家庭菜園の土作り(その2)

 先日の作業で家庭菜園の土作りは完了させたつもりだった。しかし、土に入れるつもりでしまっておいたのに、作業をした日に見つからなかった竹炭が出てきたので、今日、追加の作業を行った。

 この竹炭はいつどこで手に入れたのか全く記憶にないのだが、昨年納戸を整理した時に、遠い昔に買ったはずの液肥や園芸用の殺虫剤と一緒にしまいこんであるのを発見したものである。家庭菜園が連作障害に見舞われたようなので、ちょうどよいものが見つかったと思い、そして、ピーマンが中々枯れないので土作りに手を付けられずにいるうちに、置いた場所が分らなくなってしまっていたものだ。

 ついでに、有機石灰を鋤きこむことにした。有機石灰も園芸用の収納箱の中に入れたままになっていたもの。家庭菜園は暫く面倒を見ていなかったので、土壌が酸性になっているのではないかと考え、竹炭と一緒に土に入れることにした。竹炭もアルカリ性のはずだから、有機石灰は少なめに入れれば大丈夫だろう。

 竹炭と有機石灰を菜園にばら撒いたところ。年末に耕したばかりだったので、土を攪拌するのは簡単だった。

 満遍なく土をかき混ぜて完了である。二度目の作業で気付いたことは、土の中に以前植えた野菜の根が結構残っていたということである。一度目の作業の時は、菜園に立てたままになっていた支柱を分解して片付ける作業で疲れてしまい、土を耕す作業を行ったときにはすでに集中力が切れてしまっていたのだろう。

 体力に自信のない方は、体を使う作業は幾日かに分けてゆっくりと行った方が良いだろう。私も、これからは気を付けることにしよう。

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家庭菜園の土作り

 今日は風もなく、比較的暖かで庭仕事には格好の日和だったので、懸案の家庭菜園の土作りを行った。所要時間はついでに行ったクレマチスの剪定と合わせて一時間半程度。普段運動不足の肥満体には少々きつい仕事であった。

 花壇を覆っている黒いものは防草シート。一時、野菜作りをさぼっていた時期があって、猛暑の中、草取りをするのが大変なので敷いておいたものだが、土の健康のためには良くなかったのかも知れない。今回、これは撤去する予定である。

 冬になっても実を付け続けていたピーマンも、とうとう枯れる時を迎えた。そして、ようやく家庭菜園の土作りを行うことができるようになったのである。

 用意したのは、連作障害に効くというトリコデルマ生菌配合の堆肥20リットル入を二袋。「トリコデルマ菌の働きにより、病原菌の発生を抑制し病気の発生を抑える効果があります」と書かれているので、今回用意したものだ。それと、手持ちの肥料である。

 トマトは萎れてしまったが、すぐ隣に植えた同じ茄子科のピーマンは旺盛に育って冬に入ってもたくさんの実を付けたのだから、連作障害とは限らないかも知れないのだが、それでも、来年は連作障害に強いという葱(ねぎ)の類(たぐい)しか植えられないと思っている。

 硬い土の上に堆肥を撒いたところ。黒い色調で、ただの堆肥ではないと感じる。効きそうである。

  もう一袋の堆肥を撒き、肥料をばらまいた。跡は耕すだけである。

 土を耕し終ったところ。大型のシャベルに足をかけ、体重を利用して土を掘り返し、天地を返すようにして堆肥と肥料、そして土を混ぜ合わせる。土はかなり固まっていて、菜園とは呼べないような状態になっていた。以前は定期的にこの作業を行っていたのであるが、今回は多分、四、五年振りではないかと思う。

 来年この場所はどう活用したらよいのだろうか? 葱なら植えても大丈夫なのだろうか?

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