クリスマス・ローズはクリスマスには咲かない。正確に言うと、クリスマスに咲く品種もあるにはあるが、ほとんどのクリスマス・ローズはクリスマスには咲かないのである。が、この名前はなかなか良いので、誰も変えようと言い出さないのだろう。
上の写真は、赤い花を付けるクリスマス・ローズである。この場所は塀の北側に位置していて、陽当りが良くない。クリスマス・ローズは夏の直射日光や暑さが嫌いで、半日陰でも育てることができるのである。このクリスマス・ローズは、もう何年もこの場所で毎年美しい花を見せてくれている。今年は寒さが厳しいせいか、まだまだ芽が出たばかりだ。
ちなみに、上のクリスマス・ローズは、花が開ききるとこのようになる。大変美しく、愛らしい花である。クリスマス・ローズは本当に手間がかからないのに、毎年素晴しい花を付けてくれる。
こちらは黒い花を付けるクリスマス・ローズ。花芽もしっかり黒いのが判るだろう。ここも同じく陽当りが良くない場所である。
上の写真は、一昨年に咲いた黒花のクリスマス・ローズの様子だ。地味だが、味わいのある花色をしている。黒い花は焦点が合いにくいのか、撮影するとピンボケ写真が多い。花が下を向いているため、ディスプレイを見て確認できずに、カメラ任せになってしまうためもあるのだろう。うまく取れる写真はごく一部である。
こちらは去年手に入れたクリスマス・ローズ。まだ鉢植えで管理している。去年、春のうちは陽当りの良い南向きのウッドデッキに置いていたが、盛夏になって他のクリスマス・ローズの近く、陽当りの良くない場所に移したものである。今年もピンクの可愛らしい花が咲くだろう。
こちらが去年のクリスマス・ローズ。透き通るような美しい花色だ。庭植えにしても良いと思うが、さてどこに植えたらよいのだろうか。
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