ボンザマーガレットが枯れた

 昨年植えて、冬を越したボンザマーガレットが、枯れあがってきたので処分した。今年は朝晩も暑い日が続いていたのだが、昨日は午前中しのぎやすい陽気だったので、何とか株の処分を行うことができた。

枯れあがってきたボンザマーガレット(2020年8月16日撮影)

 これは虫害を受けたらしいのを、薬剤を使って復活させた株である。夏の暑さのために十分に目をかけられずにいた間に、同じ症状が出て、本格的に枯れてしまった。再び薬剤で処理することも考えたのだが、今回は土ごと入れ替えることにした。

土を出して水洗いしたプランター(2020年8月23日撮影)

 プランターは中の土を全て出して水洗いした。このまま、しばらくおいてから新しい土で寄せ植えを作る予定だ。

 寄せ植えの場合、次々と新しい苗を植えるため、長く同じ土を使いまわす傾向にあるので、たまには土を入れ替える必要がある。一年草の寄せ植えは、苗の入替え時に堆肥を足して土を混ぜることができるのだが、多年草を植えたプランターはそうもいかない。

 古い土は、植物の生育を阻害する細菌が増殖していたり、害虫がひそんでいたり、植物の生育に必要な栄養素が失われていたりする可能性が高い。土の団粒構造が壊れて、水はけが悪くなっている可能性もある。だから、定期的に土を入れ替える必要があるのだ。

 今回は良い機会だったと考えるべきだろう。

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美しい瞬間

 花を育てていると、時々、花の姿に素直に美しいな、と思う時がある。そんな瞬間を切り取った写真を選んで載せてみたい。

薔薇の名前は忘れてしまった

 薔薇の名前も忘れてしまったのだが、おそらくはヘリテージ(手前)とパット・オースチン(奥)だと思う。大変美しい薔薇なのだが、これから薔薇をやろうという方には、より新しく作出された品種をおすすめしたい。理由は、新しい品種の方がより育てやすい薔薇が多いはずだからだ。

 これらの薔薇も、薔薇を撮ったカメラも今は手元にない。いろいろな薔薇を育てて美しい花を愛でたいという気持ちはあるのだが、多数の薔薇の手入れは本当に大変なのだ。私のようなずぼらな人間には、強健で育てやすい薔薇二株か三株を育てるのが関の山というものなのだろう。

つる薔薇(グラハム・トーマス)

 個々の花も美しいけれど、連らなって咲くつる薔薇も美しい。

ピエール・ド・ロンサール
ピエール・ド・ロンサール
グラハム・トーマス

 やはり薔薇の写真が多い。薔薇は美しい。

 過去に書いた薔薇のリストを見ると、2003年から2005年にかけて少なくとも9株の薔薇を入手したはずだ。現在も庭で咲いているのは、ピエール・ド・ロンサール、グラハム・トーマス、ラブリー・メイアンの三種のみである。どれも強健で育てやすいおすすめの品種だ。そしてどれもつる薔薇として育てている。

マーガレット、撫子(なでしこ)、ビオラ

 寄せ植えの一部分を切り取った写真。寄せ植えのコンテナ全体がバランスよく咲いているわけではないのだが、ときどきこのような光景に出会うことがある。どの花も美しさの盛りを迎えているようで、見ていると楽しくなる。

秋明菊

 私は秋明菊のこの素朴な美しさが好きだ。この花は、植えたはずの場所ではなく、いつの間にか庭の隅、ウッドデッキの裏に根付いて、毎年秋に規則正しく可憐な花を見せてくれる。

クリスマスローズ

 八重咲のクリスマスローズの美しさは、薔薇に引けを取らない。特に咲いたばかりの新鮮な花弁は匂い立つような美しさをまとっている。陽光に透ける花弁など、何に喩えればよいのだろうか。

雨後のクリスマスローズ

 クリスマスローズは最近廉価に入手できるようになったし、一度根付けば放っておいても毎年花を咲かせ、株が強く大きく育っていく。一度手に入れると数年(場合によっては十年以上)付き合うことになるから、どんな花が好みなのかよく吟味してから購入すべきである。

いかがだったでしょうか。

ボンザマーガレット復活

 旺盛に育っていたボンザマーガレットが急に萎れて、株元から枯れあがってきた。虫害を受けたのではないかと思い、土中の害虫を駆除できる薬剤を土に混ぜ込んでみたのが、この3月1日のことである。

 その後の株の状態はと言えば、悪化は食い止められたけれど、目覚ましく回復することもなかった。

 しかし。

ボンザマーガレット(2020年5月1日撮影)
ボンザマーガレット(2020年5月1日撮影)
ボンザマーガレット(2020年4月26日撮影)
ボンザマーガレット(2020年5月1日撮影)

 御覧のとおり、ボンザマーガレットは復活した。花色も黄色からピンクへと美しく変化している。もともと花色が変るのに惹かれて購入したものなのである。

 しかし、コンテナに植えたものがここまで大きく成長するとは驚きだ。サントリーのWebページを見ると、こんもりと傘のように巨大に育っているから、これで正しい草姿なのだろう。

 我が家の場合は、花が一段落したら、剪定して少し小さくした方が良いかもしれない。

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庭に花咲く

 毎週、休日には庭に咲いた花の写真を撮っている。その中で、綺麗に撮れたと思う写真をいくつかお見せしたい。

寄せ植え(2020年3月1日撮影)

 やや高さのあるテラコッタの鉢に、明るい色のビオラと暗い色のパンジーを寄せ植えにしたものだ。パンジーの方が、なかなか開花しなかったのが、ようやく開花した。

マーガレット(2020年3月1日撮影)

 最近購入した苗のセットに入っていたのを、コンテナに植え付けたもの。廉価なセットだったので品種名は明記されていなかったのだが、おそらくマーガレットだろう。ピンクのこの花は色幅が大きく、まるで複数の株を植え付けたかのように見える。左側に植わっているのは金魚草。今年の冬は、ほぼ途切れることなく咲き続けてくれたので、季節外れになるまで植えたままになっているものだ。

マリーゴールド(2019年12月14日撮影)

 夏の花であるが、陽当りの悪いコンテナに植えこんでも12月まで咲き続けていた。この花も昔植えたときはうまく咲いてくれず、あまり良い思い出のない品種だったのだが、今年のこの花が私の認識を変えた。今年は陽当りの良い場所にたくさん植えることにしよう。

ハオルチア・オブツーサ(2020年2月23日撮影)
ハオルチア・オブツーサ(2020年2月23日撮影)

 ハオルチア・オブツーサは冬の間はあまり暖房をかけない部屋の窓辺に置いている。これは、同じ場所に置いてあるガジュマルと一緒に日光に当てたときの写真である。暗い場所で見ていると窓(葉の先端の透明な部分)が判りにくいのだが、こうして直射日光の下で見ると、きちんと窓になっている。そして、不思議に美しいのである。

ボンザマーガレット虫害か?

 我が家の、マーガレット「ボンザマーガレット」が部分的にしおれたり枯れ込んだりしてきた。株の一部がしおれたときは、何も考えずにその部分を切り取って済ませておいたのだが、今日見ると全体が元気がなく、枯れ込んできた部分もあるようだ。

 蕾がついたまま、一向に開花しないのも虫害が影響していたのかも知れない。

元気が良かったころのボンザマーガレット(2020年2月2日撮影)
調子の悪いマーガレット「ボンザマーガレット」(2020年3月1日撮影)

 上の2枚の写真は、元気が良かったころと比べるために掲載した。両方の写真を見ると、違いは明らかである。たった一月で大変な変化だ。土の中に潜んで根に悪さをする害虫がいるのではないかと考え、薬剤を買ってきた。あれだけ旺盛に育っていたのに、花を見る前に枯らしてしまうのはもったい。

 我が家では黄金虫(コガネムシ)の幼虫が湧くことがあり、そうなると植えた植物は根を食われて枯れてしまう。過去には、地中の部分が完全になくなって、茎から上だけになっていたこともある。どんな害虫が隠れているかは、植物を植えたままでは判らない。黄金虫の幼虫ではなく、何か違う害虫が潜んでいる可能性もある。

 早速、薬剤を買ってきた。 信頼の住友化学園芸の製品である。 様々な害虫に効くようなのでこれに決めたのだが、よく見ると、薬剤は植付け前に土に混ぜるタイプのものだったようだ。が、この際、果敢に処理することにした。

薬剤を混和した状態(2020年3月1日撮影)

 一気にボンザマーガレットの周囲の土に混ぜ込む。勿論、均一に混ぜることはできなかったが、効き目はあるのではないかと思う。マーガレットの根が思ったより張っていたので、一部根を切ることになってしまった。

 これで、元気を取り戻してもらえれば良いのだが。

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マーガレットの育て方を公開しました

 マーガレットの育て方を公開しました。今回の記事は、下書きを書き始めてから公開するまで一月以上かかったと思います。遅筆というよりも、記事を書く姿勢に問題があるようです。

 真面目に取り組むようにしなければ、なりません。

 今年は、このホームページを始めたこともあり、例年のように惰性で植物を植えるようなガーデニングではなく、ホームセンターや道の駅などで花苗を積極的に探すようになりました。そんな中で出会ったのが、この花だったのです。

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ボンザマーガレットが旺盛に育っています

 今日は温帯低気圧に変った颱風の影響だろう、我家の所在する関東地方でも終日強風が吹き荒れて、しかもその風は生暖かく蒸し暑かった。

 そんな天候の中で本格的に園芸作業をする気にもならず、ペチュニアの剪定をする程度で今日はお茶を濁しておいた。あ、つる薔薇の花柄摘みもしたな。どちらにしても、十分か二十分の作業である。軽作業であるため、蚊対策を行っていたので、普段長時間庭にいても刺されないのに、今日は2箇所も刺されてしまった。油断大敵である。

 今日の発見は、花が付かなくなったボンザマーガレットが旺盛に成長して、この秋は大量の花が咲きそうなことに気付いたことである。

生育旺盛なボンザマーガレット(2019年9月23日撮影)

 写真の中央に育っている草がボンザマーガレット。まだ、蕾は付き始めていないものの、これだけ立派に育てば秋の花は大量に咲くに違いない。

 楽しみである。

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夏の準備

 ペチュニア(二株)、カリブラコア(三株)、マーガレット(一株)を植え付けた。ペチュニア、カリブラコアは挿木で増やすための親とする予定である。

ペチュニア

ペチュニア苗
ペチュニア植付け後

 サフィニアのピンクを買おうと思ってカインズホームを訪れたのだが、結局、ペチュニアはカインズホームのプライベートブランド「あふれ咲きペチュニア」というものを購入した。肝心のサフィニアのピンクが売っていなかったことと、 「あふれ咲きペチュニア」 の柄が気に入ったことが理由である。海外で人気のある苗をカインズホームが輸入しているものらしい。
 ピンクのペチュニアはサフィニアにこだわらなければ、いつでも入手できるから、ビオラの花期が終るころに入手することにしよう。

 ペチュニアは薹(とう)が立ちはじめた葉牡丹と花の付かないネメシアをどかして、その跡に元肥を入れて植え付けた。ネメシアは、まだ花期が残っているので単独の鉢植えにして、より日当たりの良い場所へ移動した。

カリブラコア(ミリオンベル)

カリブラコア(ミリオンベル)苗
カリブラコア(ミリオンベル)植付け後

 カリブラコアは、定番のミリオンベルを手に入れた。色は「大輪グランブルー」、「ピーチキャンディ」、「ホワイト」の三色だ。以前育てたときの記憶では、ミリオンベルは非常に育てやすく、良く咲いてくれたはずなので、期待している。

 ミリオンベルは葉ばかり茂って花が咲かなくなっていたユリオプスデージーを植替えて、その後に元肥を入れて植え付けた。まだ葉ばかりの状態だ。

 マーガレット(ボンザマーガレット)

マーガレット苗(ボンザマーガレット)
マーガレット(ボンザマーガレット)植付け後

 この苗は、夏までのつなぎのつもりで購入したものであるが、調べてみるとうまく夏越しできれば、秋にまた開花し、翌年も咲かせることができるらしい。プランターの置いてある場所は、半日陰の場所だからうまくするとこのまま夏を越させることができるかも知れない。商品名はボンザマーガレット。色は「ピンクレモネード」。花が咲き進むにつれて色が変わるのが気に入って購入したものだ。「キク科アルギランセマム属」ということなので、一般にマーガレットと言われている品種だろう。

 ボンザマーガレットも花の咲かないネメシアを植替えて、その後に植え付けた。花がたくさんついているので、プランター全体が豪勢になった気がして、満足している。