パンジー、ビオラの育て方

 学名:Viola
 科名:スミレ科
 属名:スミレ属

 春の花の定番パンジーとビオラです。耐寒性が強く、寒さの厳しくなる前に根付かせれば、厳冬期も花を付け続けます。
 植物学的にパンジーもビオラも同一の品種で、園芸的には花の大きなものをパンジー、小さなものをビオラと呼びます。

 性質は強健で、育て方は簡単。ガーデニングを始めるにあたり、最初に試すべき草花です。

置き場、環境

 日当りの良い場所を好みます。我が家では、毎日一時間から二時間しか直射日光の当らない場所で、ハンギング式のポットで育てていますが、花の途絶えたことはありません。多少日当たりの悪い場所でも、育てられないと諦めることなく、試しに植えてみても良いのではないでしょうか。

苗の入手

 種から育てることもできますが、苗を買うのが無難です。一株100円から200円程度で、花の付いた苗を購入できます。種から育てる場合は8月末頃に蒔くと、翌年に花を咲かせることができます。

ビオラ(2019年3月撮影)

植え付け

 地植えも鉢植えも可能。地植えの場合は日当りの良い場所を適当に耕して元肥を入れ、苗の根が直接肥料に触れないように間に5cm程度土を入れてから苗を植え付ける。

 植え付ける時には、その深さに注意が必要です。ポット苗の土の部分が、地面から飛び出しても、深く埋まってしまってもいけません。ポット苗の土が地面とちょうど同じ高さになるように植え付ける必要があります。植付け後にたっぷり水をやっておきましょう。

 鉢植えの場合は、鉢底石は不要です。用意するのは植木鉢と苗と培養土のみ。培養土は元肥入りをおすすめします。地植えの場合と同様、深さに注意して植え付けたら水をやって終了です。

肥料

 肥料入りの用土を用意するか、肥料なしの用土にあらかじめ緩効性肥料を混ぜておきます。元肥が切れた頃から、追肥は月に一回程度置き肥します。が、それほど神経質になる必要はありません。時々肥料をやり忘れても花は咲きますし、枯れてしまうこともありません。

ビオラ(2019年3月撮影)

水やり

 真冬の間は、大抵週一回程度の水やりで十分です。用土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出すくらいたっぷりと水をやります。温かくなった後は、週二回程度の水やりが必要になります。
 鉢植えの場合は、水やりをおこたると、株を枯らすことになってしまいますので、定期的に確認が必要です。

花柄摘み

 真冬の間は、水やりと同じで週一回花柄摘みをします。暖かくなったら、週二回程度花柄摘みをするのが望ましいのですが、週一度でも問題ありません。

病気と害虫

 咲くのが冬期から春にかけてということもあり、病気や害虫に悩まされた記憶はありません。初夏にアブラムシを見つけることがありますので、シャワーの水流で吹き飛ばすか、殺虫殺菌剤で防除するとよいでしょう。病気にも害虫にも効く薬剤を一本用意しておくと便利です。

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