クリスマスローズ開花

 クリスマスローズがいつの間にか開花していた。苗の状態で開花状態を確認せずに買ったものだが、八重の品種でなかなか美しい花を付ける品種である。

クリスマスローズ(3月9日撮影)

 昼間は日陰になる場所に地植えにしたところ、ほぼ何も手をかけなくても毎年咲くようになった。クリスマスローズは強健な品種である。気付いたときに、枯れた花や葉を取り除き(鋏を使うこと)、後は肥料をやるくらいで手入は十分である。本家の薔薇に較べると全く手がかからないと言ってもよいくらいだ。

 花のように見える部分は実は花ではなく、「がく」の変形したものである。そのため、花を楽しめる期間が非常に長いことも、この花の長所である。

 クリスマスローズはまだ比較的高価だが、長く楽しめることを考えると割安な植物だといえるだろう。

クリスマスローズ(3月9日撮影)

 この花の唯一の欠点はせっかくの美しい花を下向きに付けることであるが、鉢植えにして高いところに置いたり、一段高くなった花壇に植えるなどすればその欠点も補うことができるだろう。

 初心者向けとはされていないと思うが、実は初心者でも楽しめる植物ではないかと思っている。