一年前に植えたガーデンシクラメン

 一年前に植えたガーデンシクラメンが、たくさん蕾を付けた。今にも咲きだしそうである。このガーデンシクラメンは、春夏秋と三つの季節を乗り越えて、今、また花を咲かせようとしている。

1年生き延びたガーデンシクラメン(2020年2月2日撮影)

 5株ほどのガーデンシクラメンを植えたはずだが、この株の他はすべて消滅してしまった。この隣に、つい二月程前まで蕾が上がってきていた株もあったのだが、これもいつの間にか消え失せてしまった。植物の世界も中々に過酷である。

1年生き延びたガーデンシクラメン(2020年2月2日撮影)

 上の写真を見ると、たくさんの蕾が準備されていることが分かる。開花前の花弁が鮮烈である。この花は、数日中にも開くことだろう。

 このガーデンシクラメンは、一年前よりも全体的に大きくなっているようだ。葉も株の大きさも随分と大きくなったように感じる。葉の大きさで比較すると、購入した時の倍ほどの大きさになっているようだ。環境に適合したということなのだろうか?

ガーデンシクラメンと水仙の芽(2020年2月2日撮影)

 シクラメン越しに見えているのは、水仙である。宿根草や球根植物、多年草で日本の気候に合ったものを植えると、手間をかけずに毎年花を見ることができて楽しいものである。多年草と一年草をうまく組合せた花壇を造ってみたいものだ。

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その後の蠟梅

 蠟梅が開花したことをお知らせしたのは先週のことだ。一週間経って、蠟梅の開花が進んだ。

蠟梅(2019年12月21日撮影)

 花の美しさはほどほどだが、素晴らしい香りである。我が家では玄関先に鉢植えにして、通るたびに香りを楽しんでいる。

 しかし、今年は開花が早い。これまで正月を迎える前にこの蠟梅が咲いた記憶はないのだが、暖冬のせいだろうか。例年より開花が早まっているようだ。

蠟梅(2019年12月21日撮影)

 まだまだたくさん蕾がついているから、これからが楽しみである。

 今年は例年にないほど大量の蕾が付いた。特別なことをした記憶はないのだが、このブログを始めたことが契機となって、少しだけ庭仕事に力を入れるようになったことが原因だろうか。定期的に肥料をやったり、雑草を取ったり、長く伸びすぎた枝を容赦なく切り取ったりしただけのことなのだが。

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蠟梅開花

 玄関前に置いてある鉢植えの蠟梅(ろうばい)の花が咲いた。

蠟梅(2019年12月14日撮影)

 一輪だけである。

 一輪だけであるが、鼻を近づけると、この花独特の甘い香りがする。春が近くまで来ているような気がした。

蠟梅の蕾(2019年12月14日撮影)

 蕾はコロンとした形状で愛らしい。蠟細工のような黄色であることから、蠟梅にはこの名が付いたという。

蠟梅の蕾(2019年12月14日撮影)

 今年は、例年にないほど大量の蕾が付いた。

 来年は正月を芳(かぐわ)しい香りで祝福してくれそうだ。

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花苗の植え付け

 昨日買ってきた花苗を庭に植え付けた。植えたのはパンジーとビオラ。これから本格的な寒さがやってくるので、苗の植え付けはそろそろ終りである。

 ここは、薔薇の花壇で、これまで薔薇以外の花を植えることはほとんどなかった場所だ。そのうちもう1本薔薇を植えたいと思い、空けてけておいた場所なのだ。

 用意した苗が不十分だったかもしれないな。植え付けたままの状態では、空白が目立ってしまう。来週は、仕事で休みが取れないかもしれないから、この花壇はこの状態で年を越すことになりそうだ。

ビオラ(2019年12月8日撮影)
ビオラ(2019年12月8日撮影)
ビオラ(2019年12月8日撮影)

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花苗を仕入れてきました

 今日、家族と買物へ出たついでに、パンジーとビオラの苗を仕入れてきた。全部で6株。暗くなってから購入したので、まだ本当の色は良く分らないが、紫中心に黄色が混じった綺麗な色合いのはずだ。家に着いたのは夜なので、写真はまだない。

 庭が殺風景なので、花苗を植えたいと思っていたので購入してきたものだ。

 最近、植木鉢に植えた苗のうちにとても乾きやすい株があるので併せて庭に植えようと思っている。

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クリスマスローズのポット苗(その後)

クリスマスローズ(2019年3月撮影)

 今年の春に、クリスマスローズのポット苗を大量に購入した。随分安価であったが、それを育てるための植木鉢の方が高価であったことを記憶している。

 購入したのは、3ポットひとまとめになっているものを3セット。全部で9セットであった。

 が、今や残っているのは、この2株だけ。庭植えのクリスマスローズは何もしなくても問題ないのだが、こちらはなかなか難しいものだ。

 鉢が大きすぎて過湿になったことが、枯らしてしまった原因だったのではないかと思っている。入手した苗はポット苗というよりプラグ苗に近いような、本当に小さなポットに植わった苗だったのである。クリスマスローズは頑強なので、すぐに大きくなると思い、大きめの鉢を用意したのが失敗のもとだったのではないかと。

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クリスマスローズの新芽が出てきました

クリスマスローズ(2019年3月撮影)

 このところ雨が多かったので、今日久しぶりに庭の手入れをしたらクリスマスローズの新芽が出てきているのに気付いた。

クリスマスローズ(2019年12月1日撮影)
これがクリスマスローズの新芽です(2019年12月1日撮影)

 ちなみに、周りに生えているのは花にら(イフェイオン)の新芽。この場所だと目立たないので、見付けられる限りの球根を別の場所に移植したのだが、まだたくさん残っていたようだ。

この2本がクリスマスローズの新芽です(2019年12月1日撮影)

 クリスマスローズはいったん根付いてしまえば、本当に手のかからない品種である。本格的な寒さを前に、今年もきちんと芽を出した。花は本当に美しく、そして奇跡のように花もちが良い。花のように見えるのは実際は花ではなく、萼(がく)なのだが、おそらくそのために驚異的な花もちが実現しているのだろう。

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冬の準備(パンジーの植え付けなど)

 先週まで、老朽化したウッドデッキの解体を行っていたために、庭の手入をする余裕がなかった。気付くと庭には雑草が生えていた。この季節になれば雑草の成長も遅くなっているので恐れるに足らず。雑草の処理は来週に回して、昨日購入してきたパンジーの植え付けを行うことにした。

今日植え付けたパンジー(2019年10月27日)

 今日植えたのは、
・パンジー:2株
・撫子(なでしこ):3株
・桔梗(ききょう):2株 である。

 撫子は花期も終りに近いための投げ売りになっていたもの。桔梗は来年の花に期待して買ってきたものである。

撫子(2019年10月27日撮影)

 今年は、パンジー、ビオラばかりでなく、長期間咲かないが特徴的な花を入れ替わりで育てようと思っていたのだが、何故か撫子を手に取ってしまっていたのである。自分という人間もなかなか思うとおりに動かないものだ。

今日植え付けたパンジー(2019年10月27日)

 

猛暑の中で咲くシクラメン

 春に鑑賞するために植えたガーデンシクラメン。ほとんどの株は地上部が枯れて、球根になって眠っているはずだが、暑さの中でも葉を残している株もある。そのうちの一株、最も元気良く緑の葉を伸ばしている株の中に、今日、ピンク色の何かを見つけた。

猛暑に咲くシクラメン(2019年8月18日撮影)

 近づいて見て、私は目を瞠(みは)った。ガーデンシクラメンが花を咲かせていたからである。時は8月。シクラメンは本来なら冬から春にかけて花を咲かせる植物である。葉を残していても夏の間は活動を止めているはずだ。枯れずに葉を残している個体も活動は停止しているはずなのである。

猛暑に咲くシクラメン(2019年8月18日撮影)

 花柄摘みをおこたっていたからか、一部の葉が傷んでしまっている。この時期に花が咲くはずはないので、きちんと視ることも稀になっていた。花柄を探す対象から外れていたことは言うまでもない。

 株元をあらためると、蕾がたくさん上がってきていた。開花期の株元を見るようである。この様子だと、しばらくシクラメンの花を楽しむことができるかも知れない。

ガーデンシクラメン( 2019年8月18日撮影)

 ふと思ったのだが、これは、もしかすると狂い咲きなどではなく、枯れずに残ったガーデンシクラメンが秋を感じて通常の開花を始めただけのことなのかもしれない。暦の上ではすでに秋になっているのだから、そんなことがあっても良いだろう。

 ともかく、これからしばらくの間はシクラメンの花を見ることができそうだ。

 これからしばらくの間は、猛暑に咲くガーデンシクラメンの様子を毎日気を付けて視るようになるだろう。