原種系チューリップ「ライラックワンダー」が咲いた

 原種系チューリップのライラックワンダーが開花した。

原種系チューリップのある寄せ植え(2021年4月14日撮影)

 これは、ダイソーで購入した球根だ。いや、ダイソーで購入した球根だと思う。記録を残していないからはっきりとしたことは言えないのだが、記憶をたどると原種系チューリップのセットを購入するより前に、ダイソーで珍しい球根を見付け、購入したはずなのである。

 そして、咲いた花は、この球根セットに付属していた品種表のどれとも異なる花の姿なのだ。

 インターネットで調べると、ダイソーでライラックワンダーという原種系チューリップを購入した方がいて、その方の家で咲いた花と我が家で咲いた花とが瓜二つ。おそらく、今日咲いた花は原種系チューリップのライラックワンダーなのであろう。そう思うことに決めた。

原種系チューリップ「ライラックワンダー」の蕾(2021年4月11日撮影)
原種系チューリップ「ライラックワンダー」(2021年4月14日撮影)

 ピンクの花弁の中心が丸く黄色に色づいて大変美しい花が咲く。雨に濡れた姿が秀麗である。蕾(つぼみ)も薄いピンクで姿が整っていて、咲く前から美しい。

原種系チューリップ「ライラックワンダー」(2021年4月14日撮影)
原種系チューリップ「ライラックワンダー」(2021年4月14日撮影)

 ライラックワンダーを植えた方のブログを見ると、植えたままで毎年咲いているようなので、コンテナではなく花壇に植えた方が良かったかもしれない。秋にダイソーで球根を見付けることがあったら、今度は庭に地植えにしてみたら面白いかもしれない。いや、今咲いているライラックワンダーが枯れたら、球根を掘り上げて庭に移植しても良いのだ。

 今年これまでに咲いた原種系チューリップの中では、この花が最も美しいと思う。ダイソー恐るべし。適当に百円で球根を買ってもこんなに楽しめるとは。