今年植えたヒューケラ(壺珊瑚)が開花した。葉色の美しさを観賞するために植えたもので花は期待していなかったのだが、それでも咲くと愉しいものだ。
花の形が壺のようなで、珊瑚のような色をしているから壺珊瑚というのだろうか。四月に植えたのだが、葉も繁って美しくなったと思っている。
今年植えたヒューケラ(壺珊瑚)が開花した。葉色の美しさを観賞するために植えたもので花は期待していなかったのだが、それでも咲くと愉しいものだ。
花の形が壺のようなで、珊瑚のような色をしているから壺珊瑚というのだろうか。四月に植えたのだが、葉も繁って美しくなったと思っている。
先日、少し遠出をして道の駅「まくらがの里こが」を訪れ、そこでヒューケラ(壺珊瑚)の苗を見付けて、いくつか購入してきた。ヒューケラについては、以前、気になりながらも購入しなかったのを後悔したことがあったので、今回は迷わず3株購入。後悔するきっかけになったのと同じPW(Proven Winners)の商品で、以前見付けたときよりも安くなっていたことも購入を決意したきっかけとなった。
初夏に作る寄せ植えに入れるつもりで買ってきたのだが、気が変ってヒューケラだけの寄せ植えを作成してみた。これが、結構お洒落に仕上がったので紹介したい。
数ある苗の中から選んだのはこの3種。ヒューケラは何故か甘いもの(ドルチェ)の名がついているものが多いのだが、売り場に並んでいた苗はどれも美味そうな名の付いたものばかりであった。ちなみにメープルファッジなるものがどのような食べ物なのか私は寡聞にして知らない。
さて、他の生産者のヒューケラは既にいくつか入手していたが、このような絶妙な色合いの葉を持つ苗はなかなか見つからないものだ。これまで、このPWの苗を選んで失敗したことがないので、力のある種苗業者なのだろう。
鉢の底に2cm程度鉢底の炭を入れ、土を入れてから苗を配置し、苗と鉢の上端の高さに問題がないことを確認したら追加の土を入れ、入れた土を割箸で軽く付き固めて作業は完了である。
写真を撮りながら作業するつもりだったのだが、どんどん作業を進めてしまい、いつの間にか完成してしまった。寄せ植えの作り方についてはこれまでもいくつか紹介してきたので、そちらを参考にしていただきたい。
寄せ植えで入れる土は、鉢の上端から2~3cm程度下がっている必要がある。この下がっている空間はウォータースペースと言われ、水遣りする時に土が流れ出たりしないで、土全体に十分に水を行き渡らせるために必要な空間である。灌水時は水が鉢の上端までくるまで注ぐと良い。
2週間後の写真も載せておこう。毎日見ているので気付かなかったが、寄せ植えは着実に成長しているようだ。株が大きくなるのに伴い、葉色も変化しているようである。ヒューケラの葉は気候によって色が変化することは知っていたので、これからどのような変化を見せてくれるか楽しみである。
霜除けを設置してみた紅葉葉(もみじば)ゼラニウムだったが、一月たっても復活するきざしが見えなかったので、念願のヒューケラ(壺珊瑚・つぼさんご)に入れ替えた。買い物のついでに、近所のホームセンター「カインズホーム」で安価な苗を見付けたからである。
ヒューケラは500~600円の苗が多い中で、カインズホームでは比較的安価に入手できる。
微妙な色合いの葉が美しい。まだ未確認なのだが、葉の色合いは季節によって変化するらしい。楽しみである。
寄せ植えに色合いが加わった。ヒューケラが成長すればバランスも良くなることだろう。
寄せ植えの地中深くに植えたチューリップも葉を伸ばし始め、金魚草も間もなく開花を再開しそうである。向かって左側の小さめのチューリップは原種系チューリップだ。
こちらも、赤い葉が加わって全体がしまったように見える。アネモネの葉が旺盛に繁り、チューリップの葉も顔を出した。春は駆け足で通り過ぎようとしているようだ。
このヒューケラという品種は葉の色合いが非常に美しい。うまく組合せて、ヒューケラだけの寄せ植えを作っても満足できそうであるから、そのうち試してみることにしたい。
ヒューケラは日陰で育てることもできるので、日陰の庭にもおすすめだ。
日本列島が寒気に包まれている。私の暮している埼玉県でも最低気温が氷点下5度になったらしい。早朝に出窓のアルミサッシを確認したら、結露が凍り付いているほどであった。
本来なら、この時期まで残しておくべきではない薔薇の花。つる薔薇の仕立て直しをしたときに、切り取るべきだったのだが、最後の花を観たくて残しておいた蕾。寒さのために完全に開ききることができないようだ。折を見て、切り取ってしまわなければならないと思っているが、この美しさになかなか踏ん切りがつかないのである。
ロベリアも夏の花。季節が終ってもなかなか枯れる様子がないので、思い切って冬越しさせてみようと思っているものである。写真では判りにくいが、耐寒性を持っているはずもないロベリアは寒さに新芽がしおれてしまった。
それでも、小さな蝶のような花が少しだけついていることがお判りになるだろうか。
一方で、耐寒性の強いヒューケラは寒さをものともせずにいつもと変らぬ姿を見せている。最近、ヒューケラの美しさが気になっているので、これから作る寄せ植えに積極的に選んでいきたいと思っている。苗の価格が比較的高価なのであるが、多年草なので長く使えることを考えると、コストパフォーマンスは悪くないのではないかと思っている。
ビオラやスィート・アリッサムも、厳しい寒さに何の問題もななかったようだ。アリッサムは花の終りが近づいたようだから、折を見て花柄を摘まなければならないだろう。が、今はまだ寄せ植えの中で花の存在感が強いので、それももうしばらく後のことだ。
紅葉葉(もみじば)ゼラニウムは耐寒性があまり高くない。冬の寒さを心配していたのだが、やはり寒さで傷んでしまった葉があるようだ。タグの裏側を見ると、凍らなければ戸外でも大丈夫という意味のことが書かれていたが、霜が降りなければ大丈夫と勝手に解釈している。今朝のマイナス5度の寒気は何とかしのいでくれたようである。
つれづれに庭に出ればいつも何か発見がある。季節にかかわりなく、いろいろな業務を処理していくのが私の仕事なので、日常生活で季節の移り変りを感じることは少ない。だが、こうして仔細に植物を見ていると毎日何かしらの変化がある。
植物は日々の気温や日射の変化を感じて、時が来ると過たずに成長し、花を咲かせる。
日常の雑務を忘れて、時に植物のリズムに意識を向けてみることも必要なのではないだろうか。
夏の間姿を消してしまっていたガーデン・シクラメンが、特徴的な葉を展開している。間もなく花芽が上がってくることだろう。以前、いくつか植えたガーデン・シクラメンのうちで、一株だけが今も残っている。
いつ植えたのか記憶にないのだが、ベゴニアが芽を出している。肉厚の特徴的な葉は、間違いなくベゴニアのものである。かつて植えていたベゴニアのこぼれ種が芽を出したのだろうか。
ベゴニアを撮影した写真の左上に水仙の芽が出ているのが写っている。早春に美しい花を咲かせる水仙は、今年も季節を知って芽を出した。黄色の水仙がたくさん咲くことだろう。
寄せ植えに入れた球根から、チューリップも芽を伸ばしている。チューリップの球根は昨年咲かせた株から回収したものだ。球根を再利用して植えるのは初めての経験なので、きちんと花を咲かせるかどうかは、賭けのようなものである。
クリスマス・ローズも新しい葉を伸ばし始めた。これから寒くなるというこの時期に芽を出すのは、来年の春のために準備が必要だからだろう。深遠な神の摂理を感じるようである。
春になるとクリスマス・ローズの葉が繁ってしまい、全く見えなくなってしまう花にら。だから、随分前に球根を掘り上げて別の場所に移植したのであったが、取り残した球根が勢力を伸ばしている。青い可憐な花を付けるイフェイオンである。
最近、寄せ植えに迎えたヒューケラ。形容するのが難しい深い色合いを持っている。観葉植物として寄せ植えに入れたけれども、花も咲くらしい。寒さのせいか、植えたときからあまり変化が感じられない。かと言って、元気がないというわけでもない。耐寒性の高い植物のようなので、元気に育ってくれるはずだ。
昨日から気温が上がらず、更に強い風が吹いて屋外にいることがためらわれるくらいの寒さである。昨日は家内と買い物に行ったため苗を探すことができず、今日はあまりの寒さに園芸店に物色に行くことを諦めてしまった。ハンギングバスケットがまだ二つ余っているので、11月のうちに何か植えたいと思っていたのだが、体がまだ寒さに慣れていないせいか、寒さがこたえるのだ。
仕方なく、今日はビオラの花柄摘みと伸びてきた九条葱の収穫だけ行って、あとは暖かい部屋でのんびりすることにした。たまには何もしない日も必要である。
というわけで、今日の寄せ植えをお見せしたい。上の写真二つは10月末につくった寄せ植え。ストックは久し振りに植えてみたが、以前の記憶よりは長くよく咲いているようだ。まだ蕾(つぼみ)が残っている。ストックは咲き終えたら、切り戻せばまた咲くはずである。薄いピンクが美しい。
パンジー、ビオラ、金魚草、紅葉葉(もみじば)ゼラニウム、グレコマ、初雪葛(はつゆきかずら)。どれも元気に育っている。やはり、この時期の方が園藝は楽して楽しめる。これまで園藝シーズンは春に始まり秋に終わると思っていたが、秋に始めるガーデニングの方が容易に花が楽しめ、害虫の被害も少なく、植えた草花が無駄に大きくならず、水遣りの手間も少なくすむのでおすすめである。奥のコンテナの左端には、アネモネの葉が見えている。春に咲くアネモネの花が楽しみである。
上のプラスチック鉢の寄せ植えは金魚草の開花が終り、次の花を待っている状態。葉色もよく、新芽もたくさん出ているようだからまた黄色い花を見せてくれるだろう。こちらでも、三つ葉に似たアネモネの特徴的な葉を見ることができる。今年もアネモネの可憐な花をたくさん見ることができるだろう。
先週作った寄せ植えは勿論元気一杯だ。肥料をやるのは少し早かったかもしれないが、他のコンテナに施肥したついでに、つい肥料を入れてしまった。それでも、寒いから無駄に成長することはないと思う。ヒューケラの葉の深い色が綺麗である。
たまさか撮った写真が綺麗に写った。先週作った寄せ植えの一部を近接撮影したものである。使っているカメラはRicoh CX4。
園藝の写真を撮影するために愛用しているものだ。この週末園藝家の休日に載せている写真も、ほとんどがこのカメラで撮影したものである。かなり手荒く扱ったが、今のところ使うことができている。ここで紹介しようと思って調べてみたら、もう10年も前に購入したものだった。最近、動きがおかしくなってきたので買い替えたいのだが、気に入ったモデルが見付けられず、使い続けているものである。
素焼き(テラコッタ)の植木鉢が余っていたので、もう一つ寄せ植えを作ってみた。今回、初めて使ってみたのがヒューケラ。ヒューケラには非常に様々な葉色の品種があって、以前、店頭で見付けたときは美しさに目を奪われたものである。それはドルチェという商品名で、葉色に合わせて甘い食べ物の名が付いていた。少し高価に感じたので、値下げになるのを待っているうちに、その苗は売り切れてしまい、ずっと心残りに思っていたのである。
寄せ植えに入れるために、数週間かけて園芸店やホームセンターを三軒ほど廻って、手に入れてきたのがグレープソーダという商品名の苗。常緑の多年草だから季節によって葉色が変るのだろうが、今は深い赤をしている。多年草の葉物は長く使えるから、次に好みの商品に出会ったら、多少高価でもためらわずに購入するつもりである。
実際に植え付ける前に、テラコッタに仮置きして植えたときの雰囲気を確かめる。3種4株しかないが、配置を考えるのも楽しいものである。頭の中では2株のビオラを並べて植えるつもりだったのだが、シミュレーションした結果、写真のように変更した。ビオラの間から白いアリッサムの花が見える方が、自然な感じで良いと感じたからである。
鉢底に網を敷いて、その上に鉢底の炭を入れる。鉢が小さいので、鉢底の炭は少なめにした。
途中まで土を入れて先程決めたとおりに苗を入れる。元のポットの大きさが異なるので、植えたときに土の上端がそろうように調節する。ヒューケラが一番高価な苗なのに、ポットは一番小さかったので、下の土をやや多めにした。
ウォータースペースをしっかりとれるような高さまで土を入れていく。適当な深さまで土が入ったら、割箸などを使って土を締めていく。この時注意することは、苗の根鉢を気付付けないようにすることと、あまり熱心に締め固めないことである。
土を突きすぎると土の団粒構造を破壊することになってしまうので、軽い力で一つの場所を5回程度つけば十分である。水をやって土が沈むようなら、その部分に後から土を足せばよい。
最後に、決めたところに置いて十分に水をやれば作業は完了である。ヒューケラを加えたことで、自然な良い感じになった。