寄せ植えの改造

 多忙のため公開が遅れたが、寄せ植えの改造をしたのは先週の日曜日のことである。

 まだ咲き続けていたので、植え替えるのを躊躇していたペチュニアを引き抜いて、冬の植物に変更した。今回植え付けたのは、

  • ビオラ
  • 初雪かずら
  • ノースポール

である。

寄せ植え(2019年11月17日撮影)

 向って正面やや左寄りに不自然な空白があるのは、ここにガーデンシクラメンの球根が埋まっているのを発見したからである。そのため、ビオラの配置が窮屈になってしまっている。シクラメンが芽を出さなければ、違う花を植えることになるだろう。

 今年は引き立て役に初雪かずらも植えてみたが、早くシクラメンが育ってもらわないと どうもバランスが悪い。

寄せ植え(2019年11月17日撮影)

 マリーゴールドは夏から咲き続けているのでそのまま残した。ただ、枝が裂けた状態で草姿がだらりとなってしまっていたので、有り合わせの支柱を立てて姿勢を矯正しておいた。蕾もたくさんついていたから、まだしばらくは咲くだろう。

寄せ植え(2019年11月17日撮影)

 植えてから一週間たった今日の状況は次の写真のとおりだ。まだ、ほとんど何も変わっていないようだ。

寄せ植え(2019年11月24日撮影)

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ハオルチア・オブツーサの植替え

 ハオルチア・オブツーサを植替えた。 鉢は百円ショップで購入してきた受け皿付きのコンパクトなものである。オブツーサが思ったより小さかったので、植替えはまたの機会にしようか迷ったのだが、思い切って植え替えることにした。

ハオルチア・オブツーサ(2019年11月17日撮影)

 植替えは、サボテン・多肉植物用の用土を使って行う。苗は植替えのために鉢から出すと根鉢は完全に崩れて根が露出した状態となる。傷んだ根があれば切り取る必要があるが、このオブツーサ君の根は白く瑞々しい状態だったので、問題なさそうだった。

ハオルチア・オブツーサ(2019年11月17日撮影)

 ハオルチア・オブツーサは陽当りの悪いところに生える植物で、少ない光を取り入れるために、プックリとした葉の上部に光を取り入れるための窓(透明な部分)があり、これが得も言われぬ美しさを持っていることから人気が高い多肉植物である。

ハオルチア・オブツーサ(2019年11月17日撮影)

 我が家のオブツーサ君は廉価で手に入れたものだ。そのせいか、窓が透明度にやや欠けているようだ。真夏の直射日光が当った状態で見ると、確かに透けて見えるようだが、11月の陽射しではこのようにしか見えない。

 これまで、戸外で管理してきたので、陽に当てすぎたことが原因かもしれない。もともと陽当りの悪い場所で育つ植物だから、強い日差しを嫌って窓にカーテンを掛けたのかも知れない。

 購入してすぐ公開したブログの写真を見ると(下記参照)、今よりも窓がはっきりしていて、現在の状態より少しだけ美しかったようだ。さて?

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つる薔薇の仕立て直し(その3)

 今日は、つる薔薇の仕立て直しを行いました。

つる薔薇(作業前)

 この、好き勝手に伸び放題の薔薇を整理します。薔薇の種類はラブリー・メイアン。何も手を掛けなくても咲く強健な薔薇(修景薔薇)として手に入れたもの。

 本当に何もしなくても良く咲く品種である。

 しかし、強健なのは良いが、枝が伸びすぎて困ることが多くなった。御覧の通りに狭い庭なので、庭に出るたびに細い薔薇の枝が服に絡まったり、素肌の腕が引っ掻かれたりするからである。特に家内には不評で、私が薔薇を購入しようとするたびに否定するのはそのために違いないと思っている。

つる薔薇(作業後)

 通路が通りにくくならないように、この薔薇の成長期にはこまめに枝を管理しないといけないのだが、なかなか手が回らないようになると家内の小言を聞かなければならなくなる。

 ラブリー・メイアンはつる薔薇として育てる品種ではないが、オベリスクを設置して枝を誘引できるようにした。最近は、それをつる薔薇として仕立てるようにしている。

つる薔薇(作業後)

 不要な枝を切って、オベリスクに適当に誘引し終わった状況。今日は、こんな作業でも軽く汗ばむほどの陽気になった。不要な枝とは、細い枝、古い枝、二股、三股になっている部分があればその中の比較的細く短い枝のことである。

 枝と枝との間は、できれば30cmほど間隔を開けた方が良いとは思うが、なかなかそんな教科書通りにできることは少ない。枝が曲がらなかったり、長さが足りなかったり、力を入れ過ぎて枝を折ってしまったりすることがあるからだ。

つる薔薇(作業後)

 今日の薔薇(ラブリー・メイアン)は枝が柔らかく、これまで作業を行ったつる薔薇の中では最も扱いやすい品種であった。

 薔薇に凝った時期があって、随分たくさんの品種を購入したのだが、今はこの三種類だけが残っている。不思議なことに、どれもつる薔薇として育てているものだ。地植えにして枝を伸ばす育て方をしていることが、良い結果をもたらしているのかも知れない。

 我家の薔薇だが、花の美しさでは、まずピエール・ド・ロンサールが第一、グラハム・トーマスが第二。このラブリー・メイアンはその次であろう。強健さは第一なのだが。

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老朽化した温室の廃棄

 十年以上前に購入したものだと思うが、解体しなかった方の(メインの)ウッドデッキの隣に温室を置いたままにしていた。スチールの枠組みにビニールを掛けただけのものだが、きちんと面倒を見れば冬を越せないはずの植物に冬を越させることもできた。

 時は流れ、苦労して温室で越冬させるのなら翌年苗を買いなおした方が簡単であることに気付いた私は、いつしか温室を使うことを忘れてしまった。温室は、骨組みだけの状態で風雨にさらされ、単なる邪魔物となっていた。

 そんなわけで、今日はこの温室の骨組みをバラシて廃棄可能な状態とする作業を行った。

 難儀だったのは、錆びてドライバーが空回りしてしまうようになったネジであった。確認すると6本のネジを外せば広い場所(我が家の場合は玄関前の駐車場です)へ楽に持ち出すことが可能になりそうである。ネジは2本は難なく回すことができた。2本は、モンキーレンチとドライバーを使って何とか取り外すことができた。残る2本はネジの頭が潰れてしまってドライバーで回すことができなくなってしまった。

 その場でパイプを切断して骨組みを分割し、駐車場へ運んで粗大ゴミ廃棄用に購入しておいた鋸(のこぎり)で解体して市指定のごみ袋へ納めて作業は終了である。次のごみの日に回収に出せばよい。

 重たいものを持ったりしたわけではないし、のこぎりで切った箇所も記憶している限り12箇所。細いスチールパイプを切断しただけだから比較的簡単だったのだが、どういうわけか脚がだるく、痛みも感じる。腰も痛いようだ。筋肉痛である。

 今後は、捨てるのが大変になるようなものを買い込むのは控えるべきだ。

 私は自分にそう言い聞かせたのであった。

つる薔薇の仕立て直し(その2)

 先日に引き続き、つる薔薇の仕立て直しを行った。今回仕立て直しを行ったのはフェンスに絡ませている、ピエール・ド・ロンサール(Pierre de Ronsard)である。

ピエール・ド・ロンサールの仕立て直し(2019年10月22日撮影)

 迂闊なことに、仕立て直し前の写真の撮影を失念してしまった。昨日まで老朽化したウッド・デッキの解体で疲れ果てていたし、朝から雨が降っていたので、今日は作業するつもりはなかったのだが、夕方になって雨が上がっているのに気付いて、急遽仕立て直しを行ったせいだろう。

 ピエール・ド・ロンサールは一季咲きだが最高に美しい花を咲かせる薔薇だ。今年は、新しい枝が十分に伸びたから、木質化した古い枝を取り除いて新しい枝に更新することができた。

ピエール・ド・ロンサールの仕立て直し(2019年10月22日撮影)

 昨年までは、主幹は一本だけだったのだが、今年は三本になった。(写真に写っていないが、上の写真の右側にも枝が一本あります。)もう一本の枝は、木槿(むくげ)の枝に囲まれているので、木槿の剪定と同時に枝の位置を調整しようと思っている。

ピエール・ド・ロンサールの仕立て直し(2019年10月22日撮影)

 こうしてみると、このフェンスもそろそろ交換しないと壊れてしまいそうですな。いろいろ駄目になって、対応が大変だ。新しいものを作るのは楽しいのだが、廃棄するのはなかなか気が進まないので、つい後回しになってしまうのである。

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老朽化したウッドデッキの解体

 昨日今日と、老朽化したウッドデッキの解体作業を行っていた。気が利かないことに、作業中の写真も、作業前後の写真も撮影していない。本当に必死に作業を行っていたので、そのような余裕がなかったのである。

 我家を手に入れた頃に自分で作ったウッドデッキが2箇所あった。一つは南側のメインの庭。最初に造ったものだ。ウッドデッキ上部に雨除けも設置した。
 もう一つが、西側の変形地に造ったものである。この二つ目のウッドデッキはほとんど利用しなかった。ウッドデッキにつながる雨戸さえ滅多に開けることがなかったくらいである。そういえば、この二つ目のウッドデッキはパーゴラ付きだった。

 どちらも自分で設計して造ったものだが、完全に機能した。

 しかし、二つ目に造ったウッドデッキが腐ってしまい、外壁塗装を予定していることもあって思い切って解体撤去したのである。思えば、パーゴラの柱に使った木材が屋外用の処理がされていないものだったらしく、ここから腐ってきたのである。ために、パーゴラはとっくに撤去済みだ。
 あまり使っていなかったために、メンテナンスもいい加減だったのかも知れない。

 使った道具は、電動ドライバーと電動チェーンソー。チェーンソーは今回購入した。正直、自分でチェーンソーを所有することになるとは、思っていなかった。電動ドライバーも大変役に立った。驚くべきことに二十年前に締め込んだステンレス製のネジが今も完璧に機能したからである。屋外の雨のかかる場所で二十年経ったのに、電動ドライバーで楽々抜くことができたのだ。

 すべてばらして、駐車場で可燃物として捨てられる大きさにカットし、指定のごみ袋に収めて作業は終了である。作業には二日間かかった。体に自信がある人なら、一日で完了できる作業量だろう。

 木屑が大量に出て掃除が大変だったが、作業は比較的楽だった。さっぱりした気分である。

 しかし、普段全く運動をすることがない私には重労働だったらしい。

 体のあちこちが痛くて仕方がない。

 

つる薔薇の仕立て直し

 台風一過。まだ風の強い中で、つる薔薇(グラハム・トーマス)の仕立て直しを行った。

 園芸本やインターネットで調べると、つる薔薇の仕立て直し(剪定と誘引)は12月から1月の間に行うのが正しいとされている。薔薇が休眠状態になっている間に行うのは、道理にかなっているのだが、私はいつも寒くなる前に行うことにしている。

 その理由は二つある。

 ・厳寒期に行うと風邪をひいてしまうこと
 ・厳寒期に行うと、枝が硬くなっていて誘引する時に枝を折りやすくなること
  の二つだ。

 「風邪をひいてしまう」というのは冗談ではなくて、真冬に戸外で長時間作業をすると本当に体調を崩してしまうのである。今は枯れてしまった薔薇の鉢替えなども教科書通りに真冬に行っていたのだが、寒いところで長時間作業をするので、必ず体調を崩してしまっていたものである。別に、この時期にやっても、枯れてしまったりすることはないので、気にしないで快適な気候を選んで作業をすることにしている。

つる薔薇(仕立て直し前)(2019年10月13日撮影)

 上の写真は、仕立て直しする前の状態。去年、古い枝を切って新しい枝に更新したから、このままでも良いくらいだが、せっかく新しいシュートが伸びてきているので、更新することにした。つる薔薇の仕立て直しは、具体的には次のような作業を行う。

古い枝の切り取り

 古い誘因をすべてほどき、つる薔薇を自由な状態にする。ここから、不要な枝を切り取り、フェンスに誘引しなおすのだ。

 枝が茶色になり木質化した古い枝を切り取る。枝が太くなっていることが多いので、園芸用の鋸(のこぎり)を用意しておくと良いだろう。園芸用の鋸とは、生木を切るために特殊な加工をされたもので、通常の鋸とは違うものだ。ガーデニングを趣味にするなら、一本持っておくと良いだろう。

 細い枝を切り取る。残った花や葉も全て切り取り、枝だけにする。

フェンスへの誘引

 残った枝を、折らないらないように注意しながらフェンスに誘引する。太い枝から出ている枝は、鉛筆より細いものは全て切り取り、太い枝があれば、ニ、三芽を残して切り取る。

 なるべく等間隔に、そして枝が水平に近くなるようにフェンスに麻紐で結びつける。薔薇は生き物なので、枝は思った通りには曲がらない。無理に理想とおりに曲げようとすると、根元から折れてしまって、夏期を通して養生してきた枝が廃棄物になってしまう。
 曲げるのも適当な加減が必要である。

つる薔薇(仕立て直し後)(2019年10月13日撮影)

 写真をよく見ると、葉が残っていましたね。出来たら、葉も全て取ってしまって、休眠状態にさせた方が良いのですが、この季節だと、まだ芽が出て葉が茂ってくることがあるので、葉は残してしまっても大丈夫です。冬になれば、自然に落葉します。

 薔薇の場合は、一から十まで教科書通りにやろうとすると、本当に大変です。薔薇も、生きようとする力を持っていますから、その力を信じてやることも必要です。

 「無理せず、楽して楽しむガーデニング」が私のやりかたなのです。それでも、何とかなります。

 薔薇の育て方も書いた方がいいですかね?

ラチスフェンスの撤去

 本日はハードなガーデン作業を行いました。ラチスフェンスの撤去です。アルミのフェンスのままでは殺風景だったので、取りつけていたものですが、メンテナンスをおこたっていたこともあり、腐ってきてしまっていました。

 とりあえず取り外して、フェンスに立てかけておいたのですが、そのまま何年か経ち今年になって足長蜂に巣を作られそうになったので、きちんと廃棄することにしました。

 老体に鞭を打って、木材を廃棄できる寸法に加工して、市指定のごみ袋に収めていく作業です。廃棄するラチスフェンスは長さ1800のもの4枚分。普段机に座っていることの多い人間には大変な作業です。

 午後1時まえから始めて、5時近くまでかかりました。

 疲労困憊です。

 実は、この作業を行う前に、いくつか苗を植え付けたのですが、写真も撮っていませんでした。来週お知らせします。

颱風に備える

 今日から明日へ日付の変る頃から明日の早朝にかけて、関東地方を颱風が通過する可能性が高いそうだ。風に倒される可能性のある植木鉢は風の当らない場所に移し、小さくて飛んでしまいそうな鉢は屋内に退避するとよい。

 我家でも小振りな植木鉢は屋内に退避した。よく御覧になれば判るとおり、我が家の場合は玄関である。

颱風に備え植木鉢を退避(2019年9月8日撮影)

 このブログでは、多肉植物のことはあまり紹介してこなかったが、寄せ植えにして数鉢日の当たるところと、玄関そばの屋外とに置いている。最近、また流行っているらしく、園芸店でよく見かけるため、いつの間にか購入して増えてしまったものだ。

 十株買ったクリスマスローズの苗は今生き残っているのはこの二つだけである。今回育ててみて判ったのだが、クリスマスローズは地上部が枯れて次の葉が生まれてくるというサイクルを繰り返すらしい。これを知らない私は、地上部が枯れてしまったのを見て、株全体が枯れてしまったと思い、その株を処分してしまったのである。無知というのは怖いものである。

颱風に備え植木鉢を退避(2019年9月8日撮影)
颱風から退避させたハオルチア・オブツーサ(フラッシュなし)

 先日購入したばかりのハオルチア・オブツーサはこの原稿を書いているパソコンのそばにおいた。暗いところに置くと、折角の美しさが良く分らない。オブツーサのためによくないのかも知れないが、フラッシュをたいて撮影すると屋外で撮影したのと同様の姿で映すことができた。

颱風から退避させたハオルチア・オブツーサ(フラッシュあり)

 屋外の明るさは、フラッシュと直近でたいたのと同じ明るさだということだろうか。

 外は、もう雨である。

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梅雨の園芸作業

 今日も梅雨の雨間に庭の手入れをすることができた。朝のうちに庭の雑草取り、家庭菜園からの収穫、ペチュニアの花柄摘み、薔薇の花柄摘みなどを行ったのである。良く咲いていたペチュニアは先週のうちに切り戻しを行ったので、今週の花柄摘みは非常に楽であった。

 その代り、花が少なくなって寂しいのだけれど。

 昼前には作業を終え、シャワーを浴びてのんびりしている。たまにはこんな日も良い。気温も低く、非常に過ごしやすい休日である。

 今は、庭に落ちる雨が音を立てている。

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