ガーデンシクラメンの育て方

 学名:Cyclamen persicum
 和名:カガリビバナ、ブタノマンジュウ
 科名:サクラソウ科
 属名:シクラメン属

 シクラメンは冬に美しい花を咲かせる園芸用の品種です。一般的には室内で育てるシクラメンですが、ガーデンシクラメンは耐寒性をもたせるために開発された品種です。原種のシクラメンに近いのではないかと思いますが、この品種の由来は諸説あって何が本当か良く判らない、というのが正直なところです。勝手に、原種を品種改良したものだと思っておくことにします。

 例年、ガーデンシクラメンを植えることはなかったのですが、今年は安価な苗を道の駅で見付けたので衝動買いしてしまいました。数株買って、寄せ植えに追加したり花壇に植えたりしたのです。ビオラにはない花色が加わることによって、華やかになった気がしています。

 ガーデンシクラメンは花期が非常に長く、十月から三月まで咲き続けます。花期の長いパンジーやビオラと一緒に植えると、秋から春まで、寄せ植えが楽しめます。

置き場所、環境

 ガーデンシクラメンは日当りの良い場所を好みます。

植え付け

 植付けは秋が適期です。が、今年私は二月から三月にかけてプランターの寄せ植えに追加したり、花壇に植えたりしました。これで、途切れることなく花が咲き続けています。適期を逃しても、植え付けることが可能です。
 庭植えの場合は堆肥や腐葉土を混ぜ込んでから植えると良いでしょう。
 鉢植えの場合は、市販の元肥入り用土で植え付けます。鉢底石は不要です。

ガーデンシクラメン(2019年3月撮影)

水やり

 ガーデンシクラメンは過湿を嫌います。庭植えの場合、水やりは不要です。鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出すまでたっぷりと水やりします。

肥料

 庭植えの場合は、開花期の間毎月一回程度緩効性肥料を施します。我が家では、それほど規則正しくやっていませんが、問題なく開花し続けています。
 鉢植えの場合も同様にします。

花柄摘み

 萎れた花は茎の根元から摘み取ります。私は園芸用のはさみで切り取っていますが、茎の根元をねじるようにして摘み取っても良いようです。

ガーデンシクラメン(2019年3月撮影)

病害虫

 冬の間は特に心配する必要はありません。

夏越し

 ガーデンシクラメンは球根植物なので、うまく夏越しさせると翌年もまた花を咲かせることができるようです。咲かない鉢を置いておくスペースがあるような場合は、夏越しに挑戦してみるのも面白いかもしれません。

 ガーデンシクラメンの夏越しは、鉢植えの場合は雨の当らない半日陰の場所に移動して、乾き気味に管理します。葉が枯れてしまったら、休眠してしまっているので、水やりはしないようにします。夏の間は肥料は与えません。
 庭植え(寄せ植えの場合も)は、五月に4~5号鉢に一株ずつ鉢上げしてから、同様に管理します。

 楽して楽しむガーデニングを実践するには、土から掘り出して球根を保管しておくのが一番手間がかからないでしょう。球根はなるべく涼しい場所に保管します。

 夏越しした球根は、十月に上部が土から出るように浅植えにして植え付けます。