老朽化したウッドデッキの解体

 昨日今日と、老朽化したウッドデッキの解体作業を行っていた。気が利かないことに、作業中の写真も、作業前後の写真も撮影していない。本当に必死に作業を行っていたので、そのような余裕がなかったのである。

 我家を手に入れた頃に自分で作ったウッドデッキが2箇所あった。一つは南側のメインの庭。最初に造ったものだ。ウッドデッキ上部に雨除けも設置した。
 もう一つが、西側の変形地に造ったものである。この二つ目のウッドデッキはほとんど利用しなかった。ウッドデッキにつながる雨戸さえ滅多に開けることがなかったくらいである。そういえば、この二つ目のウッドデッキはパーゴラ付きだった。

 どちらも自分で設計して造ったものだが、完全に機能した。

 しかし、二つ目に造ったウッドデッキが腐ってしまい、外壁塗装を予定していることもあって思い切って解体撤去したのである。思えば、パーゴラの柱に使った木材が屋外用の処理がされていないものだったらしく、ここから腐ってきたのである。ために、パーゴラはとっくに撤去済みだ。
 あまり使っていなかったために、メンテナンスもいい加減だったのかも知れない。

 使った道具は、電動ドライバーと電動チェーンソー。チェーンソーは今回購入した。正直、自分でチェーンソーを所有することになるとは、思っていなかった。電動ドライバーも大変役に立った。驚くべきことに二十年前に締め込んだステンレス製のネジが今も完璧に機能したからである。屋外の雨のかかる場所で二十年経ったのに、電動ドライバーで楽々抜くことができたのだ。

 すべてばらして、駐車場で可燃物として捨てられる大きさにカットし、指定のごみ袋に収めて作業は終了である。作業には二日間かかった。体に自信がある人なら、一日で完了できる作業量だろう。

 木屑が大量に出て掃除が大変だったが、作業は比較的楽だった。さっぱりした気分である。

 しかし、普段全く運動をすることがない私には重労働だったらしい。

 体のあちこちが痛くて仕方がない。