ナメクジの食害

 百聞は一見に如(し)かず。まずは、次の写真を御覧いただこう。食害を受けているのはペチュニアである。

ナメクジの食害を受けたペチュニア
ナメクジの食害を受けたカリブラコア

 写真には写っていないが、注意深く観察すると、粘液の跡のような光る筋(すじ)が残っていた。間違いなく、ナメクジの仕業だ。ナメクジは庭でよく見かけるし、ときどき植物をかじるのはしってはいたが、株が枯れそうになるほどの被害を受けたのは初めての経験である。

珈琲殻を撒いてみた

 「ナメクジは珈琲のにおいが嫌い。カフェインで死んでしまう」などの説があるため、とりあえず珈琲ブレイクをして創り出した珈琲殻を、被害を受けた株の周囲に撒いてみた。

 結果は効果なし。今夜もナメクジがせっせとペチュニアをかじっていた。

 撒いた量が少なかったのか、珈琲殻散布後に雨が降ったせいで肝腎のカフェインが流れてしまったのか、理由は判らない。そうしている間にもペチュニアは食害されてどんどん小さくなっていく。今夜見付けたナメクジは、除去(ピンセットでつまんで遠くへ投げ捨てる)したのだが、おそらく犯人は複数いるに違いない。

 この際、花壇を攻撃する奴等は早急に撃退しないと、コンテナが食い尽くされてしまう。早速ナメクジ退治の薬剤を購入して被害を受けた株の周辺に撒いてみた。
 この薬剤は、ナメクジを誘い出して、薬剤を食べたナメクジを退治する効果があるという。

 明日起きてプランターを確認すると薬剤の効果が確認できるはずなのだが、どうだろうか。

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プランター株の入れ替え

 ビオラ中心のプランターの株を、夏に向けた植物に入れ替えた。苗は、たまたま寄った道の駅で4株398円のセット販売になっていたものを利用した。自分で選んで買うと、いつも同じものになってしまうので、今回は寄せ植えセットを購入することにしたのである。

 株を入れ替えたいプランターが三つあるから、3セット購入。

 費用は、 398円×3セット=1,194円

 セットに含まれていた苗は、次のとおりだ。

  • ペチュニア:3株
  • ベゴニア:1株
  • 撫子(なでしこ):1株
  • ロベリア:3株
  • マリーゴールド:1株
  • アレナリア・モンタナ:1株
  • ガザニア:1株
  • 金魚草(きんぎょそう):1株

 ペチュニアとロベリア以外は、私がこれまであまり植えてこなかった品種だ。アレナリア・モンタナとベゴニアは初めてかも知れない。袋の中を確認して、気に入ったものを購入したのだが、ベゴニアが含まれていることは、自宅に帰って、ビニール袋から出してみて、初めて気付いた。

プランター寄せ植え

 奥のプランターのマーガレット、手前のプランターのピンクと紫の放射模様のペチュニア、そしてガーデンシクラメンは、春のプランターに植えていたものをそのまま利用している。

プランター寄せ植え

 こちらは、多分ナメクジにやられたのだと思うが、食害にあって目も当てられないペチュニアだけが、春のプランターからの流用である。ガザニアの花の黄色が印象的だ。

 これらのプランターはあまり陽当りの良くない場所に置いてあるので、新しく植えた苗が、うまく育って花を咲かせ続けてくれるかどうかは、まだわからない。じっくり、様子を観ていく必要があるだろう。

夏の準備

 ペチュニア(二株)、カリブラコア(三株)、マーガレット(一株)を植え付けた。ペチュニア、カリブラコアは挿木で増やすための親とする予定である。

ペチュニア

ペチュニア苗
ペチュニア植付け後

 サフィニアのピンクを買おうと思ってカインズホームを訪れたのだが、結局、ペチュニアはカインズホームのプライベートブランド「あふれ咲きペチュニア」というものを購入した。肝心のサフィニアのピンクが売っていなかったことと、 「あふれ咲きペチュニア」 の柄が気に入ったことが理由である。海外で人気のある苗をカインズホームが輸入しているものらしい。
 ピンクのペチュニアはサフィニアにこだわらなければ、いつでも入手できるから、ビオラの花期が終るころに入手することにしよう。

 ペチュニアは薹(とう)が立ちはじめた葉牡丹と花の付かないネメシアをどかして、その跡に元肥を入れて植え付けた。ネメシアは、まだ花期が残っているので単独の鉢植えにして、より日当たりの良い場所へ移動した。

カリブラコア(ミリオンベル)

カリブラコア(ミリオンベル)苗
カリブラコア(ミリオンベル)植付け後

 カリブラコアは、定番のミリオンベルを手に入れた。色は「大輪グランブルー」、「ピーチキャンディ」、「ホワイト」の三色だ。以前育てたときの記憶では、ミリオンベルは非常に育てやすく、良く咲いてくれたはずなので、期待している。

 ミリオンベルは葉ばかり茂って花が咲かなくなっていたユリオプスデージーを植替えて、その後に元肥を入れて植え付けた。まだ葉ばかりの状態だ。

 マーガレット(ボンザマーガレット)

マーガレット苗(ボンザマーガレット)
マーガレット(ボンザマーガレット)植付け後

 この苗は、夏までのつなぎのつもりで購入したものであるが、調べてみるとうまく夏越しできれば、秋にまた開花し、翌年も咲かせることができるらしい。プランターの置いてある場所は、半日陰の場所だからうまくするとこのまま夏を越させることができるかも知れない。商品名はボンザマーガレット。色は「ピンクレモネード」。花が咲き進むにつれて色が変わるのが気に入って購入したものだ。「キク科アルギランセマム属」ということなので、一般にマーガレットと言われている品種だろう。

 ボンザマーガレットも花の咲かないネメシアを植替えて、その後に植え付けた。花がたくさんついているので、プランター全体が豪勢になった気がして、満足している。