家庭菜園の土作り(その2)

 先日の作業で家庭菜園の土作りは完了させたつもりだった。しかし、土に入れるつもりでしまっておいたのに、作業をした日に見つからなかった竹炭が出てきたので、今日、追加の作業を行った。

 この竹炭はいつどこで手に入れたのか全く記憶にないのだが、昨年納戸を整理した時に、遠い昔に買ったはずの液肥や園芸用の殺虫剤と一緒にしまいこんであるのを発見したものである。家庭菜園が連作障害に見舞われたようなので、ちょうどよいものが見つかったと思い、そして、ピーマンが中々枯れないので土作りに手を付けられずにいるうちに、置いた場所が分らなくなってしまっていたものだ。

 ついでに、有機石灰を鋤きこむことにした。有機石灰も園芸用の収納箱の中に入れたままになっていたもの。家庭菜園は暫く面倒を見ていなかったので、土壌が酸性になっているのではないかと考え、竹炭と一緒に土に入れることにした。竹炭もアルカリ性のはずだから、有機石灰は少なめに入れれば大丈夫だろう。

 竹炭と有機石灰を菜園にばら撒いたところ。年末に耕したばかりだったので、土を攪拌するのは簡単だった。

 満遍なく土をかき混ぜて完了である。二度目の作業で気付いたことは、土の中に以前植えた野菜の根が結構残っていたということである。一度目の作業の時は、菜園に立てたままになっていた支柱を分解して片付ける作業で疲れてしまい、土を耕す作業を行ったときにはすでに集中力が切れてしまっていたのだろう。

 体力に自信のない方は、体を使う作業は幾日かに分けてゆっくりと行った方が良いだろう。私も、これからは気を付けることにしよう。

【関連記事】

植えたままのガーデンシクラメンが開花間近に

 玄関の花壇に植えたままにしていたガーデンシクラメンが花を咲かせそうだ。枯れてしまった千日紅を処分したら、いつの間にか花を咲かせそうになっているのに気付いたのである。

 今まで気づかなかったのは、繁茂した千日紅の陰に隠れてしまっていたためだろう。

 この株は、この花壇で夏を二度越したものだ。本当は、地上部が枯れたら掘り上げて涼しく乾燥した場所で保管しておくべきなのだが、無精をして二年も花壇に植えたままにしてしまった。

休眠から覚めたガーデンシクラメン(2020年12月27日撮影)

 すぐそばから芽を伸ばしているのは、植え場所に困ってこの場所に植えたアネモネ。球根から育ったものだ。ここにガーデンシクラメンが隠れていることに気付かず、球根を植付けてしまったようだ。

 いまさらアネモネを移植するわけにもいかないので、このままにしておく。アネモネとガーデンシクラメンの華麗な共演を見られるだろうか。

ガーデンシクラメンの蕾(2020年12月29日撮影)

  蕾の色を見ると、白かピンク、あるいは紅白の花が咲きそうだ。私の記憶の中には赤いシクラメンしかないのだが。

 一年草は華やかでよいものだが、こうして忘れた頃に咲いてくれる多年草や球根植物も、心を豊かにしてくれるものだ。

【関連記事】