権現堂桜堤に行ってきました

 埼玉県幸手市の県営権現堂公園(埼玉県幸手市大字内国府間(うちごうま)887番地3)に権現堂桜堤はある。ここは桜の名所として有名で、毎年桜まつり期間中に花見に訪れていたのだが、今年は仕事の関係で満開の桜を見ることができなかった。

権現堂桜堤(2019年4月13日撮影)
権現堂桜堤(2019年4月13日撮影)
権現堂桜堤(2019年4月13日撮影)
権現堂桜堤(2019年4月13日撮影)

 というわけで、今日、一週遅れで桜を見に行ってきた。結論を言うと、まだ十分に楽しめる状態だ。時々桜吹雪が乱舞して、それに得も言われぬ風情を感じる。桜祭りは9日(火曜)で終了しているので、屋台も出ておらず静かに散策を楽しむことができた。

水仙も咲いています(2019年4月13日撮影)
ムスカリも咲いています (2019年4月13日撮影)

 屋台でたこ焼きや今川焼などを買い食いするのも花見の楽しみの一つなのだが、こうして静かに景色を見ながらそぞろ歩きできるのもなかなかよろしい。そして、駐車場にすんなり入れるのは何よりもありがたい。満開頃に自動車で権現堂を目指すと、必ず渋滞に巻き込まれ、駐車場の入口に辿り着くまでに一時間から一時間半もかかることが通例となっているからである。
 今日は待ち時間ゼロで駐車場に入ることができた。買い食いの楽しみはないが、そして最盛期の花を見ることもできないが、こうして時期をずらして名残の桜を見るのもなかなか贅沢なものだ。

 明日は日曜日。今日の明日だから、まだ桜は残っているはずだ。この連載を見た人は迷わず権現堂を目指すべし。

桜吹雪が見えるでしょうか?(2019年4月13日撮影)

美しいオステオスペルマム

 今週もオステオスペルマムが美しく花を広げている。 花弁がピンと伸びて、 花の形が端正なので、まるで勲章が咲いているかのようである。今年初めて植えてみた品種だが、眺めていても飽きるということがない。晩に花が閉じて朝起きてみるとまだ開き切っていない。陽射しを浴びて初めて花弁が完全に開くのである。

オステオスペルマム(2019年4月7日撮影)

 花もちもよく、今の季節でも切り取る花柄は週一回の花がら摘みで一鉢当り二、三本と言ったところなので、手入れも比較的楽だ。平日は昼間に開いたオステオスペルマムを見ることができないのが残念である。

 そういえば、月も改まったのでそろそろ肥料をやらないといけないかな。次の土日に置き肥をしよう。

オステオスペルマム(2019年4月7日撮影)

 そういえば、このオステオスペルマムは多年草のはずだから、花壇に植えても面白いのではないか。ただ、植える候補地の花壇は、花を植える前に手を入れる必要があるのだ。花壇の縁に入れてある煉瓦の埋め込み方に問題があるようなので、少しばかり煉瓦を調達して、花を植える前に、そして暑さがやってくる前に花壇の改造をしたいと思っているのである。

 これまでもガーデニングは植える場所を限定して続けてきたが、手が廻らない部分は積極的に手を入れて良くしようという気にならなかった。しかし、この連載を始めてから、庭を美しく彩りたいという、園芸を始めた頃の気持が少しだけ戻ってきたような気がしている。

オステオスペルマム(2019年4月7日撮影)

 楽して楽しむガーデニングは、何処へいってしまったのだろうか?

夏の植栽計画

 夏に向けて植える植物を計画することにした。これまで、行き当たりばったりで、適当に購入してきた苗を植えるばかりだったのである。

夏に向けて植えてみたい花を考えてみた

  • ダリア
  • 桔梗(これまできちんと咲いたことがない。陽当りの良い場所に植えて、たくさん開花した姿を鑑賞したい。)地植えにすべし。
  • ジニア
  • ルドベキア
  • ポーチュラカ、松葉牡丹(上手くいったことがないのだが……)
  • ガザニア
  • マリーゴールド
  • アメリカンブルー
  • 百合
  • ランタナ(七変化)
  • 秋明菊(もう一度花壇の中に咲かせたい)

 夏場は水遣りが大変だから、鉢植えは鬼門なので、花壇を充実させるのが良いと思う。百合や桔梗、秋明菊などのような、古くから我が国で愛でられてきた花を育ててみたいような気がしてきたのは、歳のせいだろうか。

 以上のうちで植えた記憶がないのは、ルドベキアくらいのものだ。どれも陽当りの悪い場所で、プランターに植えたためにうまくいかなかった記憶がある。陽当りの良い場所で地植えにすると違う結果が得られるのではないかと考え、再挑戦してみたいのだ。

 我が家では、玄関前(北側)の花壇周辺にハンギングバスケットやプランターを置いて、その部分だけを管理するようにしているのである。

花壇の再生

 鉢植えのことをインターネットで調べていたら、いま空き地のようになっている庭の花壇をもう少し作りこみたいような気持になってきた。1m四方ほどの小さな区画で本来植物を育てようと思っていた部分なのだが、雑草がはびこるので、防草シートを敷き詰めた状態にしている部分があるのだ。

 今は、そのスペースにラブリー・メイアン(薔薇)が一株だけ植わっている。(枯れずに残っているという方が正確だろう。)

 楽して楽しむガーデニングを追求するはずだったのに、情報発信を始めただけで、何か創造的なことをしたくなってしまうのは何故だろうか?

 そして、この付け焼き刃のようなやる気がいつまで続くのだろうか?

ネメシア開花

 ネメシアを植替えことは先週投稿したばかりであるが、鉢上げして陽当りの良い場所に置いたら、たった一週間で目覚ましいほどに開花した。

ネメシア(2019年4月7日撮影)

 正直言うと、これほど短期間で変化が現れるとは思っていなかった。このブログを始めていなければ、開花を諦めて、夏の花に場所を譲るためにネメシアの株は廃棄してしまっていたかも知れない。

ネメシア開花(2019年4月7日撮影)
ネメシア開花(2019年4月7日撮影)
ネメシア開花(2019年4月7日撮影)

 いい加減に植替えたのだが、その割にはいい感じに花を咲かせてくれた。こんなことなら、培養土を用意してきちんと植替えればよかったと思っている。後悔先に立たずで、今から一週間前に戻って心を込めて植替えることも、先週の自分に意見することもできないのだ。

 が、そんな私の思いをよそに、ネメシアはただ美しい花を咲かせるのみである。

ネメシア(植替え前)(2019年3月31日撮影)

 最後の写真は一週間前、植替える前のネメシアである。プランターの中央に株だけ大きくなって、ほとんど花の咲いていないのが先週のネメシア。植替える前のネメシアである。

 ネメシアは陽当りが悪いと極端に花付きも悪くなるようだ。今後、この場所に植えるのは控えることにしよう。

グラハム・トーマス(Graham Thomas)のシュート

 ここでの連載を始めてから花壇を注意して観察するようになったのだが、そのおかげかつる薔薇(バラ)、グラハム・トーマスの根元からシュートがたくさん出ていることに気付いた。
 シュートは大切に育て、古くなった枝と入れ替えることにより、花付きの良い状態を維持することができる。ベーサルシュートは垂直になるように誘引し、長くなり過ぎた場合は先端を剪定することにしている。花は放任して咲かせてしまっている。

 根元から出ているものをベーサルシュートといい、枝の途中から出るシュート(サイドシュート)よりも重要である。サイドシュートは直立した状態で誘引すると、すぐに株全体の長さを遙かに超えてしまうので、取扱いが厄介なのである。

つる薔薇のシュート(2019年3月31日撮影)
つる薔薇のシュート(2019年3月31日撮影)

 薔薇の根元に雑草が生えているのは御愛嬌。薔薇のとげに邪魔されて、雑草を引き抜くことができないのだ。しかし、シュートってこんな時期に出るものだったっけ?
 夏に出るものだったと記憶しているのだけれども。

 グラハム・トーマスはイギリスの育種家、デビッド・オースチンが作出した薔薇、イングリッシュ・ローズの一種です。強健で花付きも良く、大変おすすめの品種と言えるでしょう。 我が家では、塀に誘引してつる薔薇(バラ)として育てている。

グラハム・トーマスの花(2015年5月撮影)

 最後に、グラハム・トーマスの花を載せておこう。後一月ほど経てば咲き乱れるグラハム・トーマスの姿をお見せすることができるはずである。

ネメシアの植替え

  玄関前のプランターに夏に向けた植物を植える場所を確保するためもあり、 蕾はつくのだが一向に花が咲かないネメシアを植替えて、陽当りの良い南向きのウッドデッキに置いた。

植替え前のプランター
植替えたばかりのネメシア(三株あり)

 植替えたのは日曜日のことである。玄関前の収納ボックスに保管してある培養土を、ウッドデッキまで持っていくのが面倒だったので、写真奥に写っているプランターの土を再利用したら、思いのほか水はけの悪い土になってしまっていた。朝方まで雨が降っていたので、湿った土を押し込んだのが悪かったのかも知れない。
 ネメシアは水はけの良い土を使用すべきだったのだが、枯れてしまわないか少々心配である。

 そんな心配をよそに、一日おいて今朝確認してみると、明らかに開花が進んでいる様子だった。今日は平日のため、写真を撮る時間がなかったので、画像をお見せすることができないのが残念である。やはり、陽当りが最も重要なのだろう。

 このネメシアは多年草だったはずだから、良い花が咲くようであれば、夏越しさせてみても良いと思っている。問題は、夏越しに好適な、雨の当らない涼しい場所というのが我が家には存在しないことなのであるが。