秋の足音

 夏がどこかへ行ってしまったようだ。朝から雨が降り続き、窓を開けて外気を入れていると肌寒さを感じるほどである。

蕾が膨らんだ秋明菊(2021年8月12日撮影)

 庭の秋明菊(しゅうめいぎく)は旺盛に葉を伸ばし、狭い通路の通行を妨げるほどになった。麻紐で臨時の柵を作り、足の踏み場を確保しなければならなかったほどだ。そしてたくさん蕾を付けた。可憐な花を長く楽しむことができるだろう。

蕾が膨らんだ秋明菊(2021年8月12日撮影)

 去年は8月23日に咲いているから、今年も月が代る前に花を咲かせることだろう。私は、秋明菊のピンク色の素朴な花が好きなのだ。

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咲き続く秋明菊

 昨年庭に植えた秋明菊(しゅうめいぎく)が咲き続けている。秋も深まって、花が多くなり見応えがでてきた。

秋明菊(2020年10月25日撮影)

 雑草が生い茂っているのをお見せするのは恥しいが、肉眼で見ているときは不思議と気付かないものなのである。次の休日には、雑草取りを行うことにしよう。もうしばらく花を楽しみたいので、咲き終った花柄は、この後切り取っておいた。

秋明菊(2020年10月25日撮影)

 秋明菊の花は、素朴で美しい。

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迷子の秋明菊

 昔植えた秋明菊(しゅうめいぎく)。花壇の隅に植えたはずが、いつの間にか庭の隅で勝手に咲くようになった。ウッドデッキの蔭で、ほとんど陽の当らないところである。今年は、芽を出さないと思っていたら、先日見つけました。

迷子の秋明菊(2020年10月11日撮影)

 もう少し良い場所に移したいと思うのだが、せっかく毎年花を付けてくれている株を駄目にしてしまうのも勿体ない。また、こうして、無造作に咲いてくれているのもなかなか風情があるので、なかなか移植に踏み切れないのである。

迷子の秋明菊(2020年10月16日撮影)

 女房が雑草と間違って抜いたようだと言っていたから諦めていたのであるが、無事に花を咲かせた。考えてみると、例年の場所から少しずれているようでもある。昨年、庭の特等席に植えた株よりも、心なしかこちらの方が花が美しいように感じるのは、何故だろうか。

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秋明菊

 去年植えた秋明菊が咲いている。私はこの花が気に入っているので、庭に出て最初に目に入るところに植えた。もっと、盛大に咲き誇るのを期待していたのだが、今のところ秋明菊は控えめに咲いている。

秋明菊(2020年9月30日撮影)

 蕾はたくさん上がってきているので、まだこれから本格的に咲くのだろう。日陰を好む植物なのに、割と陽当りの良い場所に植えたので、葉焼けしてしまったかもしれない。

秋明菊(2020年9月22日撮影)
秋明菊(2020年9月30日撮影)
秋明菊(2020年9月30日撮影)

 まだ数は少ないが、一輪一輪の花は美しい。

 秋は深くなってきている。

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秋明菊が咲いた

 例年、秋の訪れとともに咲く秋明菊(シュウメイギク)。その最初の一輪が咲いた。我が家に植えているのは秋明菊「ハドスペン」。ハドスペンは桃色の素朴な花を咲かせる品種だ。

今年最初の秋明菊の花(2020年8月23日撮影)

 花期は8月末から11月一杯なので、天候不順にもかかわらず、きちんと花を咲かせてくれたのである。

 この株は、去年開花苗を庭に下ろしたら、つぼみが萎れて花を楽しめなくなってしまったのだが、今年は、旺盛に葉を繁らせ、無事に開花を迎えたものだ。

秋明菊(2020年8月23日撮影)

 たくさん蕾が付いているから、まだまだ花を見せてくれるだろう。

 残念なことに、花壇の外、ウッドデッキの下に根付いていた古株の秋明菊は、今年は姿を消してしまった。家内が雑草と間違えて抜いてしまったようだ。根が生き残っていてくれれば、来年にでも、また姿を見せてくれるかもしれないのだが。



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秋明菊の蕾が上がってきました

秋明菊の蕾(2020年8月2日撮影)

 梅雨が明けて久し振りに庭に出てみると、秋明菊の蕾がたくさん上がっていた。少し早いような気がするが、去年植えた株は環境が良いので早く咲くのかも知れない。忘れていたが、去年は鉢植えの秋明菊を庭に下ろしたら、たくさんあった蕾がすぐにしおれてしまい、ゆっくりと花を楽しむことができなかったものだ。

秋明菊の蕾(2020年8月2日撮影)
秋明菊の蕾(2020年8月2日撮影)

 今年は、8月早々にこれだけ蕾が上がっているのだから、寒くなるまでたくさんの花を付けてくれるに違いない。去年は失敗したが、これまでの経験では、一度根付いてしまえば放っておいても毎年花を付けてくれるはずだ。

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美しい瞬間

 花を育てていると、時々、花の姿に素直に美しいな、と思う時がある。そんな瞬間を切り取った写真を選んで載せてみたい。

薔薇の名前は忘れてしまった

 薔薇の名前も忘れてしまったのだが、おそらくはヘリテージ(手前)とパット・オースチン(奥)だと思う。大変美しい薔薇なのだが、これから薔薇をやろうという方には、より新しく作出された品種をおすすめしたい。理由は、新しい品種の方がより育てやすい薔薇が多いはずだからだ。

 これらの薔薇も、薔薇を撮ったカメラも今は手元にない。いろいろな薔薇を育てて美しい花を愛でたいという気持ちはあるのだが、多数の薔薇の手入れは本当に大変なのだ。私のようなずぼらな人間には、強健で育てやすい薔薇二株か三株を育てるのが関の山というものなのだろう。

つる薔薇(グラハム・トーマス)

 個々の花も美しいけれど、連らなって咲くつる薔薇も美しい。

ピエール・ド・ロンサール
ピエール・ド・ロンサール
グラハム・トーマス

 やはり薔薇の写真が多い。薔薇は美しい。

 過去に書いた薔薇のリストを見ると、2003年から2005年にかけて少なくとも9株の薔薇を入手したはずだ。現在も庭で咲いているのは、ピエール・ド・ロンサール、グラハム・トーマス、ラブリー・メイアンの三種のみである。どれも強健で育てやすいおすすめの品種だ。そしてどれもつる薔薇として育てている。

マーガレット、撫子(なでしこ)、ビオラ

 寄せ植えの一部分を切り取った写真。寄せ植えのコンテナ全体がバランスよく咲いているわけではないのだが、ときどきこのような光景に出会うことがある。どの花も美しさの盛りを迎えているようで、見ていると楽しくなる。

秋明菊

 私は秋明菊のこの素朴な美しさが好きだ。この花は、植えたはずの場所ではなく、いつの間にか庭の隅、ウッドデッキの裏に根付いて、毎年秋に規則正しく可憐な花を見せてくれる。

クリスマスローズ

 八重咲のクリスマスローズの美しさは、薔薇に引けを取らない。特に咲いたばかりの新鮮な花弁は匂い立つような美しさをまとっている。陽光に透ける花弁など、何に喩えればよいのだろうか。

雨後のクリスマスローズ

 クリスマスローズは最近廉価に入手できるようになったし、一度根付けば放っておいても毎年花を咲かせ、株が強く大きく育っていく。一度手に入れると数年(場合によっては十年以上)付き合うことになるから、どんな花が好みなのかよく吟味してから購入すべきである。

いかがだったでしょうか。

秋明菊が葉を繁らせています

 昨年庭に植えた秋明菊。最初の年は、咲いている株を庭に下ろしたら花がすべて萎れてしまい、可憐な花を楽しむことができなかった。

秋明菊(2020年4月26日撮影)

 その秋明菊が、新芽を伸ばして新緑が青々と美しい。元気に育っている証拠であろう。今年の開花が楽しみである。

秋明菊(2020年4月26日撮影)

 多年草は花だけではなくて、こうして花咲くまでの成長を身近に感じることもガーデニングの楽しみである。

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秋明菊ハドスペンしおれる

 先週植え付けた秋明菊(ハドスペン)。毎朝、出勤前に気を付けて見ていると、いい感じで咲いていたのは初めのニ、三日だけだった。出勤前のあわただしい時間帯だから、ウッドデッキに出て遠目で見ただけで、近くによってきちんと確認することはできなかったのだが、週の後半には植え付けたばかりの秋明菊は次第に元気をなくして、しおれてしまった。

 乾燥を嫌うことが分かっていたから、堆肥を加えて保水性を高めたうえで植え付け、水遣りもきちんとしたつもりだったのだが、豊富に蕾を付けた秋明菊は次第にしおれていったのである。

しおれてしまった秋明菊ハドスペン(2019年10月6日撮影)

 これまで、花苗や鉢植えを買ってきて、庭に下した結果しおれてしまった経験はなかった。だから、当然植え付けた秋明菊はますます旺盛に育つはずだと思っていたのである。

 しかし、しおれてしまったものは仕方がないので、雨が上がった後、蚊に刺されながら少しだけ手入れをしておいた。枯れた花と葉を切り取っておいたのである。

秋明菊(お手入れ後)(2019年10月6日撮影)
秋明菊(お手入れ後)(2019年10月6日撮影)

 きちんと観察してみると、葉は青々としているし、新しい蕾も上がってきているようだから、このまま枯れてしまうということはなさそうだ。

 鉢植えのまま花を楽しんでおいて、花期が終ってから植え付けた方が良かったのかな。9月は秋明菊植付けの適期のはずなのに。

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秋明菊ハドスペン植付け

 秋明菊を庭に植えようと思い、道の駅で購入してきた。植えてから見てみると品種名に「ハドスペン」と書かれていた。

 我家では、毎年秋明菊が花を咲かせているのだが、何故か妙な場所で花を咲かせるので、花壇にも一株植えてみたのである。

購入した秋明菊(ハドスペン)についていたタグ

 植え付けた直後の写真があればよかったのだが、撮影するのを忘れていたようだ。

 今度は、花壇の目立つ場所に植えたので、毎年秋明菊の特徴的な花を楽しむことができるだろう。

 楽しみである。

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