根付いた挿木苗を定植しました

 挿木苗が順調に育ってきたので、暑さの本格的になる前、朝のうちに花壇に定植した。といっても、九時前なのに少し動いただけで玉の汗が流れるような暑さで、なかなか大変である。「楽して楽しむガーデニング」をモットーにしてきたはずだったが、生き物を育てるということはそれなりに手間のかかることである。

挿木苗(2022年7月3日撮影)

 根付いた挿木苗の詳細は次のとおりだ。先週も書いたが、すべて根付くとは思っていなかったのだが、結果はほとんど満点となった。グレコマ・バリエガータの挿木の一つが枯れてしまったほかはすべて根付いた。グレコマの枯れた後に差し込んだバーベナがこれも根付いたので、満点と言っても良いだろう。バーベナ(PW社のスーパーベナ)は寄せ植えに直接挿した挿木も順調に育っているようである。PW社の商品はなかなか素晴らしい。

挿木苗詳細

  • ペチュニア・・・・・・3株
  • グレコマ・バリエガータ・・・・・・3株
  • バーベナ(PWのスーパーベナ)・・・・・・1株

 植える場所についてはいろいろ思案したのだが、結局玄関花壇の空いているスペースに植えることにした。枝豆を収穫したあとの家庭菜園が空いているのだが、そこに植えると茄子科のペチュニアは菜園に悪さをする恐れがあることに気付いた。我が家の家庭菜園では、茄子科の夏野菜を連続して育てたために、連絡障害を起こしたことに思いいたったからだ。思案の末、連絡障害を助長するかもしれないペチュニアを菜園に植えることはやめたのである。

空いていた花壇(2022年7月3日撮影)

 さて、玄関花壇には春先に咲いた花の球根が残っているかもしれないので、事前に十分に調査したうえでの定植である。伸びていた雑草を抜いて、ペチュニア3株、バーベナ1株、グレコマ1株を植えてみた。

花壇に苗を定植(2022年7月3日撮影)
花壇に苗を定植(2022年7月3日撮影)

 ペチュニアは有り合わせの鉢に3株挿したので、定植する時に根鉢をくずしてしまった株もあるので、すべて根付かないかも知れない。手元にあったはずの極小サイズの移植ごてが見当らないので、割箸で作業したのだが、少々手元が狂ったようなのだ。そこで、地上部を短くして根と葉のバランスを取り戻させるため、ペチュニアは、摘芯を兼ねて三株とも地上部を小さく切り戻しておいた。

 バーベナは、小さなポットに挿しておいたので、根鉢をくずさずに定植することができたから、摘芯はせずに成長を待つことにした。

 近いうちに花壇を彩る薄い桃色のペチュニアと、ラベンダーブルーに白いストライプ模様が入ったバーベナ、そして花壇の縁から垂れ下がるグレコマが楽しめるはずである。

余ったグレコマは寄せ植えに追加(2022年7月3日撮影)
こちらもグレコマ追加(2022年7月3日撮影)
寄せ植えに追加したグレコマ・バリエガータ(2022年7月3日撮影)

 余ったグレコマは、寄せ植えの隙間に追加してみた。グレコマは葉の色や形が美しく、地上に向けて垂れ下がっていく様子が気に入っている。グレコマは、どれも小さなポットで育てたので、根鉢をくずすことなく定植できたから、遠からずしてきっと寄せ植えから下がる綺麗な葉を見ることができるだろう。

 気付けば外は雨になったらしい。これで少しは涼しくなれば良いのだが。

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