今日も苗を買ってきました

 今日も、近所のホームセンターへ行って苗を購入してきた。買ったのは、ペチュニア、ロベリア、オリーブの苗。そして培養土と鉢底に入れる炭である。

 今もコンテナでは春の寄せ植えが咲き誇っているのだが、季節は巡っているのでそろそろ夏の準備を始めなければならない。そして、花苗は流通する時期が決まっているので、今購入しておかないと欲しい苗を手に入れることができなくなってしまうのだ。しかし、今、春の花が満開になっている寄せ植えを壊してしまうのは忍びないので、欲しい苗を少数手に入れて鉢植えにし、しばらくして育った株を摘芯(ピンチ)した枝を使って挿木で苗を増やし、その新しい苗で寄せ植えを作るつもりなのである。

 こうして書くと難しいことのようだが、去年もペチュニアを挿木で増やして寄せ植えを作ったのだから、別段難しいことではない。今年はそれに加え、ロベリアやカリブラコアも挿木で増やす挑戦をしてみようと思っているのである。一応断っておくが、庭が狭いのでオリーブは増やすつもりはない。

今日買ったもの

 ペチュニアはサントリーのサフィニア江戸しぼり、ロベリアも同じくサントリーのアズーロコンパクトのスカイブルーである。去年と違うホームセンターで仕入れたこともあり、去年とは異なる品揃えとなった。

 そして、先述のとおり、今年は挿木で増やす前提で高級な苗を数量限定で手に入れる作戦だ。

 今回使用した培養土は前回の植替え時に購入したものであるが、安価である割には中身は普通に良い土だと感じたので、コンテナの植替えに備えて三袋ほど買いだめしておいた。なかなか買物に行かれないので、鉢底の炭も三つほど買いだめした。

 オリーブも買うつもりではなかったのに、欲しいと思って気になっていたのを見付けたので、つい衝動買いしてしまった。

 ロベリア苗と培養土、鉢底の炭を買うつもりで出掛けたのだが、結果は予定以上の出費となった。

 いつもどおり植え付けていく。写真に写っているのは、使用したものである。培養土と鉢底の炭は買い置きでは足りなかったので、今日購入してきた同じ培養土も追加した。

 プラスチックの鉢には鉢底の網を入れる必要はない。素焼き鉢と陶器の鉢には網を入れた。左のテラコッタ製の鉢には、もう少し大きな網を使用した方が良いのだが、新しく網をカットするのが面倒だったので、このまま作業を進めた。鉢底の炭を入れる時にずれないように指で押さえておけば、あとで動くことはないので問題ないのである。本日は北風が冷たく、凍えるような寒さの中での作業だったので、多少手抜きになっていることは否めない。

 網の上に鉢底炭を入れて、その上に培養土をかぶせる。

 苗の根鉢は少しだけくずしてみた。その苗を培養土の上に仮置きして、高さに問題がないことを確認して苗の周囲にさらに培養土を足していく。

 培養土を入れ終ったら、新しく入れた土の部分を割り箸でつついて土を慣らしてゆく。土の高さが下がった分はさらに培養土を足して調整する。

 定位置に置いて、たっぷりと水をやったら植付け作業は終了である。

 ロベリアとペチュニアも同様に作業して植付けは完了だ。

 夏は間もなくやってくる。

ペチュニアとカリブラコアの植付け

 夏の花壇を飾る主役とすべく、ペチュニアとカリブラコアの苗を仕入れて来た。コンテナは春の花が見頃となっており、まだまだ植替えするには早いので、これらの苗は一旦鉢植えにすることにした。今年は不景気なので、これを親株として摘芯(ピンチ)で出た枝を挿し穂にして、挿木で株を増やす予定である。

 用意したものは鉢底の炭、培養土、花苗二株、プラスチック鉢である。この培養土は安価であった割には、普通に良い土だった。また機会があれは買いだめしておいても良いと思っている。鉢底の炭は、効果のほどは不明だが良さそうな気がするので、これもついでの時に買い足しておくつもりである。

 購入したのはカリブラコア(ふわリッチ)とペチュニア(サフィニア・アート)。カリブラコアは挿木で増やすのはペチュニアよりは難しいのだが、以前成功したこともあるので今年も挑戦してみることにしたい。

 いつものとおり、鉢底の炭を敷き詰める。プラスチック製の鉢は鉢底網を使う必要がないものが多い。今回使用した鉢は、どちらも土が流れ出ないような形状になっていたので、鉢底網は不要であった。

 ウォータースペースを確保して、植付けが完了した。この後、たっぷりと水をやって作業は完了である。どちらも生育が旺盛なので、夏場は水やりの負担を軽減するためにも比較的大きめのプラスチック製の鉢を使用した。

 実は余っている鉢がこれしかなかったのが鉢選びの一番の理由なのではあるが。

 ともかくも、これで夏の準備の第一弾が完了した。

原種系チューリップの蕾が

 これまで開花したトルケスタニカとタルダの他に、二種類の原種系チューリップが開花間近となっている。今年は、これまでやっていたパンジー、ビオラ中心の鉢植えにチューリップとアネモネの球根を加えただけで、花壇やコンテナが華やかになって、庭に出るのが楽しみである。

原種系チューリップの蕾(2021年4月11日撮影)
原種系チューリップの蕾(2021年4月11日撮影)

 これは原種とはいえ、蕾(つぼみ)の状態で十分にチューリップらしい華やかさを備えている。開きかけているが、この状態ですでに十分に美しい。

原種系チューリップのある寄せ植え(2021年4月11日撮影)

 こちらは、植える場所が足りなくてコンテナの鉢植えに加えた原種系チューリップ。少しわかりにくいが、チューリップの蕾が四つ付いている。

原種系チューリップの蕾(2021年4月11日撮影)
原種系チューリップの蕾(2021年4月11日撮影)
原種系チューリップの蕾(2021年4月11日撮影)

 綺麗なピンク色の蕾は形も整っていて、このままでも十分に鑑賞する価値がある。

 どんな花が咲くのか楽しみである。

クリスマスローズの植替え

 クリスマスローズが、他の鉢植えに比較して乾きやすくなってきたので根が回ったのではないかと思い、大きな鉢に植替えを行った。写真は残していないが、古い鉢から出してみると、鉢底で根がぐるぐると回っている状態になっていた。

 今回植え替えを行ったのは正解だったということである。

 用意したのは、培養土培養土と素焼き鉢だ。鉢は、昔購入してながらく使用していなかったものを利用した。右に写っているのは乾きやすくなったクリスマスローズ。

 そして、最近鉢底石の代りに使用している鉢底の炭。鉢底石は土を再利用したり捨てたりする時に分別するのが面倒なのだが、炭の場合そのままでよいので便利である。

 鉢底にプラスチック製の網を入れて、その上に炭を敷きつめた状態。炭は2~3cmの厚さに敷きつめた。

 乾きやすい状態を改善したかったので、土は大目に入れた。もっとも、ウォータースペースはきちんと確保しておかないといけない。適当な深さに調整して植え付けは完了した。

 土の量が増えたので、今後は水遣りの負担が減るはずである。本来は開花中に植替えするのは避けた方が良いのだが、根鉢をくずさないようにして周りに培養土を足すようにすれば開花中でも植替えは可能である。

 この後、たっぷりと水やりをして植替え作業は完了した。

原種系チューリップ「ライラックワンダー」が咲いた

 原種系チューリップのライラックワンダーが開花した。

原種系チューリップのある寄せ植え(2021年4月14日撮影)

 これは、ダイソーで購入した球根だ。いや、ダイソーで購入した球根だと思う。記録を残していないからはっきりとしたことは言えないのだが、記憶をたどると原種系チューリップのセットを購入するより前に、ダイソーで珍しい球根を見付け、購入したはずなのである。

 そして、咲いた花は、この球根セットに付属していた品種表のどれとも異なる花の姿なのだ。

 インターネットで調べると、ダイソーでライラックワンダーという原種系チューリップを購入した方がいて、その方の家で咲いた花と我が家で咲いた花とが瓜二つ。おそらく、今日咲いた花は原種系チューリップのライラックワンダーなのであろう。そう思うことに決めた。

原種系チューリップ「ライラックワンダー」の蕾(2021年4月11日撮影)
原種系チューリップ「ライラックワンダー」(2021年4月14日撮影)

 ピンクの花弁の中心が丸く黄色に色づいて大変美しい花が咲く。雨に濡れた姿が秀麗である。蕾(つぼみ)も薄いピンクで姿が整っていて、咲く前から美しい。

原種系チューリップ「ライラックワンダー」(2021年4月14日撮影)
原種系チューリップ「ライラックワンダー」(2021年4月14日撮影)

 ライラックワンダーを植えた方のブログを見ると、植えたままで毎年咲いているようなので、コンテナではなく花壇に植えた方が良かったかもしれない。秋にダイソーで球根を見付けることがあったら、今度は庭に地植えにしてみたら面白いかもしれない。いや、今咲いているライラックワンダーが枯れたら、球根を掘り上げて庭に移植しても良いのだ。

 今年これまでに咲いた原種系チューリップの中では、この花が最も美しいと思う。ダイソー恐るべし。適当に百円で球根を買ってもこんなに楽しめるとは。

原種系チューリップ「タルダ」開花

 トルケスタニカに続いて、原種系チューリップが開花した。トルケスタニカに花が似ているので、最初見た時は、トルケスタニカがまた咲いたのかと思ってしまったのだが、よく見ると花の模様が異なる。

原種系チューリップ「タルダ」(2021年4月11日撮影)

 球根についてきた品種表を材料に調べてみると、おそらくこれはタルダだろう。原種チューリップの球根セットの品種表を記録しておいたので非常に便利である。この品種表によると、この球根セットに含まれるタルダの球根は一つだけのはずだ。咲いたのをみたのはまだトルケスタニカとこのタルダだけ。今にも咲きそうになっている原種系チューリップがひかえているから、しばらくは珍しいチューリップの花を観賞することができるはずだ。

原種系チューリップ「タルダ」(2021年4月11日撮影)

 花の内側が鮮やかな黄色である。

原種系チューリップ「タルダ」(2021年4月11日撮影)

 チューリップは夜になると花が閉じる。この原種チューリップも夕方になるときちんと花が閉じていた。これはどの程度の期間咲くのだろうか。

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美しいアネモネの花

 鉢植えのアネモネの花の写真が綺麗に撮れたので投稿しておきたい。アネモネは球根植物で咲かせるのが容易である。そしてその花は美しく、次々と咲いて花壇やコンテナに加えると春をより一段と楽しめるようになる。おすすめの品種である。これまで、アネモネを育ててこなかったことが悔やまれるくらいだ。

アネモネ(2021年4月8日撮影)
アネモネ(2021年4月8日撮影)
アネモネ(2021年4月8日撮影)
アネモネ(2021年4月8日撮影)
アネモネ(2021年4月8日撮影)

 アネモネの花は、色が違うだけでなく花の形にも違いがある。そして、どれも確かにアネモネなのである。今回植えた、アネモネはいろいろな花が楽しめて素晴しい。

アネモネのある寄せ植え(2021年4月8日撮影)

  長い花茎の先に色とりどりのアネモネが咲いて、風に揺らいでいる様はいつ見ても心が浮き立つような気分になる。春の暖かな日差しに誘われて庭に出たときに、この寄せ植えが私を迎えてくれる。

 今年の春は、寄せ植えが近年まれに見る出来栄えになったようだ。このブログに掲載するために色々試みているからであろう。

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九条葱の植付け

 昨日、花苗を買いに行ったついでに九条葱(くじょうねぎ)の苗を買ってきたので、早速植え付けを行った。

九条太葱の苗

 購入したのは九条太葱。根が多く元気そうなものを選んでみた。

 九条葱には細葱と太葱があり、たまたま売り場で見付けたのが太葱の方。九条細葱はプランターで栽培しているので、これで太葱も細葱も栽培することになったわけだ。

九条葱の説明書き

 きちんと収穫していれば葱坊主はできないが、万一できてしまった場合の対処法が書かれていて親切だ。花(葱坊主)を付けさせないように注意して育てていくことにしよう。

作業前

 冬の間に土作りを行った家庭菜園。去年連作障害と思われる症状が出てしまったので、今年は菜園を区画し、毎年計画的に輪作を行うことにした。菜園に埋め込んである煉瓦はそのための目印として入れたものである。

 土作りをした後、一度、草取りをしたはずだが、春の温かさに雑草がはびこってしまっている。まずは、雑草取りから開始する。

作業中

 雑草取りが完了した状況。今日は、葱の植付けの他にも花の植付け作業を行う予定なのだが、この段階で結構疲れてしまった。熊手と百円ショップで見付けた草取りも作業に使用した。写真のレジ袋の右に写っているものがそれである。使い較べてみたところ、高価な熊手より、百円ショップの草取りの方が使い勝手が良かった。熊手だと雑草が土に隠れてしまうだけなのだが、百円ショップの草取りは雑草だけを手前に引き寄せてくれて便利である。

植付け完了(2021年4月11日撮影)

 九条葱を植付けた。購入した苗を3本ずつに分け、株間15cmで植え付けていく。肥料は土作りをしたときに投入したなので、施肥は行わない。この後、水をたっぷりやって植付け作業は終了である。

 さて、花の面倒をみに行かなければならない。

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冬越しした金魚草が開花した

 去年植えてそのまま冬を越した金魚草が開花した。伸びきったまま冬を迎えたので、冬の間に一度切戻しをした。冬を越して暖かくなったので、新しく伸びた葉が青々として大変美しい。

開花した金魚草(2021年4月8日撮影)
金魚草の花(2021年4月8日撮影)

 まだ咲きはじめたばかりだから、これから満開を迎えるはずである。

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つる薔薇の成長

 玄関花壇のトレリスに誘引したつる薔薇の蕾(つぼみ)が大きくなってきた。

 これは、グラハム・トーマス。イギリスの育種家、デビッド・オースチン作出の薔薇。イングリッシュローズである。イングリッシュローズはオールドローズの優美な花姿と香りとを兼ね備えた優秀な品種が多い。そして、この薔薇はさらに育てやすい強健さを兼ね備えた優秀な品種である。株立ちの薔薇として売られていたはずだが、我が家ではつる薔薇として育てている。

 たまたま同じ蕾を撮影した写真があったので時系列でお見せしよう。二枚の写真の撮影間隔はちょうど一週間。七日間の間に、これだけ蕾が膨らんだのである。

つる薔薇の蕾(2021年3月28日撮影)
つる薔薇の蕾(2021年4月4日撮影)

 例年、薔薇の開花は5月に入ってから。開花までまだ一月ほどあるはずだが、蕾をみているとそれよりも早く咲きはじめてしまいそうな勢いである。写真を見較べると、先週も雨だったようだ。週末に降られると、予定がくるってしまうのでつまらない一日となる。今日も雨に降りこめられて、やろうと思っていたクリスマスローズの鉢増しもできなかったのだ。

つる薔薇のシュート(2021年4月4日撮影)

 今年は、つる薔薇の株元からたくさんのシュートが伸び始めている。若い新芽の色が瑞々しくて美しい。これは来年、花を付けるための枝になる大切な部分である。折ったり傷つけたりしないよう、麻紐でゆるくトレリスに誘引して守りながら、大切に育てなければならない。

 うっかりしていると、シュートが塀とトレリスとの隙間に入り込んでしまうことがある。そうなると、あとでつる薔薇としての誘引ができなくなってしまうので、まめに観察していなければならない。シュートが隙間に入り込んでしまっているのに気付いたら、まだ新芽が柔らかいうちに、トレリスの外に出すよう軌道修正する必要があるのだ。

 週末園藝家の私も、平日の朝、鉢植えへの水遣りのついでに、毎日ちょっとだけ目をやって見るようにしているのである。