主に花壇の散水用に使っている立水栓の漏水を修理した。調べてみるとパッキンの交換だけで水漏れを止めることができるようだったので、年末の休みを利用して修理してみたのである。
漏水は矢印部分から発生していた。いつも漏水しているわけではなく、ハンドルを締めたときに、ナット下部からじわっと水が染み出てくるような状態だった。夏の間は気にならなかったが、冬は凍結することを考えると、そのままにはしておきたくないものである。
用意したものは、
- 三角パッキン(水栓ハンドル内パッキン)
- 水栓スパナ
- モンキーレンチ(水栓スパナがない場合はこちらを使用)
- ラジオペンチ
三角パッキンは1セットあれば十分だったのだが、近所のホームセンターでは2セット入りしか売っていなかったのでこちらを購入。水栓スパナは、以前自分で取り付けたウォシュレットの付属品。水回りのいろいろな水栓に適合しているらしい。モンキーレンチも準備したが、今回は不要だった。
では早速作業を進めることにしよう。
まず最初に、水道の元栓を締める。我が家のものは、ガスの元栓のように、レバーをひねるだけのものだ。
カラービス(ハンドルを止めてあるビス)をラジオペンチで緩めて、ハンドルを取り外す。
水栓スパナはここで使用する。モンキーレンチでも代用可能だろう。ナットは軽い力で回すことができたのだが、古いパッキンがナットの裏側に固着してしまっていたので、ラジオペンチで力を入れて取り外す必要があった。
取り外した古いパッキン。見たところ特に劣化している様子はない。
ここで作業を中断し、古いパッキンとパッキン受けを持って近所のホームセンターに向かう。パッキンのサイズが二種類あるようなので、間違わずに同じ大きさのパッキンを入手するためである。
我が家のものは13mm。2セット入り税込178円であった。今回の修理は、これだけの費用で完結できた。
新しいパッキン受けを置いてその上に三角パッキンを乗せ、ナットを元通り締め付ける。パッキンで水密になるので、あまり強く締め付ける必要はない。
あとは取り外した時と逆の手順でハンドルを取り付ければ完了だ。三角パッキンの断面形状がもともと付いていたものと若干違うようだが、これしか売っていなかったので気にせずに取り付けていく。修理の翌日確認したところでは、漏水は発生していない。ハンドルを締めたり緩めたりして確認しても、問題なかった。
最後に、水道の元栓を開け、修理した水栓の状態を確認すれば完了である。気になる漏水が178円で修理できた。
今日は大晦日。今年も今日が最後の日となりました。
一年間ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。