冬まで生り続けるピーマン

 ピーマンと言えば代表的な夏野菜の一種だが、我が家の庭に植えたピーマンは今も元気に繁って未を付け続けている。すぐ隣に植えた胡瓜(きゅうり)が早くに枯れてしまったために、葉によく陽が当るので元気に育っているのかも知れない。

ピーマン(2020年12月6日撮影)

 上の写真はたった一株の苗から育ったものだ。盛夏の間は細々と実を付けていたのだが、夏の暑さが終る頃から急に旺盛に身を付け始めたのである。

 しかし、トマトが青枯れ病と思(おぼ)しき症状で枯れてしまったのに、すぐ隣に植えたピーマンがこれほど元気なのは何故なのだろうか。どちらも同じ茄子科で、青枯れ病に弱いはずなのに。

ピーマン(2020年12月6日撮影)

 今も、つやつやして美味そうなピーマンがなり続けている。家庭菜園の世話は女房の担当なのだが、ここまでよく身を付けるのを見ると、愉しい気分になる。

ピーマン(2020年12月6日撮影)

 女房はピーマンが食べきれないと、嬉しい悲鳴を上げているほどだ。今年は、ピーマンたっぷりの青椒肉絲(チンジャオロース)を幾度食べたか知れない。ちなみに、女房の作る青椒肉絲はなかなかの美味である。

ピーマン(2020年12月6日撮影)

 来年は、連作障害を避けるために茄子科の植物は植えないようにしようと考えているので、自家製のピーマンを飽きるほど食べなければならないのも今年限りのことだ。飽きるほど食したのに、そう考えると少々寂しいような気になるのは不思議なものだ。

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家庭菜園

 毎年、庭で野菜を育てている。今年も、トマト、ピーマン、茄子(なす)、胡瓜(きゅうり)、苦瓜(ゴーヤ)を植え付けた。

トマト(ホーム桃太郎)(2020年5月6日撮影)

 トマトの苗は、買い物ついでに道の駅で購入した。品種はタキイ種苗のホーム桃太郎。「家庭菜園でも楽々!手軽に作れるおいしいトマト!」と謳われているとおり、元気に育つだろう。

 植えたのは5月1日。トマトは毎年植えることにしていて、今年も二株植え付けた。家庭菜園は女房の担当なのでよく見ていなかったのだが、すでに成長が始まっているようだ。

ピーマン(京みどり)(2020年5月6日撮影)

 ピーマンも同じ道の駅で購入。品種はタキイ種苗の京みどり。キャッチコピーは「生育旺盛で栽培容易!夏バテ知らずの中型種!」。

茄子(千両二号)(2020年5月6日撮影)

 茄子(なす)も同じ道の駅で購入した。品種はタキイ種苗の千両二号。「夏秋用ナスの代表品種!品質のよい長卵形ナス!」である。

胡瓜(夢みどり21胡瓜)(2020年5月6日撮影)

 胡瓜(きゅうり)もトマトと同様に毎年植えることにしている。二株定植。

 胡瓜も同じ道の駅で購入。ここまでの苗は全て同日にに仕入れたものだ。胡瓜の品種はアサヒ交配の夢みどり21胡瓜。「夏バテ知らず、夢みた強さ!」ということだ。胡瓜は2株植付けた。

苦瓜(沖縄純白ゴーヤ)(2020年5月6日撮影)

 ゴーヤはウッドデッキの日除け、目隠しを兼ねて毎年植えている。これまで、コンテナに植えていたのだが、コンテナが劣化して壊れたため、今年は花壇の片隅に地植えしてみた。水遣りの負担を減らすためでもある。

 苦瓜(ゴーヤ)はカインズホームで購入。品種は沖縄純白ゴーヤ。固定種(在来種)です。苗についてきたタグには「スタミナ白ゴーヤ」と書かれているが、これは品種名ではないらしい。苦みが少なく白いゴーヤがなるはずだ。

苦瓜(島娘)(2020年5月6日撮影)

 これも、カインズホームで購入。品種名はフタバ種苗の島娘。ゴーヤらしいゴーヤがなるはずだ。

 猫の額ほどの土地に植えた野菜でも案外実るもので、ゴーヤなどは毎年食べきれないほどになることもあるほどだ。