庭の整理(夏の植物の剪定)

 夏の間、ラブリー・メイアン(薔薇)、秋明菊、木槿(むくげ)、クリスマス・ローズが通路に侵食して通りにくくなっていた庭の整理を行った。一時は庭の中央のラブリー・メイアンの花壇をつぶして舗装してしまうことまで考えたのだが、薔薇(ばら)と木槿を思い切って切り詰めることで状況が改善するようなら、花壇をつぶす必要はないからである。

整理する前の庭(2021年11月7日撮影)
伸びた木槿 (2021年11月7日撮影)
剪定後の木槿(2021年11月7日撮影)

 木槿は幹から枝が横に伸びて通路に出てくるので、幹を全て伐って株立ちにした。これで来年の夏の樹形がどうなるか、楽しみである。木槿は萌芽力が強いので、これで枯れてしまうことはない。

 実は、以前、この木槿を一本立ちに仕立てていた時に、台風で株が傾いてしまったことがあった。仕方ないので、株本で切り落としたのだが、時期になると次々に幹が出てきて自然に株立ちになったこともあったくらいなのである。

剪定前のラブリー・メイアン(2021年11月7日撮影)

 ラブリー・メイアンもオベリスクに絡めた幹から横に枝が出る。暑くなると生育が旺盛になって、気がつくと通路が通れなくなるのである。

剪定後のラブリー・メイアン(2021年11月7日撮影)

 そこで、ラブリー・メイアンもつる薔薇としてではなく、通常の薔薇の仕立て方に変更した。オベリスクは不要なのだが、置く場所がないので当面そのままにする。

綺麗になった庭(2021年11月7日撮影)

 ついでに花が終った秋明菊の花柄と枯れた葉を整理して本日の作業は終了である。まだ日中の温度は20℃くらいまで上昇するので、昼間の作業では汗が出る。それでも庭に置いた椅子に腰かけて少し静かにしていれば汗はすぐに引く。いまが園藝作業をするには最適の時期である。

 来週は、手付かずの薔薇ピエール・ド・ロンサールとクレマチスの手入をすることにしたい。