。
病害虫
油虫がわくことがあります。見付けたら、薬剤などで駆除します。
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※ブログ「雨後の花」に寄せ植えがベゴニアだらけになった写真があります。
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