木槿(むくげ)の花が咲いた

 この一週間ほど、多忙と雨と体調不良のために庭に目をやらずにいたうちに、木槿(むくげ)が咲いていた。

むくげ(2020年7月5日撮影)

 木槿は南国の花ハイビスカスと近い種類なので、それに似た花を付ける。耐寒性もあり日本では育てやすい種類である。この夏も、売り場でハイビスカスを見掛けるたびにムラムラと購入したい衝動に駆られるのだが、うまく育てられる自身が持てず購入するに至っていない。

むくげ(2020年7月5日撮影)

 しかし、木槿ならば冬に枯らしてしまう心配をせずに庭に植えこむことができる。花はハイビスカスよりは小振りだが、素朴な感じで私はこちらも大好きである。

むくげ(2020年7月5日撮影)

 木槿の花もこの季節が一番綺麗だ。盛夏にも良く咲くのだが、咲き進むと花がカップ型ではなくなり、乱れた感じを受けてしまうのである。

 また雨が降り始めた。午前中に桔梗と薔薇の手入だけ終らせておいたのだが、今日もまた他の花の面倒を見ることができなかった。

 梅雨はいつ終るのだろうか。

ロベリアとペチュニアの寄せ植え

ロベリアとペチュニアの寄せ植え(2020年6月26日撮影)

 玄関先に飾ってあるロベリアとペチュニアの寄せ植え。葉物は冬のうちに植えた初雪葛(はつゆきかずら)が今も残っているものだ。ロベリアは伸びすぎて草姿が乱れていたので、鉢から飛び出した部分を選定した直後である。梅雨前に切り戻しするとよいのだが、放任でここまで無事に育った。

ロベリア(アズーロコンパクト)(2020年4月30日撮影)

 ロベリアはサントリーの苗「アズーロコンパクト」だ。上の写真と較べてみると、いつの間にか左右が逆になっている。記憶をたどると、ロベリアによく日が当たるように、向きを変えたのだ。

 サントリーの苗はサフィニア(ペチュニアの商品名)やミリオンベル(カリブラコア)で育てやすく綺麗な花がたくさん咲くことを経験していたのだが、ロベリアも大変素晴しい。サントリーの苗は銘柄のない苗と較べると倍近い価格がするのだが、かける手間暇を考えると、どうせ育てるのなら良い苗を選ぶ方が結局お得になるのではないだろうか。

 梅雨も終りに近い。本格的な夏はすぐそこまでやってきている。

庭の来訪者

 手入れの悪い我が家の庭には、いろいろな来訪者がある。毎年必ず見かけるのは、蛙(かえる)と蜥蜴(とかげ)である。どちらも虫を食べてくれるので、大切にしている。

庭の来訪者(2020年6月26日撮影)
カサブランカと庭の来訪者(2020年6月26日撮影)

 蛙は百合(ゆり)の葉に休んでいた。この百合はカサブランカ。昨年植え付けたものだ。つぼみもいくつかついて、今年も豪華な花を咲かせてくれそうだ。

庭の来訪者(2020年6月26日撮影)

 どこからやってくるのか、蜥蜴も必ず毎年現れる。庭で越冬しているのか。

 正しくは、蜥蜴ではなく金蛇(かなへび)かも知れない。子供の頃からこの生き物のことは「トカゲ」と呼んできたのだが。

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クレマチスがまた咲いています

 クレマチスが今年三度目の開花を迎えました。このクレマチスは「ザ・プレジデント」。育てやすく強健な品種です。

クレマチス(ザ・プレジデント)(2020年6月15日撮影)

 写真が美しく撮れたので、このブログを書いています。ぼけた背景とピントの合った被写体との対比が美しく感じます。

 カメラはリコーのCX-4。これまでの経験から言うと、コンパクト・デジタルカメラで背景をぼかすには、少し離れた位置の被写体を望遠で引き寄せて撮影すると良いようです。綺麗な写真を撮るには一眼レフカメラが良いのは間違いないのですが、価格が高いことと、携帯性が劣ることから購入には至っていません。

 自宅で花を撮影する目的なら、携帯性など問題にならないのですが。

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桔梗(ききょう)の花が咲きました

 昨日まで風船のようになっていた桔梗の花が一輪咲きました。美しい紫色の花です。

桔梗(2020年6月15日撮影)
桔梗のつぼみ(2020年6月15日撮影)

 まだ一輪だけですが、つぼみが次々と上がってきていますから、次々と花を咲かせることでしょう。去年植えた株は、冬を越えて確実に成長しているようです。

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桔梗(ききょう)が開花間近に

 梅雨の雨の中で、桔梗の花が、開花間近になった。つぼみが大きく膨らみ、紫に色付いてきた。英名の「balloon flower」はこの形態をさしたものだ。

開花間近になった桔梗(2020年6月14日撮影)

 この桔梗は、昨年開花苗を入手して庭植えにしたもの。秋になってから植え付けたので、長く花を楽しむことができず、残念な思いをしたことを覚えている。桔梗は秋の花だと思っていたが、実際は夏から秋にかけて咲くものだそうだ。

開花間近になった桔梗(2020年6月14日撮影)

 だから、今年は、この端正な花を長く楽しめると期待している。

開花間近になった桔梗(2020年6月14日撮影)

 宿根草である桔梗は、冬の間、地上部は枯れてしまうのだが、根だけが冬を生き抜いて春の到来と同時に、再び芽吹いて花を咲かせるのである。

 開花は間近である。

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南向きの掃き出し窓に日除けを設置した

 我が家の居間には、庭に面して南向きの出入り可能な窓がある。その前にはウッドデッキが設置してあり、その向こうに小さな小さな庭が存在している。陽射しを遮りつつ外の風を入れるために、その窓に日除けを設置した。

日除けとして設置したスクリーン

 これまで、毎年、簾(すだれ)を取り付けてきたのだが、自然素材の簾の場合は、三年も経たずに劣化してしまい、廃棄するためにごみ袋に入るように加工するのが結構大変なので、今年はスクリーンにしてみた。上下にプラスチック製の棒が付いているが、廃棄する時には、これを切断するだけならさほど大変な作業ではないだろう。

 ちなみに、この製品の売り場には、棒の入っていない布状の商品で、ロープで固定するタイプの商品も置かれていた。

購入したのはワタナベ工業のル・ソレイユ」だ

 今回取り付けたスクリーンは紫外線を99%カットすると謳われているが、効果はどうだろうか。評価するには、しばらく時間が必要だろう。

日除けスクリーンを設置したところ

 設置してみたところは、涼しげでなかなかよろしい。あとは耐久性次第だが、これも暫く時間が経たないと判らない。

外観

 外から見たところは、目隠しの効果も十分あるようだ。これなら、簾の代りに十分である。これで、本格的な夏を前に日除けの準備が完了したのである。

桔梗(ききょう)のつぼみが膨らんできました

 最近、雨が多くせっかくの週末も庭に出られないことが多かったのですが、今日、久し振りで庭に出たら、桔梗のつぼみが文字通り膨らんできたのに気付いた。

桔梗の蕾がふくらんできた(2020年6月2日撮影)

 桔梗は秋に咲くものだと思っていたから、随分早いと思ったのだが、実は6月から咲くものらしい。つまり、冬を越して復活した桔梗は、きちんと季節にあわせてつぼみを膨らませたのである。

桔梗の蕾(2020年6月2日撮影)

 この様子だと、あと一週間程度で咲いても良さそうだ。冬を越した桔梗ははじめての経験なので、良く分らないのだが。

 英名のballoon flowerは、蕾の様子から名付けられたもののようだ。たしかに風船のようである。いや、もう少し育つと、もっと風船らしくなるのである。

 桔梗の端正な紫の花を目にするのも、そう遠くない未来である。楽しみにしていることにしよう。

ラチスフェンスをアルミフェンスに交換する

 家を建てた頃に、目隠しと雰囲気造りを兼ねて、敷地の外周に木製のラチスをたくさん設置した。それが時を経て腐ってしまったので、暑くなる前に駄目になったものを撤去したのである。

 本来、ラチスフェンスのような木製品は、定期的な塗装が必要だ。できれば毎年、少なくとも3年に一度は全て取り外して塗装する必要があるのだが、横着者の私はそれをおこたってラチスフェンスを腐らせてしまったのである。

撤去したラチスフェンスが写っている写真

 撤去したラチスフェンスは、薔薇の奥に写っている右側の2枚。一番右のラチスフェンスは、中のラチス部分が外れてしまっているのが判るだろう。ラチスフェンスに物が掛けられなくなってしまったのが今回の作業の発端である。ちなみに咲いているのは、ピエール・ド・ロンサール。この他に2枚を撤去したが、そちらは写真が残っていない。

 今回は、作業が大変だったので写真を撮っている余裕がなかった。だから、写真は有り合わせのものになっている。

【今回の作業】

  • アルミフェンスの購入(2枚)
  • 腐ってしまったラチスフェンスの撤去(4枚)
  • 撤去したラチスフェンスの解体ごみ出し
  • 購入してきたアルミフェンスの取り付け(2枚)

 新しく取り付けるアルミフェンスをホームセンターで購入してくる。

 ステンレス製の針金で止めてあったラチスを撤去し、駐車場へ運ぶ。ラチスフェンスは、付ける時は簡単だった記憶があるが、捨てるのは大変である。このまま捨てることも可能だが、粗大ごみになって、環境センターまで持ち込む手間と余分な費用がかかるので、市指定のごみ袋に収めて可燃物として捨てることにする。太い部材は私がノコギリでごみ袋に入る大きさにカットし、ラチス部分は家内がパキパキ折ってくれた。劣化していたので、ここだけは比較的簡単だった。そして、用意しておいたアルミフェンスを設置する。

 ここまで夫婦二人で4時間。かなりくたびれました。まあ、設置したころはまだ若かったから、体力的に余裕があった、というだけのことかも知れませんが。

設置したアルミフェンス(2枚)

 種明かしをすると(御覧になれば判るかも知れないが)、これは普通のアルミフェンスである。横に付けるべきものを縦に設置した。本来の設置方法と異なるので、固定用の部材などは存在しないから、既存のアルミフェンスにステンレスの針金で固定したものだ。ちょっとみたところ、アルミフェンスを縦に付けたとは判らないのではないだろうか。なかなかクールである。これならメンテナンスフリー。ペンキ塗りも撤去も廃棄も必要ない。

 また、必要なものが掛けられるようになった。この場所には散水用のホースやシャベル、ほうきなどをぶら下げておくことにしている。

 そのうち、花など掛けてみようと思っている。

 まだ残っているラチスは、まだ使えるので駄目になったら少しずつ廃棄するつもりである。

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