クリスマス・ローズ開花

 八重咲のクリスマス・ローズが開花した。先週、蕾(つぼみ)がほころんだのに気付いたばかりであったが、急速に開花が進んで、幾輪か美しい花が開いた。まだ蕾がたくさん残っているから満開とは言えないだろうが、なかなか良い景色である。

開花したクリスマス・ローズ(2022年3月7日撮影)

 家内のカメラを借りて、オート設定で撮影しているのでコントラストが強く出過ぎてしまっているようだ。早急にカメラを調達しなければなるまい。古いリコーのカメラを10年間愛用しているうちに、コンパクト・デジタル・カメラの市場は急速にしぼんでしまったらしく、5年前の製品が平気で最新機種として高値で売られていたりするので、欲しいものが見当らないのが難点なのであるが。

開花したクリスマス・ローズ(2022年3月7日撮影)

 花弁が透けて半透明に見える。毎年思うのだが、クリスマス・ローズは本当に綺麗である。我が家のクリスマス・ローズの中では、この株が最も早く咲き、そして最も美しい。

開花したクリスマス・ローズ(2022年3月7日撮影)

 クリスマス・ローズは花の色や形に非常に様々な種類があり、自分の美感にあったものを手に入れるには、高価な開花苗を入手するのが最も手っ取り早い方法だ。一度根付いてしまえば、その後の育成は極めて容易なのだが、花の美しさに惹かれてあまり元気のない苗を購入して、うまく育たずに枯れてしまったりすることもあり、苗選びはそれなりに難しいものなのである。

 その点、この株は売れ残りの処分品だったはずなのだが、この上なく美しい花を咲かせる。何株かある我が家のクリスマス・ローズの中で、私の一番のお気に入りである。